Date archive for 8月, 2021
タリバンに勢い、アフガン州都が初めて陥落
政府軍の脆弱さが改めて鮮明に、市民の犠牲者増加の懸念 アフガニスタンで、反政府勢力タリバンの攻勢が激しさを増している。6日には、5月に米軍など外国軍が撤収を開始してから初めて州都が陥落。支援を失ったアフガン政府軍の脆弱…
米国、アフガン戦争での協力者の受け入れ拡大
難民扱いで移住許可、タリバンからの報復を避けるため 米国務省は2日、アフガニスタン戦争で米国に協力したものの、特別移民ビザ(査証)の取得資格を満たさないアフガン人について、難民扱いで米国に受け入れる方針を発表した。アフ…
野球日本代表、「結束」でつかんだ金メダル
稲葉篤紀監督、手紙に込めた選手たちへの思いで悲願達成 最後の打者を二ゴロに打ち取ると、選手たちはベンチを勢いよく飛び出した。日本が悲願の金メダル。稲葉監督は涙を流して選手と抱き合った。その後、マウンドに集まった胴上げで…
侍ジャパン、米国に零封リレーで悲願の金メダル
先発の森下暢仁が5回無失点の活躍、総力戦でつかんだ勝利 悲願の金メダルが懸かった決勝の大事な先発マウンド。独特の緊張感が漂う中で、大役を任された23歳の森下は臆することなく、躍動した。 150キロ超の直球は力があり、…
レスリングの乙黒拓斗、逆転でもぎ取った金
3年前の失敗を糧に成長、冷静に攻め土壇場で強みを発揮 試合終了のブザーが鳴ると、乙黒拓は何度も右腕を振り上げた。兄の圭祐から日の丸を渡され、マットに正座して顔を覆う。「すごいプレッシャーだった。夢をかなえられてうれしい…
乙黒拓斗、金獲得で伝説のレスラーにまた一歩
秘めた目標、「世界王者5回」恩師の高田さん超えへ レスリング男子フリースタイル65キロ級、乙黒拓斗選手(22)=自衛隊=は、秘めた目標を持つ。1976年モントリオール五輪と世界選手権で計5回頂点に立った母校・山梨学院大…
レスリング須崎優衣、4試合無失点で完全優勝
映像で相手を入念に対策、圧倒的な強さで難なく頂点へ 外国選手に負けたことのない須崎は、初の五輪でも無敵だった。4試合連続でテクニカルフォール勝ちを収め、しかも1点も与えずに金メダル。「本当に夢みたい」。笑顔がはじけた後…
ライバルに敗れ「0.01%の可能性」から頂点へ
レスリング須崎選手、失意の時もひたむきに練習し夢を実現 全試合1ポイントも許さない圧勝だった。レスリング女子50キロ級で金メダルに輝いた須崎優衣選手(22)=早大=。ライバルとの大事な一戦に敗れ、夢に描いた五輪の道が絶…
女子ゴルフの稲見萌寧、プレーオフ制し銀メダル
「出場できたことが奇跡」、正確なショットが最後まで持続 日本ツアーでは3戦3勝。稲見が絶対の自信を持つプレーオフで、銀メダルを獲得した。1ホール目をパーで上がると、コーがパーパットを外して勝負あり。真剣な表情が笑顔に変…
空手・組手のエース荒賀龍太郎、最低限の仕事
磨き上げた技を出す前の動き、目標の金には届かず銅 組手の男女6階級のうち、5階級でメダルを逃していた日本。最終種目の男子最重量級で、エースの荒賀が銅メダルを獲得した。敗れた仲間たちからは「頑張って」「応援している」と声…
父の教え、集中力とスピードを武器に銅獲得
空手組手の荒賀龍太郎選手、異名は「スピードドラゴン」 空手男子組手75キロ超級で銅メダル獲得を決めた荒賀龍太郎選手(30)=荒賀道場=は、持ち前の俊敏さから「スピードドラゴン」の異名を取る。日本の組手のエースは、恩師で…
高飛び込みの玉井陸斗、悔いなき決勝の大舞台
