Date archive for 2月, 2017

日米首脳会談、同盟強化で地域安定に貢献を

 安倍晋三首相は米国でトランプ大統領と初の首脳会談を行った。両首脳が日米同盟や経済関係の強化で一致したことを歓迎したい。  「米軍受け入れに感謝」  両首脳による共同声明には「核と通常戦力による米国の軍事力を使った日本防…

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混乱生む反トランプのボイコット Branded as enemies: Anti-Trump business boycotts create confusion for consumers

 この調子でいくと、反トランプ大統領派が組織したボイコット運動に反しないようにするために、自分でバターを作り、ビールを醸造し、靴を作らなければならなくなるかもしれない。  アマゾン、ザッポスで買い物をしてはいけない。ウォ…

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PKO日報めぐる統幕長の発言を戦前の「戦線拡大」とダブらせた朝日

◆「戦闘」に野党が矛先  自衛隊は、戦後初めて開発された戦車を、戦車と言わずに「特車」と呼んだ。1961年に配備された「61式特車」だ。なぜ戦車ではだめかと言うと、憲法は戦力の保持を禁じており、自衛隊は軍隊でないから、「…

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安倍晋三首相とトランプ米大統領の日米首脳…

 安倍晋三首相とトランプ米大統領の日米首脳会談が行われた11日(米国時間10日)は、今年最大の寒波の影響で、昼間でもコートを突き抜ける寒風が吹く日だった。そんな寒さのこたえる中で、小田急小田原線の本厚木駅(神奈川県)前で…

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短期間の民泊を禁止

地球だより  シンガポール国会は2月上旬、短期の民泊禁止法案を可決した。  自宅の一室もしくは全部を旅行者などに貸す場合、宿泊期間は半年以上でなければならないと新法では規定。これを下回る期間の民泊は、都市再開発庁(URA…

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ドゥテルテ大統領、比共産党との和平交渉を中止

NPAの停戦無視で方針転換  ドゥテルテ政権が重要課題と位置付けていたフィリピン共産党との和平実現。昨年8月に交渉再開を実現し、早期の和平合意が期待されていたが、ここに来て急展開を迎え、交渉中止という最悪の事態に陥ってい…

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白々しい金正恩氏「新年の辞」

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 羨むものなし」は大うそ 食糧不足にあえぐ北朝鮮人民  北朝鮮問題を研究する者にとって、最高権力者が毎年1月1日に発表する「新年の辞」の分析は欠かすことのできない作業である。「新年の辞」と…

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「日米蜜月」時代の再到来

個人的信頼を固めた両首脳  安倍晋三首相とトランプ米大統領による10日の首脳会談は、「日米蜜月」時代の再到来を予感させるものとなった。予測不能なトランプ氏の言動が世界に不確実性をもたらしているだけに、首相がトランプ氏と個…

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混乱や厳しい交渉覚悟を

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬みき  トランプ大統領が安倍首相を迎えた様子は、大統領の得意の言葉を用いれば「トリメンダス(途方もない)」な大歓迎ぶりだった。  首脳会議の成功はトランプ氏にも絶対に…

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「日米同盟はアジア平和の礎」

両首脳初会談、閣防衛義務を確認  安倍晋三首相は10日午後(日本時間11日未明)、トランプ米大統領と首脳会談を行った。両首脳は日米同盟や経済関係を強化することで一致。沖縄県・尖閣諸島については、米国の対日防衛義務を定めた…

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PKO5原則、一層の国際貢献へ見直しを

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊が首都ジュバの状況について昨年7月の日報に「戦闘」と記載していた。  野党の批判に対し、稲田朋美防衛相は「国際的な武力紛争の一環としての戦闘行為とは評価で…

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石原家を次の標的に定めた小池都知事の「大作戦」を分析した文春

