Date archive for 8月, 2016
シールズの“実態”触れず「街頭政治」と持て囃す朝日の「反議会主義」
◆選挙で表される民意 「SEALDs(シールズ)」が15日に解散した。安保関連法や改憲に反対して国会前でデモを繰り広げ、参院選で野党共闘を呼び掛けたことで知られる学生団体だ。一部メディアは若者の代表のように報じ、英雄扱…
経済も昇り傾向だった7年前の決定時には予想も…
経済も昇り傾向だった7年前の決定時には予想もできなかった不況下、汚職疑惑で大統領不在という政情不安の中で開幕したリオデジャネイロ五輪。治安への懸念は予想通りで不安をかき立て、準備の遅れに加え、実際の大会運営でも輸送の混…
復興で一番大切なものはヒト
教育は国家百年の大計 香川県議会議員 有福哲二氏に聞く 教育こそは国家百年の大計だと、ライフワークとして教科書採択問題に取り組んできている香川県議会議員の有福哲二氏に、教育問題と地域が乗り越えないといけない人口減少問題…
相次ぐ北朝鮮外交官の韓国亡命 幹部階層に広がる「限界説」
在英公使に続き在露書記官も? 政権内部の第一級情報に関心 先週、韓国政府は在英北朝鮮公使を務めていたテ・ヨンホ氏が家族と共に先月、韓国への亡命を果たしたと発表したのに続き、在ロシア北朝鮮3等書記官が第三国経由で韓国に亡…
崩壊の危機に瀕する検定制度
大月短期大学教授 小山 常実 過激な反日教科書登場 「学び舎」に数々の検定基準違反 昨年4月、中学校教科書の検定結果が発表された。歴史教科書では、「学び舎」という新たな教科書が検定合格した。「学び舎」は、平成23年度を…
空虚な中世的定義
「立憲主義」について(上) 新しい憲法をつくる国民会議会長 清原淳平 言葉の感覚に惑わされるな 近年、政治の世界、報道でも、「立憲主義」という言葉がやたらと使われている。なぜこの言葉が出てきたのか。 それは、北朝鮮の…
賄賂にも地域格差
地球だより 国連開発計画(UNDP)がこのほど、面白い調査を発表した。 ベトナムで横行する賄賂に関し、その額も許容度も地域格差があるというものだ。 ホーチミン市のデータによると、社会通念として賄賂を渡す必要があると…
タイ爆弾事件、国内対立を激化させるな
タイで今月中旬、中部の保養地や南部のリゾート地などで爆発が相次ぎ、4人が死亡、外国人を含む35人が負傷した。多くが即席爆発装置(IED)を携帯電話で遠隔起爆させるタイプだった。 王室の宮殿があるホアヒンで爆発が発生し…
国際教養大学で行われた交流イベントに15人集まる
“太鼓の神様”キム・ドスク教授が指導 韓国芸術総合学校(日本の4年生国立芸術大学に相当の)のキム・ドクス教授と学生によるワークショップ「韓国のリズムを体験する」が、このほど、公立大学法人国際教養大学(秋田市雄和)で行わ…
「健康家族」を取り戻すために
心療内科医の星野仁彦氏(福島学院大学教授)が、著書『子どものうつと発達障害』(青春出版社)の中で、「健康家族の三つの条件」という興味深い見解を紹介している。 星野氏は、多くの子供たちを診療してきた経験から、子供たちの…
リオ五輪の前半戦総括、福原愛選手への評価で新潮と文春に温度差
◆内村選手に嫁姑問題 日本人選手のメダルラッシュで湧いたリオ五輪が閉幕する。前半には体操、水泳といった得意種目で期待通りの結果を出し、後半も卓球、バドミントン、レスリングなどで好成績を収めた。 4年に1度の大会で結果…
メダルラッシュの日本選手団の活躍。リオ…
メダルラッシュの日本選手団の活躍。リオデジャネイロ五輪で最終日の21日を前に、41個(金12、銀8、銅21)のメダルを獲得した。人知れず精進した結果だろう。 その中でも3位決定戦で勝ち、銅メダルを取った選手たちの姿は…
