Date archive for 11月, 2018

奇妙な風が吹いている下院 Strange times in the House

 「サンフランシスコの価値観」の権化、ナンシー・ペロシは、先日、思いも寄らない政治グループからの支持の手紙をもらった。彼女はドナルド・トランプからファンレターをもらったのだ。漏れ聞こえてくるうわさ話に反して、別の詳しい話…

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「私の次の夢は、日本の有人ロケットで種子島…

 「私の次の夢は、日本の有人ロケットで種子島から宇宙に行くこと。お世話になった種子島の方々を乗せて、宇宙から地球を眺めてもらいたい」――種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)で初のロケット打ち上げが行われてから50年を迎…

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仏で燃料価格高騰、減税求めデモ過熱

政府はエコカー普及目指すも苦戦  フランス国内で燃料価格高騰への不満が高まる中、各地に広がる黄色いベストを着用した抗議デモが長期化している。同時に化石燃料を使わない電気自動車(EV)など、エコカーへの乗り換えを奨励する政…

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未成年者への性的虐待、映画で暴露

地球だより  米ボストンのカトリック教会聖職者による未成年者性的虐待の実態を暴露した米紙ボストン・グローブの取材実話を描いた映画「スポットライト」(トム・マッカーシー監督)は第88回アカデミー賞作品賞、脚本賞を受賞したが…

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アマゾン熱帯雨林消失が拡大 、過去10年で最悪に

 ブラジル環境省は24日、アマゾン熱帯雨林の消失量が過去10年で最大となったと発表した。2017年8月から18年7月に消失した熱帯雨林の面積は約7900平方キロ、東京都の面積(2191平方キロ)の3倍以上もの熱帯雨林が消…

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イスラエルの思想と自己犠牲

名寄市立大学教授 加藤 隆 特権を与えられた人間 神の命令に従う責任と義務  『ツキを呼ぶ魔法の言葉』の著者として一世を風靡(ふうび)した五日市剛氏だが、彼が学生時代にイスラエルで出会ったおばあさんの言葉は人を引き付ける…

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70歳就業、柔軟な制度設計が欠かせない

 政府は未来投資会議(議長・安倍晋三首相)で、成長戦略の方向性を取りまとめた。70歳までの就業機会確保については、企業に「多様な選択肢のいずれかを求める方向」と明記し、将来の義務化を検討する方針を示した。  少子高齢化が…

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ご存知ですか?「健康長寿新ガイドライン」

都健康長寿医療センター研究員・野中久美子氏  「ご存知ですか?『健康長寿新ガイドライン』ポイントを押さえて!あなたも健康長寿」をテーマにした東京都健康長寿医療センター研究所主催の老年学・老年医学公開講座が東京都文京区の文…

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教師支える社会に

 「教育新聞」(今年8月30日付)に、「元教諭の終わらない苦しみ」という記事があった。教師になって3年目、高校でバスケットボール部の顧問をしていた教諭は、部の生徒、特に担任のクラスにいた女子生徒を厳しく指導していた。  …

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辺野古地元住民の意向を無視し「政治操作のデマゴギー」を流す沖縄紙

◆地元が米軍基地誘致  沖縄の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の代替施設の移設先は、言わずと知れた名護市辺野古だ。その辺野古に米海兵隊基地「キャンプ・シュワブ」がある。だから、辺野古問題の核心は同基地を拡充し普天間の受け皿と…

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一年納めの場所である大相撲九州場所は3横綱…

 一年納めの場所である大相撲九州場所は3横綱不在となっても土俵は連日、満員御礼の垂れ幕の下で熱戦を繰り広げた。賜杯争いは千秋楽(25日)までもつれ込み、2敗で並んだ大関高安が敗れたため、小結貴景勝(本名・佐藤貴信、千賀ノ…

