Date archive for 2017

オバマ氏の恥ずべきレガシー

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 国連で反入植活動決議 譲歩迫られるイスラエル  「いざというとき、イスラエルには私が付いている」-オバマ大統領、米イスラエル公共問題委員会(AIPAC)で、2012年3月4日 …

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「玄黙」貫いた終戦工作 救国の宰相鈴木貫太郎生誕150年

東大名誉教授 小堀桂一郎氏に聞く  昭和天皇の篤(あつ)い信任を受け、巧みな終戦工作によって日本を滅亡の危機から救った終戦時の宰相・鈴木貫太郎。今年はこの救国の宰相の生誕150年に当たる。折しも昨年暮れ「ミネルヴァ日本評…

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「太平洋戦争」の名称の背景

 昨年暮れのとある会合で、先の戦争の名称について、参加者の間で意見が割れ、あわや喧嘩(けんか)になるのでは…と思う場面があった。  私は、先の戦争の名称については「大東亜戦争」だと主張し、次のように説明した。  そもそも…

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日常茶飯の銃社会

地球だより  タイはアメリカほどではないにしても銃社会であることは間違いない。日本に比べタイでは拳銃が安易に手に入るし、くじ引きで男は兵役義務があることから、銃の扱いには慣れている。  1週間ほど前にもバンコク東郊サムッ…

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トランプ外交 中国の脅威、米軍再建で対抗

2017激動の世界を読む(1) 国際評価戦略センター上級研究員 リチャード・フィッシャー氏(上) トランプ政権の外交・安全保障政策は孤立主義的になるのか、それとも指導的役割や国際協調を重視する政策になるのか。  トランプ…

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憲法論議、今年こそ改正に道筋付けよ

 大激変の年、歴史的な転換期。年頭に当たって多くの識者が今年をそう特徴付けている。世界では米主導の国際秩序が揺らぎ、国内では人口減社会が到来した。内外から国の在り方が問われている。現行憲法が制定されて70年、時代変化に憲…

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イスラエルに対する最後の侮辱 A final insult to Israel

 オバマ大統領は相変わらず、背後に回っての長い行進を続けている。彼は、リーダーシップは背後で取るべきだと思っているので。そして彼は先週、国連の最悪の構成メンバーらに再度、イスラエルがヨルダン川西岸などで行っている入植活動…

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平成の御代になって30年近く。経済のグローバル…

 平成の御代になって30年近く。経済のグローバル化が進む中、各メーカーは命綱の主力製品のほか、他の分野にまたがる事業、製品製造に力を入れるようになった。  2018年に創業100年を迎える大手化学工業メーカー、日東電工も…

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気候変動の海洋への影響を議論

環境特集 COP22サイドイベント  COP22では、サイドイベントとして、世界の海洋関係者が「オーシャンズ・アクション・デー」を本会議場で開いた。海洋と気候は相互に関連しており、海洋は気候の重要な構成要素だ。気候変動は…

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砂漠に大規模太陽光発電施設

環境特集 COP22主催国・モロッコ王国  COP22の主催国・モロッコ王国は、北には地中海の欧州を臨むジブラルタル海峡があり、西は大西洋、南部はサハラ砂漠に面している。  砂漠気候の豊富な太陽エネルギーが利用できる立地…

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モロッコCOP22、「パリ協定」実施を議論し確認

日本は高効率燃焼技術で貢献  2016年国連気候変動会議(COP22)が、昨年11月7日~18日まで、北アフリカ・モロッコ王国中央部に位置するマラケッシュ市で開催され、一昨年のCOP21で採択されたパリ協定を具体的にどう…

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比大統領就任半年、ドゥテルテ氏の依然支持高く

麻薬犯罪対策で治安改善 超法規的殺人に懸念も  就任から6カ月が経過したドゥテルテ大統領。さまざまな暴言や麻薬戦争をめぐる超法規的殺人で国際社会から注目を集める一方、依然として国内では高い信頼度を維持していることが最近の…

