Date archive for 2021
独極右政党AfDに退潮傾向
躍進を続けてきたドイツの極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)に退潮傾向が見られ始めた。連邦議会選を含む過去の選挙戦では連戦連勝で、2017年9月24日の連邦議会選では得票率12・6%を獲得し、野党第1党の地位を確…
台湾情勢 日本は関係強化の法制定を
米国が中国の台湾侵攻に警戒を強めている。米国の同盟国で台湾と地理的に近い日本は、米台との連携を強化して有事に備える必要がある。 米軍司令官「有事近い」 中国の習近平国家主席は2019年1月、台湾政策を武力解放から平…
男子生徒自殺問題は「部活顧問との関係が原因」
沖縄県の県立高校2年生で、運動部主将だった男子生徒(当時17)が1月末に自ら命を絶った。この問題で、県教育委員会はこのほど、部活顧問との関係によるストレスが自殺原因とする第三者チームによる調査報告を発表。その中で、生徒…
「家庭科」の家族観への失望、悩む女子学生
「教師になる夢を諦めた友人がいる。私もどうしようかと悩んでいる」 2016年3月検定の家庭科教科書(高校)に「LGBT」(性的少数者)や「性的指向」という言葉が初めて登場したのを受けて、大学の教職課程で学ぶ女子学生に…
原発の無防備には怒り、日本国家の無防備には知らんぷりの左派紙
◆水際阻止がより安全 左も右も憤慨している。 「少なくとも1カ月以上、テロリストの侵入などにつながりかねない危険な状態が続いていた。信じがたい事態である」(朝日3月24日) 「安全に対する意識が根本から問われる深刻…
年甲斐(としがい)もなく涙が止まらなかった…
年甲斐(としがい)もなく涙が止まらなかった。白血病を克服した競泳の池江璃花子選手(20)=ルネサンス=が、日本選手権(東京アクアティクスセンター)女子100㍍バタフライ決勝で57秒77で3年ぶりに優勝した。 ゴールし…
沖縄県民こそボランティアを
沖縄大学教授 宮城 能彦 被災地で各地の問題直視 沖縄問題「相対化」する契機に 2011年3月11日の東日本大震災から10年が経(た)った。 10年目の節目ということで、テレビや新聞ラジオではその特集が目白押しである…
米で感染再拡大 非難の応酬
米コラムニスト キャサリン・パーカー 事実に基づく対策必要 独立機関設置し調査を 責任のなすり合いが好きな人はいないだろうが、当人にとってはそうでもないようだ。新型コロナウイルスワクチンの大量接種が進んでいる中で、感染…
日米韓安保協議 文政権の連携意志が問われる
バイデン米政権発足後、初めてとなる日米韓3カ国の対面による安全保障担当の高官協議が米国東部メリーランド州にある海軍士官学校で開かれた。言うまでもなく最大の議題は北朝鮮の非核化だが、日米と足並みを揃(そろ)えていない韓国…
同性婚否定「違憲」判決で結婚の目的から評価を分けた産経と朝日
◆裁判官の私見が影響 「私見の入らない論拠によって同性婚への賛同を論証するのは不可能だ。論証するためには、結婚の目的、あるいは目標や意義についてのなんらかの構想に頼らなければならない」 こう述べたのは、コミュニタリア…
最近、地震が多い。スマートフォンから…
最近、地震が多い。スマートフォンから警告音が鳴るようになったが、地震を体感する1、2秒前だから役立っているとは言い難い。自然の脅威は相変わらずだ。 地震や洪水は地球表面を取り巻くプレート間の軋(きし)みによって起こり…
対中戦略にグランド・ストラテジーを
日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子 日米豪印と欧州の連携必須 D10で政治・軍事的脅威に対抗 3月18日、アラスカで開催された米中外交トップ会談で、人権問題、サイバー攻撃、他国への経済的圧力などバイデン…
中国公船、領海内に26時間 沖縄・尖閣沖
国境警報 日本漁船に接近 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で日本の領海に侵入していた中国海警局の「海警」2隻が3日、領海を出た。2隻は約26時間、領海内にとどまり、日本漁船に接近したり、付近で漂泊したりしていた。尖閣諸島沖での…
まん延防止措置 変異株の監視体制強化を
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が明日から大阪、兵庫、宮城の3府県に初適用される。 「第4波」の拡大を抑え込むためには、感染対策の徹底と変異株への監視体制強化が求められる。 大阪な…
米ハイテク企業、新ロビー団体「進歩会議所」を設立 Big Tech has new advocate in Chamber of Progress
窮地に立つ米国のハイテク業界は、ワシントンの政策決定者たちの攻撃を阻止するために、「進歩会議所」という新たな圧力団体を設立した。ベテラン民主党補佐官で、元グーグルのアダム・コバセビッチ氏が立ち上げたリベラル派の連合利益…
中途半端な朝日「家じまい」特集、重みあるNW日本版の特別リポート
◆庶民が参考にできず 週刊朝日(4月9日号)が「『家じまい』で楽になろう」という特集を載せている。他誌の高齢者を対象とした「人生の片づけ」関連の類を同誌もやり出したのだ。だが、そこは二番煎じになることは避けたいから、「…
今さら花見の話でもあるまいが、ここ数日…
今さら花見の話でもあるまいが、ここ数日、じっくりと桜を見る代わりに「桜」の歌を聴いていた。森山直太朗さんの「さくら」をはじめとして、桜にまつわる名曲は多い。 それをメドレーのように聴いていると、気流子も自分の学生時代…
桜の短い開花はそんな人生の機微に触れて忘れ難い印象を残す。
今さら花見の話でもあるまいが、ここ数日… 今さら花見の話でもあるまいが、ここ数日、じっくりと桜を見る代わりに「桜」の歌を聴いていた。森山直太朗さんの「さくら」をはじめとして、桜にまつわる名曲は多い。 それをメドレーの…
なぜか台湾を安住の地に選んだ海兵 樋口 勝見
【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(13) 台湾との関わりはないが、屏東県の龍安寺に祀られている 「海角七号―君想う、国境の南」という台湾映画がある。2008年8月に台湾で、翌年12月に日本でも公開された。日本が台湾を…
コロナ禍2年目 宿泊・飲食業の体力が心配だ
自動車など輸出関連の製造業で回復が目立つ一方、宿泊・飲食などが再び悪化し、業種間の格差が鮮明になった――。3月の日銀全国企業短期経済観測調査(短観)が示した企業景況の実態である。 中でも、深刻な打撃を受けている宿泊・…
ミャンマー騒乱、落としどころは早期再選挙
《 記 者 の 視 点 》 タイには約100万人以上のミャンマー人が就労しているとされる。 バンコク支局時代にも、タイで多くのミャンマー人を目にした。何人かは友達付き合いもした。 その一人が支局に電話をかけてきたこ…
米海軍が黒海で共同演習、ロシアを牽制 U.S. Navy’s Sea Shield exercise sends a message to Russia
米軍司令官らは、ミサイル巡洋艦「モンテレー」が先週、ボスポラス海峡を通過し、地中海に戻ったが、これは軍事演習「シー・シールド2021」の終わり以上の意味を持つことを強調した。 演習によって、黒海はロシアだけのものでは…
新型コロナウイルスの感染拡大で、いろいろ…
新型コロナウイルスの感染拡大で、いろいろ自粛せざるを得ないことがあるが、残念なのは人と会えないことだろう。仕事上会うのは一種の大義名分もあり、直接面談できなければ、電話やメールあるいはオンラインがある。しかし友人などは…