Date archive for 2021
北海道地震きょう3年「立ち止まらず復興を」
44人が亡くなり2300棟が全半壊、追悼式で犠牲者に祈り 震度7の揺れを観測し、44人が犠牲となった北海道地震の発生から3年となるのを前に、甚大な被害を受けた厚真町で5日、追悼式が行われた。参列した遺族ら約80人が…
コロナワクチン3回目接種、感染予防に「効果」
海外報告を受け政府が検討へ、「異種混合」には慎重論も 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、ワクチン接種に新たな動きが出ている。感染予防効果が持続するとの海外での報告を受け、政府は2回接種後に3回目を追加する「ブースタ…
小売り・飲食・宿泊業界、脱プラスチックを急ぐ
スプーンなど代替素材に、コストや利便性などハードル高く 政府はプラスチック製品の使用削減を義務付ける新法の施行に向け、無償提供の使い捨てスプーンなど12品目で大手企業に対策を求める制度案を示した。環境汚染の原因としてプ…
大谷翔平が43号3ラン、疲れ知らずの活躍
4試合ぶりにアーチ、9勝目あげた前日に続き勝利に貢献 エンゼルスの大谷が4試合ぶりにアーチを架けた。六回無死一、二塁。左腕アラードの初球を捉えて右翼席に運んだ。メジャートップを走る43号。今季エンゼルスタジアムでの25…
日本航空、CAが千葉県山武市の魅力をPR
「魅力発信プロジェクト」で、稲刈りなどで動画を作成 千葉県山武市は、日本航空の客室乗務員(CA)による稲刈りの撮影を行った。成田空港に近接する同市と日航の共同企画「魅力発信プロジェクト」の一環。市のコメをPRするため、…
月面での乗り物「有人与圧ローバ」が注目される。
宇宙飛行士、野口聡一さんが宇宙開発などについてインタビューに答え、「時代の変わり目。これからいろいろな企業がそれぞれのやり方で宇宙を征服していく」と話している(小紙8月30日付)。 その中で特に宇宙への移動手段開発の可…
期待されるイベルメクチン―大村智博士に聞く
期待されるイベルメクチン―大村智博士に聞く(上) COVID-19(新型コロナウイルス)の感染拡大が進む中、わが国でも治療薬として有力視されるのが、2015年ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智博士が発見・発明したイベ…
東京パラ閉幕、共生へ心のバリア取り除いた
共生社会へ向けての確かな手ごたえを残して、東京パラリンピックが閉幕した。新型コロナウイルスが蔓延(まんえん)する困難な状況下で、大きな問題もなく13日間の大会を成功裏に終えることができた。大会の遺産(レガシー)を多様性…
アフリカ中部でIS「カリフ国家」復活を警告するエジプト・サイト
◆拡大続くISWAP アフガニスタンからの米軍撤収を受けて、イスラム主義勢力タリバンが実権を掌握、テロ組織、アルカイダや「イスラム国」(IS)系組織「ISホラサン州(ISK)」の勢力拡大が懸念される中、アフリカ中部でも…
コロナ禍の今、考えること
NPO法人修学院院長 久保田 信之 日本的な「個の確立」を 我欲に打ち克つ努力」が自粛 このところ連日夕刻になると、テレビ各社が、当日の新型コロナ感染者の動向について、棒グラフで知らせてくれます。重症者および死亡者の実…
東京都「酸素ステーション」の利用が低調
稼働率は最多で3割、辞退者多く、感染者増に備えて必要 東京都が新型コロナウイルスの自宅療養者を一時的に受け入れるために開設した「酸素ステーション」のうち、渋谷区の軽症者向け施設の利用が低調だ。1日の稼働率は最も多い日で…
「空中バイク」25年に電動モデルを本格投入へ