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「オバマ系判事」は存在する

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 最高裁長官の主張は間違い 司法の独立を損ねる  裁判官が政治的に独立しているということを示そうとして、固い信念を持つ大統領と政治的論争に挑むというのもおかしな話だ。  トランプ大統領が、…

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自主憲法制定の悲願忘れるな

NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 その場しのぎの「加憲」 日本の主権は奪われたまま  安倍晋三首相は、第197臨時国会で、衆参両院の本会議で所信表明演説を行った。その中で、自民党の憲法改正条文…

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米ニューヨーク・エリス島 「移民の玄関口」の歴史刻む

NEWSクローズ・アップ  米ニューヨーク湾にあるエリス島はかつて、自由や豊かな生活を求めて米国に渡ってきた移民たちの玄関口だった。多くの人が入国審査を受けたこの島には、移民国家としての米国を形作った歴史の1ページが刻ま…

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現代医療に対し「祈り」の効用や高額医療の弊を鋭く指摘する記事2題

◆『祈る心は、治る力』  週刊誌の読者層が高年齢化し、健康・医療をテーマにした記事が毎号のように載っている。その中で現代医療の在り方について物申した二つの記事に注目したい。一つは「帯津良一の『健脳』養生法-死ぬまでボケな…

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紅葉が盛りの京都を訪ね、東山の清水寺に…

 紅葉が盛りの京都を訪ね、東山の清水寺に足を運んだ。JR京都駅から市バスに乗って五条の停留所で降り、茶わん坂を上って行くと、鮮やかに染まったモミジが一面に。荘厳な国宝・本堂との調和が美しく見事だった。  ところが、にぎわ…

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台湾与党大敗、中国の圧力強化に警戒を

 台湾の統一地方選で与党・民進党が大敗した。「一つの中国」原則を受け入れない民進党の敗北を機に、中国の習近平政権が民進党の蔡英文政権への攻勢を強めることが予想される。 蔡総統が主席辞任を表明  民進党は22県市の首長選で…

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急接近するオーストリアと露

日本大学名誉教授 小林 宏晨 外相披露宴にプーチン氏 立ち位置問われるEU議長国  オーストリア南部に位置するシュタイアマルク州のあるゲストハウスで8月18日、オーストリア外相カリン・クナイスル氏(53)の結婚披露宴が開…

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“家族で食卓”健康に好影響

カナダ調査報告  感謝祭の連休を家族と過ごしストレスを溜(た)め込んでいる向きもあるかもしれない。しかし21日に米医療協会ジャーナルに発表されたカナダの調査報告によると、機能不全に陥った家族でも、食卓を囲むことにより、よ…

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ブラジルのヴァロンゴ埠頭を世界文化遺産に

黒人奴隷が上陸  ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界遺産委員会は23日、ブラジル・リオデジャネイロの港湾地区にある遺跡「ヴァロンゴ埠頭(ふとう)」を世界文化遺産に指定したと発表した。政府系ブラジル通信が報じた。 …

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大阪万博決定、人類の未来へ発信力示す機会

 2025年国際博覧会(万博)が大阪で開かれることが決まった。大阪万博は1970年以来55年ぶりとなる。  経済効果は2兆円規模に上るとみられ、2020年東京五輪・パラリンピック後の日本経済の牽引(けんいん)役として期待…

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匿名の論文掲載可能な学術誌発行へ Journal to give voice to silenced scholars

 学者らが、査読を通過した論文の匿名での発表を可能にする新たな学術誌を発行する。これは、学界で知的不寛容が拡大していることの表れだ。  プリンストン大学ヒューマン・バリュー・センターの生命倫理学教授ピーター・シンガー氏に…

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歯舞・色丹2島を最低か上限か各党が日露交渉を問うた「日曜討論」

◆北方領土返還の行方  東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議、東アジアサミット、アジア太平洋経済協力会議(APEC)では、舞台となる地域で「自由で開かれたインド太平洋戦略」、シルクロード経済圏構想「一帯一路」をそ…

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