Date archive for 8月, 2017
北朝鮮問題を軽視し核禁止条約不参加への批判を煽る左派メディア
◆「質問の文言」が影響 安倍内閣の改造後の各紙世論調査の結果がほぼ出そろったようだ。 内閣支持率の高い順で見ると、共同44・4%(7月比+8・6)、読売42%(+6)、日経42%(+3)、時事36・6%(+6・7)、…
終戦記念日の15日は立秋(7日)と暑さが…
終戦記念日の15日は立秋(7日)と暑さが止(や)むという処暑(23日)の中間にも当たる。これにお盆が加わって、国のために命を捧(ささ)げた人や先祖を供養する中で平和と命の尊さ、死と人のルーツについて自(おの)ずと思いが…
試練と挑戦の戦後金融経済
鈴木政経フォーラム代表 経済学博士 鈴木 淑夫 海外から4度のショック 「出口政策」が今後の課題に 戦後日本の金融経済は、現在に至るまで、海外からのショックに伴う試練と挑戦の連続である。改めて振り返ってみよう。 最初…
エジプト政府、ウイグル人留学生ら中国に強制送還
特報‘17 エジプト政府は先月3日から、イスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルなどで学ぶウイグル人の留学生を拘束し、中国への強制送還を行っている。中国での過激派活動を計画していたという理由からだが、ウイグル人の力を抑…
自衛隊組織再考の潮時
南スーダンPKO(国連平和維持活動)部隊の日報問題の責任を取り、稲田朋美防衛相、黒江哲郎事務次官、岡部俊哉陸上幕僚長が辞任した。日報をめぐっては、初動から防衛省の対応に不手際があったことは、誰の目にも明らかである。 …
ASEAN外交、一層の信頼強化で対中牽制を
東南アジア諸国連合(ASEAN)は今月、設立50年を迎えた。経済成長は著しいが、中国による南シナ海の軍事拠点化という問題に直面している。 日本は設立当初から、ASEANと密接な関係を維持してきた。一層の信頼強化で中国…
新閣僚のアラ探しに終始し「将来の総理候補」潰す文春・新潮
◆江崎氏に集中砲火へ 「第3次安倍第3次改造内閣」がスタートした。週刊誌は血眼になって“身体検査漏れ”を探し、大臣席に就くやいなや引きずり降ろすべく、手ぐすね引いていた。ところが、自ら“飛んで火に入る夏の虫”がいたのに…
夏の休暇に、近畿以西の最高峰・石鎚山…
夏の休暇に、近畿以西の最高峰・石鎚山(標高1982メートル)の麓にある愛媛県西条市を訪ねた。石鎚山系に端を発した加茂川が流れ、水都と呼ばれる町だ。 その加茂川沿いに鎮座する楢本神社には、大東亜戦争末期、神風特攻第1号…
日本新党ゆかりの小池都知事らの因縁で政界再編を囃した「新報道」
◆国政進出アナウンス 7月の東京都議選での自民党敗退から1カ月。安倍晋三首相は3日に内閣改造を行い、第3次安倍第3次改造内閣を発足させた一方、圧勝した都民ファーストの会を率いた小池百合子都知事が国政進出に動き出した。 …
蔓延する得体の知れぬ「空気」
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 自由な発言を萎縮さす 「創造的思考」取り戻す必要 山本七平氏は『「空気」の研究』の中で「昭和期以前の人びとには、『その場の空気に左右される』ことを恥と考える…
ネガティブなメディア報道、支持低下に対抗するため、「真のニュース」サービスを開始したトランプ氏 Trump launches ‘real news’ service to fight negative media coverage, slipping support
世論調査でトランプ大統領の支持基盤と支持率の縮小が明らかになる中、トランプ陣営は大統領の前向きな報道を支持者に提供するため、週1回のニュースサービスを開始した。 7日に共和党全国委員会(RNC)の報道官に起用された保…
虎の尾を踏んだ北朝鮮
