Date archive for 1月, 2018

月の有人探査と日本の役割

慶應義塾大学教授 青木 節子 蓄積された科学的知見 宇宙飛行士多く居住技術も  2017年12月12日、第3次宇宙基本計画(平成27年策定)の平成29年版の工程表が宇宙開発戦略本部(議長・安倍晋三首相)で決定された。第3…

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「平成30年の節目にお姿を」

新年一般参賀、新春皇居に大勢の人  皇居・宮殿で2日行われた2018(平成30)年の新年一般参賀。来年4月末の退位が決まった天皇陛下や御一家の姿を見ようと、遠方から夜行バスや飛行機で上京した人も多く、新春の皇居は大勢の人…

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米、アジアへの軍事関与強化

前米海軍制服トップ、本紙に語る  2015年9月まで米海軍制服組トップの作戦部長を務めたジョナサン・グリナート氏はこのほど、世界日報とのインタビューに応じた。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮や覇権主義的な動きを隠そうとしな…

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alt="新春政治座談会に出席した、左から細野豪志・希望の党憲法調査会長、中谷元・自民党憲法改正推進本部長代理、馬場伸幸・日本維新の会幹事長、本紙編集局長代理・政治部長の早川一郎(司会)"

新春政治座談会 「待ったなし!憲法改正」

新春政治座談会 待ったなし!憲法改正(上)  日本国憲法施行から70年を迎えた昨年の国会は、衆参両院とも憲法改正勢力が3分の2を超え、改憲機運が高まっている。  こうした中、自民党憲法改正推進本部長代理の中谷元氏、希望の…

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「穏やかで心豊かな年に」

新年一般参賀、平成最多12万人超  新年恒例の一般参賀が2日、皇居で行われた。天皇陛下は皇后陛下や皇太子殿下御夫妻、秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方とともに計5回、宮殿・長和殿のベランダに立ち、参賀者に手を振って応えられた。  …

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北へミサイルなど供与計画、中国共産党内部文書から発覚

 中国共産党は昨年9月、北朝鮮が核実験を凍結すれば、北朝鮮への支援、新型ミサイルを含む軍事援助を強化することを極秘に計画していたことが、党の内部資料から明らかになった。中国共産党は、厳格な情報管理を行っており、政策に関す…

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方言よ、消えるな!

 東北にある筆者の実家には筆者の父、兄夫婦、そしてその長男夫婦と3歳になる娘の4世代が住んでいる。所用で、実家を訪れた時、かわいい盛りの甥(おい)の長女と遊んだが、そのおしゃべりにほとんど訛りがないことに気づいた。標準語…

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節目の年に臨んで、伝統の継承と刷新滞りなく

 平成30年が明けた。天皇陛下の御退位が来年4月30日と決まり、平成はあと1年4カ月ほどで幕を閉じる。12月23日を天皇誕生日としてお祝いするのも今年が最後となる。御代替わりを目前にした節目の年に、心して臨みたい。 御代…

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北朝鮮問題の分析甘過ぎる毎日と「中露朝密輸ネットワーク」暴露した読売

◆ゲリラ侵入から50年  新たな年を迎えた。平成30年、明治から数えて150年の節目の年。年頭から日本列島は寒波に見舞われている。どうやら厳冬の1月になりそうだ。お隣の朝鮮半島はどうだろうか。寒さはわが国よりはるかに厳し…

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「片膝つき」のジェスチャーが遺したもの Legacy of the ‘Kneelers’

 (試合前の)国歌斉唱中に起立を拒否して、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の名前を傷つけた、かつて、サンフランシスコ・フォーティナイナーズのクオーターバックだったコリン・キャパニックは、多分、一休みしているだけ…

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今年の干支(えと)の犬は、オオカミが家畜化…

 今年の干支(えと)の犬は、オオカミが家畜化したものとされる。人間との付き合いは古く、「人類最古の友」とも言われる。日本でも縄文時代から飼われていたようで、愛媛県の上黒岩岩陰遺跡から埋葬されたとみられる犬の骨が出土してい…

