[明日へのノート] rss

スマホ世代が親になる時、支える社会が重要に

 歩きスマホや依存、トラブルに巻き込まれる可能性まで、スマートフォンに関わる問題は繰り返し叫ばれているが、対応がなかなか難しい。歩きスマホなど以前より増えているのではないかと感じるほどだ。   そう思っていると、「スマホ…

続き

短い旅で見た日常とは違う家族の新しい顔

 日曜日に河口湖に行ってきた。子供たちが「Go To キャンペーン」を使った1泊2日の家族旅行を計画したので、それに便乗したわけだが、土曜は夜まで用事があったので、少し早めに切り上げさせてもらい、深夜に家族と合流するため…

続き

ほっこりした“おチビちゃんたち”のハロパレ

 今年のハロウィーンは、例年なら大混雑する東京・渋谷駅前のスクランブル交差点付近でさえも区からの自粛要請もあって、仮装姿は少なく、大騒ぎにはならかったようだ。近年、全国各地に広がっていたハロウィーン・パレード(ハロパレ)…

続き

韓国のフェミニズム旋風とジェンダーの先鋭化

 韓国は男尊女卑への反動なのか、歴代政権が過激な男女平等政策を採ってきたこともあり、女性の社会進出が急激に進んでいる。韓国の「男女雇用平等法」制定は日本の2年遅れだが、幾度も改正を重ね、議員、公務員などの女性比率は日本を…

続き

結婚や子育てに幸福を感じる社会つくりを

 最近、結婚について改めて考えさせられることが続いた。  一つは、遠方に住む筆者の弟の長男と長女、筆者にとっては甥(おい)と姪(めい)が、ほぼ同時に結婚が決まったことだ。甥は仕事先で相手と知り合い、姪の相手は大学の先輩で…

続き

昔の体育の日の「全町大運動会」が懐かしい

 台風14号の影響で10日(土)に予定されていた孫の幼稚園の運動会が11日に順延された。10月10日といえば、かつての「体育の日」。筆者の故郷では毎年、町内の幼稚園、小・中学校、各地域の町内会が総出で「全町大運動会」を行…

続き

情より知が先行し「死」が悲しくない若者

 知り合いから「進路相談に乗ってほしい若者がいる」と言われ、その専門学校生(20代)と喫茶店で会い2時間余り話し込んだ。初対面だというのに、よく話す青年だった。  コンピュータープログラミングを学んでいて将来は、人工知能…

続き

再浮上した少人数学級議論にエビデンスを

 8月25日の教育再生実行会議の議論を受け、政府は来年度から少人数学級を段階的に進める意向を示した。政府の試算によれば、今後10年で児童生徒数が約100万人減ることから、教員を5万人増やせば、現行の40人学級を30人学級…

続き

辛い時こそ頭と体と心に栄養を与えてあげて

 仕事や生活の中で「辛(つら)い時こそ、頭と体と心に栄養を与えてあげてください」という言葉(健康長寿番組で耳にしたこと)が耳に留まった。確かにそうだな、と思った。大病をせずに、長生きするコツだという。  頭の栄養とは、本…

続き

菅官房長官の目指す自助・共助・公助の国造り

 自民党総裁選の候補者3人の公約を聞いて、ハッとしたのが菅官房長官の「目指す社会像は、自助・共助・公助」という一言だった。この言葉を久しぶりに耳にした気がしたからだ。  菅氏は、最初は自分で、そして家族や地域が互いに助け…

続き

安倍首相に受け継がれた政治の信念「結果責任」

 筆者が小中学生だった頃、首相といえばほとんどの期間、佐藤栄作首相だった。安倍晋三首相の大叔父だ。当時も多くの政治案件があって与野党が激しく対立したのだろうが、特に小学時代は全く関心外。高学年の時に大学紛争の嵐が全国で吹…