ユダヤ出自のペルー大統領
獨協大学教授 佐藤 唯行 独からの亡命者の子孫 各界に傑出した人材を輩出 7月末にペルー共和国大統領に就任したペドロ・クチンスキー(1938~)。その父親は著名な病理学者で、ナチス・ドイツの迫害を逃れ、1936年にペル…
両陛下、御静養で長野県入りされる
天皇、皇后両陛下は20日、静養のため新幹線で長野県に入られた。 同県軽井沢町で過ごした後、27日に群馬県草津町に移動。30日に帰京される。滞在中には国の重要文化財に指定されている笠原工業常田館製糸場(長野県上田市)の…
米の核先制不使用、同盟国の信頼を大きく損なう
来年1月の任期満了を前に、米国のオバマ大統領がさまざまな核軍縮策を検討している。 抑止力維持の立場から共和党などが反発するのは必至だが、大統領令などで大胆な核軍縮・不拡散の方針を打ち出すことを模索しているという。核兵…
クルド人の自治・独立への支持を表明したエルサレム・ポスト紙
◆国持たぬ最大の民族 内戦下のシリアで、過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いで勇猛ぶりを世界に示したクルド人。イスラエル紙「エルサレム・ポスト」(7月31日付)が、そのクルド人の自治・独立を支持する社説を掲げている…
「一声の鳴きそびれたる夜蝉かな」(五十嵐播水)…
「一声の鳴きそびれたる夜蝉かな」(五十嵐播水)。セミの鳴き声で一番印象に残るのは、ミンミンゼミだろう。セミの合唱の中で、自分が主役だと言わんばかりにソロで甲高く鳴く声はひときわ耳に残る。 セミの声に、さまざまな違いが…
二つの「岩礁」問題で苦慮
特報’16 蔡英文台湾総統就任から3ヵ月 「現状維持」に向け正念場 大航海時代、ポルトガル船の船員があまりの美しさにフォルモサ(麗しき島)と叫んだとされる台湾。しかし、台湾は現在、その名前とは裏腹に常に政治的緊張を強い…
「中国の尖閣挑発は侵略」 領海警備法速やかに制定を
世日クラブ 元統幕学校副校長 川村純彦氏が講演 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が19日、都内で開催され、元統合幕僚学校副校長の川村純彦氏が「中国の海洋進出と…
露の対日政策、人事で変化は見られるか
ロシアのプーチン大統領はこのほど大統領府長官セルゲイ・イワノフ氏(63)を更迭し、副長官アントン・ワイノ氏(44)を昇格させる人事を断行した。プーチン大統領と同じ旧ソ連の国家保安委員会(KGB)出身のイワノフ前長官は大…
オバマ氏、アサド大統領退陣要求も成果なし Five years on, Obama’s push to oust Syria’s Assad proves uniquely futile
ちょうど5年前、オバマ大統領は初めて、シリアのアサド大統領に退陣するよう求めたが、この要求は残忍な内戦の中で全く顧みられず、内戦は今週、ロシア軍機がイランの基地から発進し、アサド政権を支援する爆撃を開始するまでに拡大し…
リオデジャネイロ五輪もあと3日。今回ほど…
リオデジャネイロ五輪もあと3日。今回ほど、日本選手の涙を多く見る大会はないように思える。うれし涙あり悔し涙あり、地球の裏側でテレビ観戦していても、ついもらい泣きすることがある。 卓球女子団体の準決勝でドイツに敗れ、悔…
サード配備めぐり国論分裂はやめよ
韓国紙セゲイルボ サード(高高度防衛ミサイル)配備をめぐり中国と激しいせめぎ合いを繰り広げている最中だと言うのに、政治的見解の違いから国益を忘れた一部政治家の言動は実に遺憾だ。 いま北朝鮮は韓国社会の世論を分裂させよ…