萎縮することなく入賞を達成、メダルとの距離は痛感 男子高飛び込みの玉井は予選、準決勝を経て、「五輪の雰囲気にだいぶ慣れてきた」と実感できていた。決勝でも萎縮することなく、力を出し切って入賞を果たした。 苦手の後ろ宙返…
14歳ダイバー、玉井陸斗選手が堂々の7位入賞
「楽しい時間を過ごせた」、決勝の経験でまた一つ成長 14歳のダイバーが魅せた。日本選手団の男子最年少、玉井陸斗選手=JSS宝塚=が高飛び込みで7位入賞を果たした。「楽しい時間を過ごせた」と話す決勝の舞台。貴重な経験で、…
女子マラソン一山麻緒選手、力走の8位入賞
「奇跡を起こす」恩師との約束胸に、日本17年ぶりの入賞 「東京五輪で奇跡を起こす」。女子マラソン一山麻緒選手(24)=ワコール=は、鹿児島・出水中央高時代の恩師、黒田安名監督(66)と交わした約束を胸にスタートラインに…
広中璃梨佳、2種目目の1万mも快走で7位
序盤には集団をリード、果敢な走りで25年ぶりの入賞 日本新記録で9位に入った5000メートルから中4日。女子1万メートルで広中がまたも快走を見せた。疲労を問題にせず7位に食い込み、今度は同種目で日本勢25年ぶりの入賞と…
新体操団体、予選落ちを覚悟した日本チーム
躍動感のある演技もミスが発生、辛くも7位で決勝進出 安堵(あんど)の思いがこみ上げた。団体総合予選の演技を終えた日本の5人は取材対応中に決勝進出が確定したのを知り、その場で抱き合って号泣。主将の杉本は「1個のミスで順位…
動き硬かった空手組手の植草歩、メダルに届かず
トレードマークの笑顔が消え、悔し涙「夢の舞台に感謝」 トレードマークの笑顔が消え、悔し涙が頬を伝った。植草は「自分を信じて応援してくれた方のためにも優勝したかった。勝てなかったことを、本当に申し訳なく思っている」。 …
ASチームも4位、日本2大会ぶりのメダルなし
勢いよく祭りのエネルギーを表現、定位置から抜け出せず デュエットFR予選から数えて五つ目の演技。最後のチームFRも日本は4位という定位置から抜け出せず、2大会ぶりのメダルなしに終わった。 祭りばやしや掛け声がふんだん…
ポーランドのユダヤ軽騎兵連隊
獨協大学教授 佐藤 唯行 国家消滅を防ぐため戦う 友愛・団結の象徴として英雄に 1793年、ポーランドは国家消滅の瀬戸際にあった。露・プロセインが結託して領土を奪わんと攻め寄せて来たからだ。所謂(いわゆる)第2次ポーラ…
五輪旗の引き継ぎ式「女性の時代の象徴に」
小池知事と24年の五輪開催地パリのイダルゴ市長が会談 東京都の小池百合子知事は7日、2024年の五輪開催都市であるパリのイダルゴ市長と都庁で会談した。会談後の共同記者会見でイダルゴ氏は、東京五輪について「国際社会は成功…
「五輪の意味あった」福島県産の桃の魅力を発信
「世界一おいしい」各国代表チームが絶賛、ネットで話題に 東日本大震災からの復興を理念に掲げた東京五輪で、福島県産の桃を絶賛する各国代表チームの声が世界に発信されている。インターネット交流サイト(SNS)には「福島の桃が…
卓球の水谷隼が引退の意向「冒険はここまで」
「目が完治するなら40、50歳まで」、若手への期待も口に 東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダル、男子団体で銅メダルを獲得した水谷隼(32)=木下グループ=が7日、現役を退く意向を示した。東京都内で開かれた日本代表の記者…
プラネタリウムのスクリーンで五輪競技を観戦
スポーツクライミングを観戦、迫力ある映像に親子ら興奮 プラネタリウムのスクリーンいっぱいに広がる競技映像を見上げながら東京五輪を観戦する企画が5日、東京都府中市で行われた。「自分がその場にいるように感じた」。抽選で選ば…