Date archive for 2021
菅義偉首相退任へ、沖縄に向き合い大きな功績
菅義偉首相はこのほど、自民党総裁選への不出馬を表明した。官房長官時代から沖縄の政策を取り仕切ってきた菅氏の退陣は県内の政界や経済界から驚きをもって受け止められている。近く実施される衆院選への影響は小さくない。(沖縄支局…
研究するほど奥深い「古酒」の独特の香りに注目
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 9月4日は「古酒の日」。 沖縄の酒といえば泡盛だが、泡盛を3年以上貯蔵したものを古酒という。沖縄の方言でクースーと呼ばれ、語呂合わせに由来する日だ。県の酒造組合は例年、この日に泡…
なぜ、自然免疫力が議論されないのか Why is no one talking about natural immunity?
バイデン政権は、ワクチン接種戦略を追求しており、民間企業や公立大学に対して、勤務や通学ができるための前提条件として新型コロナウイルスワクチン接種を強制することを推奨しさえしている。疾病管理予防センター(CDC)は、すで…
岸防衛相、横須賀基地に寄港した英空母を視察
インド太平洋への関与を歓迎「英国の強い意思を感じた」 岸信夫防衛相は6日、米軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に初めて寄港した英最新鋭空母「クイーン・エリザベス」艦内を視察した。この後、岸氏は中国の海洋進出を念頭に「イン…
アフガン人協力者「私たちを見捨てないで」
日本政府に訴える悲痛な声、退避希望者は800人超か アフガニスタンから米軍が撤退して1週間。イスラム主義組織タリバンが実権を握る同国には、日本政府に長年協力してきたアフガン人が取り残され、その数は800人超に上るとみら…
英女王の葬儀計画明らかに、リーク報道が物議
暗号名「ロンドン橋作戦」、政府高官は不快感を示す エリザベス英女王(95)の死去に備え、政府が準備している国葬までの行動計画の詳細が一部で報じられ、騒ぎとなっている。「ロンドン橋作戦」の暗号名を持つ極秘計画の全容が明ら…
同時テロ20年、長男は消防士、次女は救命士に
NYの元消防士カルホウンさん、星条旗を手に同僚ら追悼 2001年の米同時テロから20年の節目を前に、ニューヨークの元消防士ケビン・カルホウンさん(62)が取材に応じ、この20年を「一日一日を積み重ねていく中で、建設的に…
幻想的光景が彩る、高層ビルの間に沈む夕焼け
テニスの四大大会、全米オープン開催中のニューヨークで 米ニューヨークで開催されているテニスの四大大会、全米オープンでは連日、熱戦が繰り広げられている。 2回戦が行われた2日、マンハッタンの高層ビルの間に夕焼けが沈む幻…
北極海温暖化とロシアの安全保障
ロシア研究家 乾 一宇 天然の障害・海氷が減少 原潜の聖域から「普通の海」に 北極海の温暖化にともない航路の利用や資源開発について、いろいろと議論が行われている。 ロシアは、北東航路がロシア沿岸を通ることから、帝政ロ…
橋本聖子会長「一定のバーは超えられた」
東京五輪・パラを総括、無観客で組織委の収支は赤字へ 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は6日、パラリンピック閉幕から一夜明けてメインプレスセンターで記者会見し、五輪を含む東京大会全体を振り返って「完全な形…
日本選手団の河合団長「無事が何よりの成果」
コロナ陽性者出さず、メダル総数51個は「大きな成果」 東京パラリンピックの閉幕から一夜明けた6日、日本選手団の団旗返還式が東京都内で開かれ、河合純一団長はあいさつで「無事に13日間を送れた。それが何よりの成果」と総…