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「健康長寿」を保つ生活術

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 利他で自己執着を減らす 日々の小さな感動忘れずに  わが国において80歳の長寿者は約1000万人、100歳以上の「百寿者」は6万人以上と推定され紛れも無く「超高齢社会」の昨今である…

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皇居で新年祝賀の儀

 天皇、皇后両陛下が皇族方や三権の長らから新年のお祝いを受けられる「新年祝賀の儀」が1日、皇居・宮殿で行われた。  午前中は、皇太子殿下御夫妻ら皇族方が両陛下にお祝いを述べられた後、安倍晋三首相や閣僚、衆参両院議長、最高…

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「北」の核で政策変更も

新春座談会「トランプ新米政権と日米同盟」(下)  竹林 米国にとって、具体的な脅威となっている北朝鮮に対してトランプ氏は、金正恩朝鮮労働党委員長に会ってもいいよ、と言っている。トランプ氏の頭の中にある北朝鮮外交とはどうい…

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「心豊かに過ごせる年に」

皇居で新年一般参賀  新年恒例の一般参賀が2日、皇居で行われた。天皇陛下は皇后陛下や皇太子殿下御夫妻、秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方とともに計5回、宮殿・長和殿のベランダに立ち、参賀者に笑顔で手を振って応えられた。  天皇陛下…

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日本の防衛、多極化時代に必要な自助努力

 今年は内外とも波乱の多い年になるとの見方が多い。妥当だが、その原因として米国でのトランプ新政権誕生、英国の欧州連合(EU)離脱、中露両国の露骨な領土拡張の動き、北朝鮮の核戦力の向上などが挙げられている。  だが、根源的…

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トランプ氏の石炭産業復活の公約は実行困難 Trump’s promise to revive coal industry will be tough to keep after Obama assault

 次期大統領ドナルド・トランプ氏の全選挙公約の中で、低迷する石炭産業の復活が最も困難となりそうだ。  トランプ氏は炭鉱労働者を職場に戻し、数十年にわたる石炭業界の低迷を逆転させると約束したが、アナリストや業界の指導者らは…

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トランプ氏が“主役”の新年号で相変わらず観念論に終始する左傾紙

◆朝日の「虚構の言葉」  澄み渡った空が地平線まで続く元旦、初日の出を拝した後、各紙社説と新シリーズに目を通した。その感想を一言すれば、希望より不安と苛立ち。暗雲が立ち込めているかのような印象を受けた。  記事の主役は来…

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<幼子の静かに持ち来し折り紙のゆりの花手に…

 <幼子の静かに持ち来(こ)し折り紙のゆりの花手に避難所を出づ>――天皇、皇后両陛下が昨年詠まれた御歌のうち、宮内庁が新年に当たり発表した計8首の中の一つ。天皇陛下が熊本地震の被災地を見舞われた際の思い出を御歌にされた。…

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ポップで神秘なニッポン体験

コスプレ・忍者にハマる外国人  日本のアニメ・漫画文化が世界に広がり、アニメに登場するキャラクターの「コスプレ」や忍者に“ハマる”マニアックな外国人が増えている。コスプレイベントは全国各地で開かれ、忍者体験教室もある。ポ…

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潜在力発揮すれば観光大国に

観光庁初代長官 本保芳明氏に聞く 国・地域の誇りと外交力強化につながる  外国人訪日客数が速いペースで伸びている。さらに外国人観光客を増やし、新たな目標である「2020年に4000万人」を達成し、「観光先進国」となるため…

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野心的ビジョンで「先進国」へ

観光は「地方創生」の切り札  政府が昨年3月末、「明日の日本を支える観光ビジョン」を発表し、2020年の訪日外国人観光客数の目標を、それまでの2000万人から「4000万人」に倍増させるとともに、宿泊・飲食代などの消費額…

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