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私の青ヶ島生活 菅田正昭

大きく変化した暮らしぶり 変わらぬ精神生活・信仰  国の離島航路・離島振興の類型では、青ヶ島は孤立小型に属している。「鳥も通わぬ…」と謳われた八丈島の、さらに南方67㌔の太平洋上に浮かぶ絶海の孤島である。東京からだと約3…

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離島は日本の未来予想図

日本離島センター専務理事 小島愛之助氏に聞く  人口減などの課題を抱える離島をさまざまな側面から支援し、「アイランダーズ」などのイベントを主催する公益財団法人・日本離島センターの小島愛之助専務理事に、離島の人口減対策や昨…

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EEZ内に大規模な海底資源群

メタンハイドレート、レアアース、海底熱水鉱床… 30年代後半以降の商業化目指す  人類最後のフロンティアといわれる深海底には多くの資源が眠っている。尖閣諸島付近の大規模な油ガス田をはじめ、日本の排他的経済水域(EEZ)内…

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アイランダー2017  全国の離島が大集合

「島への移住」メインテーマに  全国から200以上の島が集まる「アイランダー2017」(主催・公益財団法人日本離島センター)は、11月18~19日の2日間にわたって東京・東池袋のサンシャインビルで開かれた。同イベントは平…

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石川県輪島市・舳倉島 日本海に浮かぶアワビの宝庫

北朝鮮漂流船に顔曇らす  石川県能登半島沖の日本海に浮かぶ舳倉島は、輪島市から約50㌔離れ、周囲約5㌔、面積約55㌶の小さな離島だ。最高部が標高15㍍と平坦で、火山の噴火活動による安山岩で形成されている。夏場は海女漁が盛…

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沖縄県・久米島 島ぐらしコンシェルジュを配置

1年半で33人移住実現  沖縄本島から西方約100㌔に位置する久米島。ピーク時に1万7千人を超えた島内人口は現在、8千人を割るまでに減少し、過疎地域に指定されている。人口減少ペースと高齢化率は県内の平均を上回り、年間約1…

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沖縄県・座間味村 好調な観光が人口減食い止め

 沖縄県那覇市から西40㌔。座間味、阿嘉、慶留間の三つの有人島で構成される座間味村は人口900人程度でありながら、年間、約10万人が訪れる観光地。2014年に座間味島を含む慶良間諸島が国立公園に指定されると、入域観光客数…

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離島の活性化が日本を守る

 古くは「大八島国」と呼ばれた日本。「古事記」にはイザナギ、イザナミ二神の「国産み」によって、淡路島、四国、隠岐、筑紫(九州)、壱岐、対馬、佐渡、本州の八つの島がまず誕生したとされる。わが日本が島国であることは神代からの…

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香川県・小豆島 島一周サイクリングやバーベキュー

移住の若者活躍する島に  瀬戸内海に浮かぶ香川県・小豆島で昨年5月14日、Uターンで島に戻ってきた若者が企画する「小豆島一周サイクリング&無人島BBQ」(主催・土庄町、土庄町地域おこし協力隊)が行われ、17人(島外者15…

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試練の年迎える日本外交

日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 一層強まる中朝の脅威 日韓米協調、日米同盟強化を  新年を迎えるに当たり、恒例のことだが、昨年を振り返り今年を占ってみたい。昨年も多事多難の年であった。激動の年であった。世界各地…

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地球温暖化阻止 米中の取り組みがカギ

 昨年11月(6~17日)、ドイツのボンで開催された国連気候変動締約国会議(COP23)を現地取材した。地球温暖化により 異常気象が加速度的に進み、世界が「脱炭素社会」に向け舵(かじ)を切る中、日米、欧州、中国やインドそ…

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新春座談会 文明史の中の明治維新

大変革準備した江戸期の充実  今年は明治維新から150年を数える。アジアの近代化の先駆けとなった大変革の文明史的な意義、光と影そして今日の日本人が学ぶべきことについて東大名誉教授・小堀桂一郎氏、作家の竹田恒泰氏、平成国際…

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