さようなら「パラマーク」、巨大シンボルを撤去
お台場海浜公園の海上から撤去、解体されリサイクルへ 東京都は6日午前、東京パラリンピックの閉幕を受け、お台場海浜公園(港区)の海上に設置していたパラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」の巨大モニュメントを撤去し…
東京パラ閉幕、選手や関係者らの出国ラッシュ
成田・羽田空港に長蛇の列、日本の対応に「感謝している」 東京パラリンピック閉幕翌日の6日午前、成田、羽田両空港は各国・地域の選手団や関係者らの出国ラッシュが終盤を迎えた。成田空港では、オランダなどへ出発する航空便のチェ…
リオ金ゼロを反省、実力蓄えた日本勢の5年間
金メダルは13に、コロナ禍や自国開催の重圧はねのける 日本は金メダルを13個まで積み上げた。金ゼロに終わった前回リオデジャネイロ大会の反省を生かせたことが大きい。 5年前は金の候補が銀にとどまった。代表格は競泳男子の…
障害者スポーツ、パラリンピックで裾野広がるか
注目集めるも残る課題、金銭面や指導者の負担が大きく 東京パラリンピックを機に注目を集めた障害者スポーツ。競技環境は改善されつつあるが、選手の経済的負担や指導者の確保など課題は依然多い。関係者は「未来へ裾野を広げるための…
伊外科医ストラダ氏死去、対テロ戦争現場で人道貫く
米同時テロから20年、アフガニスタンからの米軍撤退が進行し、タリバンが首都カブールを制圧する直前の8月13日、対テロ戦争の舞台となったアフガン、イラクなど紛争地帯で広く人道支援を行ってきたイタリアの外科医ジーノ・ストラ…
ブラジルで狂牛病2頭、中国への輸出を停止
ブラジルの保健当局は5日、ブラジル国内で狂牛病(BSE)に感染した牛2頭が発見されたため、最大輸出国でもある中国への輸出を一時的に全面停止したと明らかにした。中国以外の欧州や中東諸国等への輸出状況は不明。 輸出停止は…
コロナ禍の新学期、広がる「ハイブリッド授業」
登校かオンライン授業か選択可能、保護者から歓迎の声 新型コロナウイルス感染拡大下で新学期を迎えた小中学校で、登校するか、オンラインで授業を受けるかを選択できる「ハイブリッド授業」が広がっている。感染対策で登校を控え…
北海道震災から3年、遺族らが犠牲者の冥福祈る
37人が犠牲となった厚真町で、「自分も前を向かねば」 最大震度7を観測し、44人が死亡した北海道地震から6日で3年となった。37人が犠牲となった厚真町では、遺族らが思い思いの場所で犠牲者の冥福を祈った。 同日午前、地…
ロッテ・益田直也投手、悔しさ糧に守護神奮闘
両リーグ最多の30セーブ目、味わった悔しさが原動力 ロッテが今季初の首位に立った5日の日本ハム戦。3連投となった抑えの益田直也投手(31)が九回を3人で片付け、試合を締めた。リーグトップの30セーブ目を挙げ、「勝ちを届…
侍J・稲葉篤紀監督、星野仙一さんの供養碑訪問
金メダル獲得を報告、4位だった北京の借りを東京で返す 東京五輪野球日本代表の稲葉篤紀監督が6日、五輪で野球が前回実施された2008年北京大会で監督を務めた星野仙一さんの供養碑がある愛知県あま市の瑞円寺を訪れ、金メダル獲…
コロナ禍でホームスクーリングが急増ーオーストリアから
地球だより 親が子供を学校に通わせず、自宅で勉強させる傾向が強まってきた。オーストリア文部省によると、新学期が始まる前に3600人の子供が学校登録を抹消し、その数は最大6000人になると見込まれている(学校登録を抹消し…
電力「地産地消」、ブラックアウト回避に備え
2018年北海道地震の教訓、道内の自治体で対策が始まる 2018年の北海道地震では、国内初の大規模停電(ブラックアウト)が発生。離島を除く道内全域に影響が及び、電気のない生活が最長2日間続いた。これを教訓に、道内の自治…