編集局 
不妊治療大国・日本、生殖補助治療件数は33万件に
晩婚・晩産化が進む日本は、世界有数の不妊治療大国と言われている。日本産科婦人科学会のまとめによると、体外受精など生殖補助治療件数は2012年は32万6426件。5年前の約2倍に増えている。これは人口比では米国(17万件…

政府が昨年12月にまとめた地方創生に関する…
政府が昨年12月にまとめた地方創生に関する総合戦略には、中小企業の事業承継支援の拡充が盛り込まれている。後継者不足で廃業に追い込まれ、独自の技術が失われるケースが目立っているためだ。 中小企業の後継者がいないのは案外…

歌の論評もなくNHK紅白ばかり話題にする“平和な”各誌新年特集
◆新潮は他愛ない裏話 年が明け、松も取れて、寒波の中で日本列島は新年を迎えている。週刊誌は「迎春増大号」を出しているが、内容は新しい年のスタートにしては物足りない小ネタばかりだ。なかでも大晦日に行われたNHK紅白歌合戦…

北極星が見えない夜空
子供の頃、夜空を見上げると、晴れた日には空いっぱいに星が輝いていた。特に夏の夜は7時すぎまで明るいので、ついつい遊びに夢中になって辺りが真っ暗になって夜空の星や天の川を見ながら家に帰ったことも多かった。家に帰っても夕食…

死刑がなかった平安時代 大妻女子大学比較文化学部教授 上垣外憲一氏に聞く
高野山は今年、開創1200年を迎える。空海は唐からもたらした真言密教で旧仏教をはじめ神道や修験道を総合し、満濃池改修などの社会活動も行った。平安時代の基礎となった空海の思想は日本仏教史にどう位置づけられるのか、岩波講座…

テロの新たな時代始まる
パリ銃撃事件、世界に衝撃 フランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」のパリ本社襲撃テロは、テロの新たな時代を予感させる出来事だった。欧州最大のイスラム社会を抱えるフランスで起きたイスラム過激派テロは、欧州のみならず、西…

米の中東政策 影響力傷つけた優柔不断
2015 世界はどう動く 識者に聞く(6) 元米国防副次官補 スティーブン・ブッチ氏(中) ――中東に対する米国の影響力がオバマ政権下で大幅に低下している。 オバマ大統領は米国が中東で困難に直面しているのは、ブッシュ…

フォビア時代への処方箋はこれだ!
パリの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」本社へのテロ襲撃事件はフランス国民だけではなく、世界に大きな衝撃を与えている。11日にはパリで欧米の閣僚会議が開催され、反テロへの結束を強めた。 仏週刊紙本社襲撃の直接の動機はイス…

人気職業は医師、軍人、警察官
地球だより スイス企業が昨年末、タイで行ったアンケート調査で、「住みたい夢の国」を問う質問に対しタイが1位に浮上した。まあ、住めば都だし健全なナショナリズムのなせる業とも思えるが、2位は3位の米国を抜き、日本だった。 …

成人の日、計り知れぬ可能性秘めた世代
きょうは成人の日である。総務省のまとめによると今年、新成人となるのは男性65万人、女性61万人の合わせて126万人で、21年ぶりの増加だ。第2次ベビーブーム(1971~74年)世代を親に持つ子供たちが20歳に達し始めた…

法王来比控え高まる熱気と混乱
国民の約8割がカトリック教徒のフィリピンでは、ローマ法王の訪問を間近に控え、次第に熱気が高まる一方、ミサなどの一連の行事に多くの人々が殺到することが予測されており、混乱を防ぐため関係機関が準備を整えている。訪問まで1カ…

どのような「言論の自由」を守るか
オランド仏大統領は9日夜、2件のテロ事件の解決を受け、国民に向かって反テロで一体化しよう」と呼びかけた。 武装した2人のイスラム過激派テロリストが7日、パリの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」本社を襲撃し、自動小銃を乱射…

帝京大が密集戦で完勝、チーム結束の6連覇
全国大学ラグビー、東京・味の素スタジアムで決勝 赤いジャージーの帝京大が次々と相手をのみ込んでいった。密集戦の攻防で完勝して主導権を握り、決勝の最多得点となる50点をマークして6連覇。岩出監督は「ほっとしてます」と目尻…

白鵬が前人未到へ、「1強」の単独最多33度Vか
大相撲初場所、きょう初日 昨年夏場所からの4連覇で、大鵬に並ぶ歴代最多の32度目の優勝を遂げた白鵬。2015年は前人未到の地へ踏み出す。「昨年のような年にしたいし、そのときの運もある。その運をつかんだりしたい」。静かに…

子役タレントの小林星蘭さん、一日通信指令
「110番の日」で警視庁 「110番の日」の10日、子役タレントの小林星蘭さん(10)が警視庁の一日通信指令本部長を務めた。小林さんは「110番通報は緊急時だけと正しく理解してほしい」と訴えた。 小林さんは警察官の制…

中京大、赤ちゃんロボット「スマイビ」を開発
高齢者向け、お世話して癒やし効果に期待 何もできず、世話をしないと泣きだすロボット。中京大学は9日、赤ちゃんロボット「スマイビ」を自動車部品メーカーの東郷製作所(愛知県東郷町)と開発したと発表した。抱っこや呼び掛けに反…

水着姿で氷点下12度の寒さでも日光浴
クリミア半島のエフパトリヤで ロシアが編入したウクライナ南部クリミア半島の西部エフパトリヤで、日光浴を楽しむ女性。 寒中水泳の愛好家グループの一人で、水着姿で氷点下12度の寒さもなんのその。(AFP=時事)

安倍政権圧勝のタイミングで群衆とナチス扱う「サンモニ」新春特集
◆戦後70年に当てつけ 戦後70年の新年を迎えたところで、4日放送のTBS「サンデーモーニング」は「新春スペシャル“群衆”と戦後70年」という特集を組んでいた。ナレーションで「今、世界で起きている群衆の動きを通して戦後…

イスラム国の脅威 オバマ戦略では打倒困難
2015 世界はどう動く 識者に聞く(5) 米国防副次官補 スティーブン・ブッチ氏(上) ――オバマ米政権はイスラム過激組織「イスラム国」を打倒できるか。 できない。オバマ政権が自ら課した(地上部隊は派遣しないという…

「橙ののりたるくぼみ鏡餅」(江口竹亭)。…
「橙ののりたるくぼみ鏡餅」(江口竹亭)。都会生活をしていると、何事もコンパクトになりがち。鏡餅も手の平サイズですませ、ちょっとした飾り物扱いだ。 田舎にいた時は顔ぐらいの大きさのものを供えていた。ちょうど固くなり始め…

浅田真央「スケートが好きと改めて感じた」
アイスショー「スターズ・オン・アイス」に出演 競技を離れて休養しているフィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が10日、大阪・なみはやドームで始まったアイスショー、スターズ・オン・アイスに出演し、今年の初滑りを披露し…

異物混入、企業の危機管理再検証を
日本マクドナルドホールディングスは、商品に相次いで異物が混入していた問題で記者会見を開き陳謝した。しかしその後も異物が見つかり、製品に対する消費者の不安が広がりつつある。マクドナルドは危機対応に厳格であるべきだ。 業界…

金正恩氏はプレスリー・ファン?
北朝鮮の金正恩第1書記は8日、32歳の誕生日を迎えたが、国内では公式の祝賀会は開催されなかったもようだ。労働党機関紙など同国メデイアも最高指導者の誕生日に言及していない。興味深い点は、中国政府が祝賀のメッセージを送った…
