プラネタリウムのスクリーンで五輪競技を観戦
スポーツクライミングを観戦、迫力ある映像に親子ら興奮
プラネタリウムのスクリーンいっぱいに広がる競技映像を見上げながら東京五輪を観戦する企画が5日、東京都府中市で行われた。「自分がその場にいるように感じた」。抽選で選ばれた親子連れら約90人の観客は、臨場感あふれる映像に酔いしれた。
ドーム型スクリーンで観戦をしたのは、楢崎智亜選手(25)=TEAM au=らが出場したスポーツクライミングの男子複合決勝。競技は魚眼レンズを付けた専用カメラで撮影され、壁をよじ登る選手を下から見上げるような迫力のある映像などが中継された。
観客は感染症対策としてマスクを着用した上、声を出さず拍手で応援。楢崎選手が勝つたびに拍手が上がり、3本目のレースで落下すると落胆の声が起こった。