「誤判戦争」恐れる中国 最近、米朝の緊張は戦争前夜を迎えるような危険水位に向かっている。双方が面子を捨て切れない緊張が続く中、北朝鮮は虎の尾を踏んでしまったようである。 北朝鮮が核開発にこだわる第一の目的は親子孫3代…
米朝の非難応酬、不測の事態への備え怠るな
北朝鮮が米国を射程に入れた大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発とこれに搭載できる核弾頭の軽量・小型化に一定のメドを付け、米攻撃能力をアピールしていることをめぐり米国と北朝鮮が非難の応酬をエスカレートさせている。どちらか…
「きらめきて銀河に流れある如し」(高浜年尾)…
「きらめきて銀河に流れある如し」(高浜年尾)。銀河という言葉には、宇宙の無限の広がりが感じられる。それは気流子が幼少時代に、蛍狩りなどで夜空を見上げた時、あまりに圧倒的な天の川の姿を見たからである。 まさしく俳句にあ…
“大韓民国崩壊”のシナリオ 外国人“脱出”始まり大混乱
実際の作戦計画を基に描く 韓国では「左派政権」が誕生し、保守勢力の瓦解(がかい)に乗じて左派による“保守潰(つぶ)し”が始まっている。朝鮮日報社が出す総合月刊誌「月刊朝鮮」(8月号)では「激動する韓半島」の特集を組んで…
「桂・タフト協定」の再現 安保不感症の文大統領
韓国抜きで事が進む可能性 相次ぐ北朝鮮のミサイル挑発をめぐって米国、中国が協調体制に入ったと韓国の専門家は分析している。そうした時に、韓国の「親北政権」はいわば自分の庭先で起こっている緊急事態に目を瞑(つぶ)り、対話路…
日本ファースト、二大政党制再建する役割を
小池百合子東京都知事に近い衆院議員である若狭勝氏が、政治団体「日本ファーストの会」の設立を発表し、年内の早い段階で新党を結党する意向を表明した。 東京都議会議員選挙での自民党と民進党の敗退、都民ファーストの会の勝利を…
ロシアゲートで見る米露 板挟みになるトランプ氏
巧妙なトリックの関係 先日トランプ大統領は自身のツイッターで、ロシアが昨年の米大統領選に介入した疑惑、いわゆるロシアゲートに基づき、新たな経済制裁を課したことを受け、米露関係が歴史上危険な状態にあるとつぶやいた。米露関…
平等な扱い求める死刑囚ら Death row prisoners fight for equal treatment
フロリダ州の受刑者らが、州の死刑囚への待遇に関する指針へ反発を強め、他の囚人よりも長時間、独房に入れることは違憲だと主張している。 囚人への待遇の不平等を解消することを目指すこの運動は最近、起きたもので、死刑になるこ…
「グアムに対して何かすれば、誰も見たことのないような…
「グアムに対して何かすれば、誰も見たことのないような事態が北朝鮮で起きることになる」。核・ミサイルをめぐり米朝の応酬がエスカレートしている。トランプ米大統領の言葉を「ディール」に至るための威嚇とみる向きもあるが、危機が…
実現不可能なだまし絵を立体化
目の錯覚「錯視」の不思議 明治大学特任教授 杉原厚吉氏に聞く 立体化することが不可能と思われるだまし絵「不可能図形」。この「不可能図形」には、数学的手法で簡単に立体化できるものもあり、それらは「不可能立体」と呼ばれる。…
沿海州へ日本企業誘う
地球だより 8月から極東ロシア(5州)を訪問する日本人への観光ビザが、インターネット申請できるよう簡素化された。9月6日からウラジオストクで始まる東方経済フォーラムに合わせ、6月に連邦下院で法案が可決された。極東ロシア…
北朝鮮への純真さが招く深刻な“韓国排除”
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮が9番目の核保有国として、生物・化学兵器強大国であり大陸間弾道弾(ICBM)まで持ったミサイル強大国であることを認めなければならず、彼らの大量破壊兵器(WMD)能力が“ゲームチェンジャー”になっ…