◆参考人招致で対決へ  最近、新聞を開いても、週刊誌を繰っても、テレビをつけても、話題はトランプ米大統領、五輪と市場移転の東京都、そして隣の韓国大統領選の行方ばかりである。ワイドショーは毎日繰り返し報じているので、普段テ…

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愛知県・渥美半島から菜の花の便りが届いて…

 愛知県・渥美半島から菜の花の便りが届いている。それは不思議ではないのだが、東京で菜の花が咲いているのを見たという話を聞いた。  知人が作っている家庭菜園の隣人の畑で開花したそうだ。季節外れのタンポポなどは時々見掛けるが…

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島々を生んだ国土生み神話

建国記念の日 特集 民俗宗教史家 菅田正昭氏に聞く  きょうは建国記念の日。日本の神話は国土(クニ)生みから始まります。それは島国日本の性格を暗示した伝承でもありました。この伝承にちなんで、島国としての文化的宗教的な特質…

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建国記念の日、誇るべき神話時代からの連続

 きょうは「建国記念の日」。筑紫(九州)の日向から東征し大和を平定した初代神武天皇が、畝傍(うねび)山の麓、橿原の宮で即位された日である。  国の礎が定まったこの日を祝うとともに、建国の歴史に思いをはせ、日本の現在と未来…

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世界日報は、本日2月11日付号をもって創刊…

 世界日報は、本日2月11日付号をもって創刊1万5000号を迎えた。読者の皆様のご愛読のたまものと感謝申し上げます。  創刊号を世に送り出したのが1975年1月1日。当時は東西冷戦の真っ直中で、その年の4月には南ベトナム…

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突如、大統領候補に浮上した黄教安代行

韓国紙セゲイルボ  憲政史の重要な曲がり角を迎えた今日、黄教安(ファンギョアン)大統領権限代行が大統領候補の列に上ったことは訝(いぶか)しい限りだ。  彼は与えられた職分に最善を尽くした公務員であったのだろうが、国民の喜…

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厚遇で同盟重視を示す、日米首脳会談でトランプ氏

 トランプ米大統領が英国のメイ首相に次いで安倍晋三首相を公式会談の相手として選んだのは、日米同盟を重視している立場を示す狙いからだ。  スパイサー大統領報道官は、トランプ氏が首脳会談後に安倍首相をフロリダ州の別荘に招待す…

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皇太子殿下御夫妻、デンマーク絵画展御鑑賞

 皇太子殿下御夫妻は9日、東京・上野の国立西洋美術館を訪れ、日本とデンマークの外交関係樹立150周年を記念して企画された絵画展「スケーエン デンマークの芸術家村」の開会式に出席された。  式典後は作品を御鑑賞。雅子さまは…

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両陛下、三笠宮殿下の墓参される

 天皇、皇后両陛下は9日午前、東京都文京区の豊島岡墓地を訪れ、昨年10月に薨去(こうきょ)された三笠宮親王殿下の墓にお参りされた。  三笠宮殿下の孫の彬子殿下から出迎えを受けた両陛下は、墓前にそれぞれ玉串をささげ、深く拝…

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「日本人は完璧」なのか

地球だより  1月下旬、久しぶりにエジプトの映画を見に行った。友人が、駐エジプト日本大使役で出演し、しかも映画の題が「ヤバーニー・アスリー(誠の日本人)」で、「日本人は完璧」との意味合いが込められていると聞いたからだ。エ…

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辺野古工事 「唯一の解決策」を急ぎたい

 政府は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設のため、名護市辺野古沖の海上工事に着手した。辺野古移設は在日米軍の抑止力維持と沖縄の基地負担軽減を両立させる唯一の方法だ。着実に工事を進めなければならない。  政府が海上作業…

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過激化する「反トランプ」デモ

多数の無政府主義者が扇動  全米に広がる「反トランプ」デモの一部が過激化している。無政府主義を掲げる過激派や左翼活動家がデモに入り込み、扇動していることも明らかになってきた。大統領就任式に合わせて首都ワシントンで行われた…

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