A.L.I.テクノロジーズ、国内初となる公道走行を目指す ドローンなどを手掛けるベンチャー企業のA.L.I.テクノロジーズ(東京)は、地上から数㍍の高さで空中を走行する「ホバーバイク」について、電動モデルを2025年に…
中国政府、芸能界への締め付けを一斉に強化
脱税摘発に養成番組禁止、政治目標「共同富裕」の標的に 中国政府が、人気女優の巨額脱税を摘発したり、アイドル養成番組の放送を禁じたりし、芸能界に対する締め付けを一斉に強化している。拡大した経済格差を是正する「共同富裕」が…
投降したロシア船員200人を救助、史実を映像化
日本海海戦で沈没、島根県江津市和木町の住民らが救助 日露戦争中の日本海海戦(1905年)で被弾し、沈没したロシア・バルチック艦隊の輸送船「イルティッシュ号」の乗組員を日本人が救助した歴史にまつわるドキュメンタリー映像が…
伝説的ポップグループ「ABBA」が新曲発表
40年ぶりの再結成、「分身」が歌うコンサート計画も スウェーデンの伝説的ポップグループ「ABBA(アバ)」は2日、ユーチューブのビデオ動画で、11月に新アルバム「ボヤージュ」をリリースすると発表した。1970~80年代…
車いすテニスの国枝慎吾、男涙きの金メダル
柔軟な体活かし王者の対応力、信じられない復活劇 万感の思いが涙になる。車いすテニス男子シングルスで、国枝慎吾(ユニクロ)がパラリンピック王者に返り咲いた。「一生分泣いた」。身にまとった日の丸に顔をうずめ、男泣きした。 …
バドミントン里見紗李奈、涙の初代女王
「続けてよかった」、泥臭く攻めてライバルに逆転勝ち 女子シングルス(車いすWH1)決勝。相手のシャトルがネットにかかって優勝が決まると、里見紗李奈(NTT都市開発)は何度も拳を握り、目元を拭う。「信じられないくらいうれ…
バドミントン鈴木亜弥子、完全燃焼でメダル2個
一度は引退した34歳、シングルスで銀、ダブルスで銅 鈴木亜弥子(七十七銀行)は女子シングルス(上肢障害SU5)決勝で宿敵の楊秋霞(中国)に0-2で敗れ、悔しい銀メダルとなった。 この舞台での対戦を見据えて強化してきた…
ボッチャ・ペア、善戦及ばずも価値ある銀メダル
感染対策の制約の中で工夫し練習、「全員で取ったメダル」 個人とチームがともにメダルを獲得し、期待が高まる中で迎えたボッチャのペア(脳性まひ・運動機能障害BC3)決勝。必死の追い上げを見せたが、タイブレークの末に敗れて惜…
上地結衣と大谷桃子、寝不足と格闘し銅メダル
車いすテニス女子ダブルスで、メダルの喜びには浸らず 車いすテニス女子ダブルスの上地結衣(三井住友銀行)大谷桃子(かんぽ生命保険)組が3位決定戦で中国ペアを下し、この種目で日本勢初の銅メダルを獲得した。ともに十分な睡眠を…
テコンドー太田選手、競技の魅力体張りアピール
冬季メダリストが現役復帰、連続蹴りは世界トップクラス 東京パラリンピックのテコンドー女子58キロ超級に出場した太田渉子選手(32)=ソフトバンク=。冬季パラリンピックにスキーで3大会連続出場したメダリストだが、引退後に…
「世界最高のUD」車いすから見た国立競技場
使いやすい広めのトイレ、随所に障害者への配慮細やか 東京五輪・パラリンピックのメイン会場となった国立競技場は、障害者らへの配慮から多様なトイレを設置するなど「世界最高のユニバーサルデザイン(UD)」をうたう。大会終盤、…
共生社会実現へ、東京パラの「レガシー」に期待
聴覚や知的障害の国際大会、周知の好機逃したと懸念も 東京パラリンピックは5日に閉会する。高まった障害者スポーツへの関心を、共生社会実現に向けた「レガシー(遺産)」となし得るかが課題だ。「聴覚障害者の五輪」と呼ばれるデフ…