Date archive for 2017

米の制裁復活、キューバは民主化進めよ

 トランプ米大統領は、キューバ系住民が多い南部フロリダ州マイアミでの演説で、キューバに民主化を強く要求するとともに制裁措置の一部復活を正式表明した。 関与戦略から大きく転換  トランプ氏は演説で「(キューバが)何万人もの…

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沖縄県南城市の久高島に野菜工場の建設を計画

沖縄離島活性化推進事業を活用  「神々の島」として知られる沖縄県南城市の久高島に産業振興の起爆剤として野菜工場を造る計画が進められている。沖縄離島活性化推進事業の補助金を用いるものだ。ところが、一部メディアが疑惑ありきの…

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AKB総選挙で全国区に

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  人気アイドルグループAKB48選抜総選挙が17日、沖縄県豊見城市の中央公民館で行われた。  この総選挙は当初、「豊崎美らSUNビーチ」で行われることになっていたが、沖縄の梅雨空が長…

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共和党員を狙った銃撃戦 A shooting war on Republicans

 水曜日、バージニア州アレクサンドリア市内で行われていた議員らの野球の練習中に銃を撃ちまくり、1人の共和党議員と数人の議員関係者にけがさせたことに対して責任ある唯一の人間は、イリノイ州ベルビル出身のジェームズ・トーマス・…

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「子供の貧困」が現代社会の“通奏低音”と…

 「子供の貧困」が現代社会の“通奏低音”として流れている――と言った社会学者がいたが、確かにそうだ。貧困家庭で暮らす子供は、大学進学率やその後の年収も低くなる傾向があり「貧困の連鎖」が懸念される。  2012年現在、日本…

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南北鉄道に潜む野望

地球だより  今から10年前、韓半島分断以来、約半世紀ぶりに韓国と北朝鮮を往来する鉄道の試運転が実施され、大きな話題になったことがある。半島西側を走る京義線の韓国最北端、汶山駅に入ってくる列車を汗だくになりながら取材した…

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対北対話モード全開 文政権、金正恩氏との会談に意欲

 韓国の文在寅政権が北朝鮮に対話を呼び掛け始めた。核・ミサイルによる挑発に歯止めを掛けられないにもかかわらず、過去2回の南北共同宣言の履行を訴え、北朝鮮の最高指導者・金正恩委員長との首脳会談に臨む考えを表明した。対北対話…

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韓国新政権への期待と不安

元日朝国交正常化交渉日本政府代表 遠藤 哲也 南北関係改善は茨の道 日韓首脳の対話活発化を  「一衣帯水」「唇歯輔車(ほしゃ)」だと言われる日韓関係であるから、韓国の大統領が誰になるか、どのような政策、特に対日政策が展開…

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両陛下、日本芸術院授賞式に

 天皇、皇后両陛下は19日午前、東京・上野の日本芸術院会館で開かれた第73回日本芸術院授賞式に出席された。  日本芸術院賞は芸術の分野で顕著な功績があった人に贈られ、今回は作曲家の一柳慧さん(84)や歌舞伎俳優の市川左団…

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通常国会閉幕、憲法改正へ態勢立て直せ

 第193通常国会が18日、150日間の会期を終え閉幕した。天皇陛下の退位を可能にする特例法案については与野党が当初の立場の違いをすり合わせて円滑に成立させたが、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する改正…

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仏下院選 マクロン新党 単独過半数

棄権58%、問われる重責  フランス国民議会(下院、定数577)選挙は18日、決選投票が行われ、即日開票の結果、マクロン大統領率いる中道新党「共和国前進」が単独過半数を超える308議席を獲得した。連携する中道政党「民主運…

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限界にある受け身型の沖縄平和教育

限界にある受け身型の沖縄平和教育

「がちゆん」の国仲瞬さん、大学生が新しい研修企画を提案  修学旅行で沖縄を訪れる学校はほぼ例外なく、平和教育の一環として沖縄県平和祈念公園(糸満市)を訪れる。ただ資料を勉強したり体験者の話を聞くだけの受け身型教育ではなく…

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政治家は番犬ではない

 日曜の早朝に放送されたTBSテレビ『時事放談』で、森友・加計学園問題などで政府追及の先頭に立っていた民進党の玉木雄一郎幹事長代理が今週、告示される東京都議選と関連して、政治家は「政権のポチ」か「国民の番犬」の2種類に大…

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安倍政権批判に客観報道を装い不破氏を登場させた毎日の編集手法

◆まるで野党の機関紙  「強行採決」の見出しが躍り、「言論失った国会」「社会の委縮 不安」「監視社会 流れ加速」といった野党の主張がそのまま紙面を飾っている。朝日と毎日の15日付夕刊はまるで野党機関紙だった。  同日朝に…

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日経49%、読売49%、朝日41%、毎日36%…

 日経49%、読売49%、朝日41%、毎日36%。昨日掲載された各紙世論調査での安倍晋三内閣の支持率である。いずれも5月の前回調査から6~12ポイント下落した。それでも歴代内閣と比較すれば、なお高い水準に留まっていると言…

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動き出した「一帯一路」戦略

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 中国国益優先に疑念も 大経済圏、対応迫られる日本  去る5月14日に北京で「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが開催された。同フォーラムは29カ国の首脳と130カ国からの代表団1500人が…

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自衛隊と政治の責任

 本紙6月17日付に、時事通信社が実施した世論調査の結果が掲載されていたが、私が注目したのは、「憲法第9条に自衛隊の存在を規定する条文を新たに追加することの是非」についての回答だ。  賛成が52・0%、反対が35・1%。…

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性犯罪、撲滅へ不断の取り組みを

 性犯罪を厳罰化する改正刑法が成立した。性犯罪への処罰が軽過ぎると指摘されてきただけに当然の法改正だ。厳罰化というよりも適正化と言うべきだろう。だが、これで性犯罪が防げるわけではない。防止策にも留意すべきだ。  法定刑の…

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外国語教育で後れ取る米国 Foreign language learning disparity a U.S. ‘emergency’

 英語以外の言語を話せない米国人が非常に多く、米経済を傷つけ、外交政策を損ねる可能性がある「緊急事態」にあることが、調査から明らかになった。  米芸術科学アカデミーが3月に公表した報告「アメリカズ・ランゲージ」によると、…

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安倍政権のアラばかり突き「言論弾圧」問題で腰の引けた新潮

◆首相ついに倒れる?  週刊新潮(6月22日号)に「『安倍』深更の重大変調」の記事が載った。イタリア・サミットから帰国して、テロ等準備罪の国会通過に全力を挙げる中、加計学園問題で連日責められていては体調も悪くなろうもの。…

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ジャーナリストの室生忠氏の新著『日本宗教…

 ジャーナリストの室生忠氏の新著『日本宗教の闇』(アートヴィレッジ)の出版記念講演会が都内であり、聞き入った。  「結論から」と切り出し「家庭連合(旧統一教会)や他のマイノリティーの宗教教団の信者たちに対する拉致監禁を伴…

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レーニン再評価する露国民

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 大統領の愛国主義反映 スターリンの「弾圧」は批判  今年は帝政ロシアを打倒したロシア社会主義革命100周年の年である。革命の主役であったウラジーミル・I・レーニン(1870~1924)と…

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アジア投資銀、中国の金融野心に与するな

 中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の年次総会が、韓国南部の済州島で開催された。中国のシルクロード経済圏構想「一帯一路」を資金面で支える役割があるAIIBの加盟国・地域は80と、規模の上では日米が主導するアジア…

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