続き

迷った挙句の盆の帰省、意識した国難下の夏

 「いつまで続くのかな?」  人と会えば、あいさつ代わりにこんな言葉が交わされるコロナ禍の昨今。マスクを着けた顔では表情が分かりにくいが、誰もがやり場のない思いを抱えているのが伝わってくる。  恨めしいコロナ禍だが、東京…

続き

社会通念を一変させた、特別な夏の「自粛葬」

 例年、梅雨明けに百名山に登るのだが、7月末まで異例の長梅雨が続いた。8月に入ると、県をまたぐ移動、外出自粛のムードに押され、結局お盆の山行も断念した。今年は夏山に一度も登ることなく終わる、「特別な夏」となった。  お盆…

続き

家庭や地域のつながりが育む「力」

 今年のお盆は7割の人が帰省を取りやめたというニュースがあった。筆者もその一人である。子供の学校の夏休みも終わり、今週からいつもの生活に戻っている。  帰省の代わりに、実家には手紙を書いた。電話より手紙の方が気持ちが伝わ…

続き

今こそ国と地方の新仕組み、「地方創生」が必要

 新型コロナウイルス感染が再び拡大する中、先月22日から始まった「Gо Tо トラベル」キャンペーン。直前に東京が除外されたり、キャンセル料の方針が変わったりと混乱のうちに始まったが、その後もコロナ感染が全国的に広がり、…

続き

ステイホームで喜ばれぬ夫、高まる妻のストレス

 コロナ感染がまだ「夜の街」中心だった頃、中学時代の同級生(女性、東京在住)から電話が入った。お盆の帰省シーズンに、気心の知れた同級生たちが集まるのが恒例になっているが、「今年はどうしたものか」との相談だった。感染拡大で…

続き

第2波に備えて「学び方」の発想転換を

 東京中心にコロナ感染者数が再び広がりを見せている。子供を抱える保護者や子供たちにとって、今年は厳しい夏になりそうだ。遅れた授業を取り戻そうと、多くの小中学校は夏休みを短縮し、授業計画を立てている。夏休みが最短4日という…

続き

子供の予防接種は「不要不急」にあらず

 7月7日付に【なるほど小百科Q&A】「通常の予防接種、延期の是非は?/コロナで神経質にならず予約を」の記事を読んだかのように、学生時代の友人からSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で「孫の予防接種だ、接種中は泣…

続き

自然の前には、まだまだ至らない人の知恵

 雨が降ります/雨が降る/遊びに行きたし/傘はなし/紅緒の木履(かっこ)も/緒が切れた  外で遊びたい盛りの小学校1、2年の頃に習った。北原白秋が大正7年、児童雑誌『赤い鳥』に発表した詩に作曲家の弘田龍太郎が曲を付けた童…

続き

一枚のマスクに日本人ならではの心温まる光景

 コロナ感染第2波到来の懸念が高まっているのに、気が緩んでいる自分を発見する。最近、マスクなしで外出することが何度かあった。そんなこともあるかと思い、鞄(かばん)の中に予備を何枚か入れているので、事なきを得ている。  地…

続き

良き最期を、生きることと死ぬことを考える

 『死という最後の未来』(著者:石原慎太郎、曽野綾子/幻冬舎)がネット上で話題になっている。石原氏87歳、曽野氏88歳と、ほぼ同い年。家も近所で昔からの友人というが、意外にも会う機会はほとんどなかったという。  法華経を…

続き

ワーク&ライフ実現、 テレワーク継続のメリット

 最近の調査で緊急事態宣言解除後のテレワーク実施率は全国平均25・7%、4月中旬より2・2%減だという。とは言え、1000人以上の大企業では今も4割前後が実施中だ。  わが家は出勤前の「いってらっしゃい」の慣行は残しなが…

続き

3カ月ぶりに学校が再開されて

 首都圏の学校でも今月、休校措置が解除された。ほぼ3カ月ぶりの再開である。  筆者の子供が通う学校は、取りあえず時差通学で通常より1時間遅い登校で、授業も時間が短縮されている。長い休みの間、子供はユーチューブで電車やスポ…

続き