侍J・稲葉篤紀監督、星野仙一さんの供養碑訪問
金メダル獲得を報告、4位だった北京の借りを東京で返す
東京五輪野球日本代表の稲葉篤紀監督が6日、五輪で野球が前回実施された2008年北京大会で監督を務めた星野仙一さんの供養碑がある愛知県あま市の瑞円寺を訪れ、金メダル獲得を報告した。五輪前にこの場所で必勝を誓った稲葉監督は「見守っていただきありがとうございました、と。良い報告ができてうれしい」と語った。
選手として臨んだ北京五輪は4位に終わっており、「北京の借りは東京で返すと言ってきた。自国開催で金を取れて星野監督も喜んでいると思う」としみじみ話した。
東京五輪を最後に代表監督は退いたが、今後へ向け「もっと野球界に恩返しができるように、しっかりやっていきたい」と表情を引き締めていた。