Date archive for 2021
中露に日韓豪欧連携し対抗、バイデン氏が安保暫定指針
バイデン米政権は3日、包括的な国家戦略「国家安全保障戦略」策定に向けた暫定指針を発表し、中国について、「経済、外交、軍事、先端技術の力を結集し、安定的で開かれた国際システムに対抗する能力がある唯一の競争相手」と位置付け…
みずほATM障害、信頼を裏切った責任は重い
みずほ銀行の現金自動預払機(ATM)で、キャッシュカードや預金通帳が戻って来なかったり、預金引き出しなどの取引ができなくなったりする障害が発生した。 みずほ銀は過去にもトラブルを引き起こしている。顧客の信頼回復は容易…
差別の問題は広くて深い。女性差別は昨今…
差別の問題は広くて深い。女性差別は昨今話題になるが、日本でも欧米でも関心が高い。が、他にも問題になり得る件はいろいろある。 例えば高齢者。「老害」という言葉が広く使われるようになってから久しい。「害」という語が誤解を…
“K注射器”の魔法
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 日本の厚生労働省は2月中旬、米ファイザー社のワクチン接種を控えて仰天した。当初、ファイザーと“ワクチン1瓶当たり6人接種”を基準として総計7200万人分の供給を受けることで契約し…
砂漠の自然を満喫ーエジプトから
地球だより エジプトはナイル川流域を除けば砂漠で、その広大さは表現のしようがない。カイロから比較的近いオアシス、バハレイヤ・オアシスを旅すると都市部で全く体験できない砂漠の自然の奥深さを満喫できる。 ホテルに荷物を置…
『韓非子』で読む現代中国
哲学者 小林 道憲 独裁と法による覇権主義 信賞必罰が支配の根本原理に 韓非子は、自分が生きた戦国時代の現実から、利益本位に動く人間の現実を凝視していた。政治も、この利を好み罰を嫌がる人間の本性に根差して行わねばならな…
“親チャンス”問題に怒る社会の素顔、力持てば誰でも乱用の危険性
韓国紙セゲイルボ 大学卒業後、就職に成功するまで約2年の空白があった。数えきれない不合格通知、そのうち1カ所は地元の報道機関だったが、最終面接で苦杯をなめた。 面接の時、父の職業を聞かれたという話をすると、平凡な公務…
バイデン米政権、中東で初の軍事攻撃
トランプ前政権が離脱したイラン核合意復帰をめぐり、バイデン米政権とイランの意見が折り合わず対立が続く中、バイデン政権は2月、シリア東部でイランが支援する民兵組織に対し初めての軍事攻撃を行った。イラクに駐留する米軍主体の…
米インド太平洋軍 宇宙レーダーなど最新兵器配備要求
対中抑止力強化へ 米インド太平洋軍(INDOPACOM)が、高性能レーダー、長距離ミサイルなど最新の兵器を配備し、攻勢を強める中国に対抗する必要性を強調、2027年までの6年間で270億㌦を投じる計画を議会に提案してい…
夫婦同姓派への攻撃、保守系議員は堂々と信念貫け
選択的夫婦別姓に反対する保守系政治家への推進派の度を超した攻撃が続いている。中でも、丸川珠代男女共同参画担当相には、あたかも大臣の資格がないかのような批判が行われているが、別姓に反対する世論を無視した共同参画推進こそが…
「脱炭素に原発の役割大」と正論はく読売、安定供給の視点ない東京
◆危うい再生エネ頼み 「脱炭素」は時代を表す言葉の一つである。菅義偉政権は、2050年までの脱炭素社会の実現を政策目標の一つに掲げ、世界的にもバイデン政権の米国の「パリ協定」復帰もあり、欧州諸国を中心に二酸化炭素(CO…
ソ連が崩壊した後、しばらくたって米国を…
ソ連が崩壊した後、しばらくたって米国を旅する機会があった。1997年の秋で、ボルティモアの街を歩いていて写真館で道を尋ねた。主人は答えてから「自分はホモだ」と告げた。 写真家で文筆の仕事もしているという。私的なことを…
アフリカの軍事・政治情勢 激しさを増す中露の挑戦
日米豪印の「自由で開かれたインド太平洋」構想にも、中国の「一帯一路」にも、西のアフリカ大陸は重要な意味を持つ。だがそこでは今、欧米の存在と影響力が中露側から厳しい挑戦を受けている。 目につくのはロシアの動きだ。特に中…
中国・ウイグル問題「最優先」
バイデン米政権の通商政策、環境対策で輸入品課税も 米通商代表部(USTR)は1日、バイデン政権の通商政策の方針を示す報告書を議会に提出し、新疆ウイグル自治区で行われているウイグル族に対する強制労働への対応を「最優先項目…
米の生物兵器使用説を拡散、中国 朝鮮戦争ドラマで偽情報
中国国営テレビは昨年末から、米軍が朝鮮戦争中に中国に対し生物兵器を使用したという偽情報を、再び放送を通じて拡散させている。新型コロナウイルスの発生源として中国を非難する米政府を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる一…
文氏の対話呼び掛け、南北融和へ日本を利用か
韓国の文在寅大統領は日本統治下で起きた独立運動の記念日に演説し、関係が冷え込んでいる日本に対し「いつでも向き合って対話を交わす準備ができている」と述べた。 しかし、文氏は関係悪化の原因を韓国側がつくり出してきたことに…
孔子廟訴訟、那覇市の違憲状態の解消は困難
儒教の祖・孔子をまつる久米至聖(しせい)廟(びょう)(以下、孔子廟)の用地を那覇市が無償提供することは違憲かを争う住民訴訟の上告審で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)はこのほど、宗教的活動の援助にあたり違憲だと判断…
快適な環境の沖縄でスポーツ観戦を楽しむ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 男子プロ卓球リーグ(Tリーグ)で、琉球アスティーダが初優勝を果たした。五輪代表内定の吉村真晴を中心に若手選手が台頭し、リーグ戦は4チーム中、首位で終えた。プレーオフファイナルは、3…
中国へのおかしなコロナ対策費供与は止めよ Batty funding for the coronavirus: China should get no more U.S. dollars for dangerous research
米国人の税金が、命取りのコロナウイルスのパンデミック(感染病の世界的大流行)を招いたと思われる中国のコウモリのウイルス研究への資金援助に使われたことは、よく知られている。驚いたことに、今、その危険な研究への米国のカネの…
小型ヨットで1962年、世界で初めて単独…
小型ヨットで1962年、世界で初めて単独無寄港の太平洋横断を果たした堀江謙一さん。著書『太平洋ひとりぼっち』によると、出発13日目に台風に遭遇し、悪戦苦闘。夜半ふと目覚め「乗っているのは、ぼくひとりだ。だれもいやしない…
いずこも家では女性優位ー韓国から
地球だより 女性蔑視発言をしたとして東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任に追い込まれたドタバタ劇はこちらでもニュースになったが、儒教精神などの影響で長く女性蔑視の歴史があった韓国でも近年は政府をはじめ「…
多様な根深い差別を抱える米国
アメリカンエンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき テニスの四大大会の一つである全豪オープンの準決勝で大坂なおみが女子テニスの女王、セリーナ・ウィリアムズを負かした。次の女王が誕生した、とみるとともに、セリーナなく…