レーニン再評価する露国民


中澤 孝之

日本対外文化協会理事 中澤 孝之

 今年は帝政ロシアを打倒したロシア社会主義革命100周年の年である。革命の主役であったウラジーミル・I・レーニン(1870~1924)とその後継者としてソ連邦に君臨したヨシフ・V・スターリン(1878~1953)に対して、脱イデオロギー時代の今日、ロシア国民はどのような見方をしているのか。本邦のメディアはどこも報じないが、本紙読者の参考のために、有力な世論調査機関「レバダ・センター」による最新の世論調査の結果を紹介したい。


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