Date archive for 2月, 2014

ロシアで羽生選手の好感度アップ

地球だより  ロシアはいまソチ冬季五輪の真っ最中だ。さまざまな競技の中でも、最も熱い話題となるフィギュア・スケート。今回、日本男子で初の金メダルを獲得した羽生結弦選手の人気がモスクワでも沸騰している。  今回のソチ五輪は…

続き

自民OBが「赤旗」「民主」に 安倍首相批判や脱原発など

野党の発信力不足  国会勢力から自民党の他は弱いという一強他弱、または野党が分裂して多くなり弱くなったという一強多弱という形容は、いずれも野党の存在感の弱まりを示す。その穴埋めに一役買っているのも自民党(OB)という珍現…

続き

ディエンビエンフー ニクソンの鋭い状況判断

新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(7)  ディエンビエンフーはハノイから車で半日要した。第2次大戦後の1954年、フランス軍をベトミン(ベトナム独立同盟会)軍が駆逐していった決定的な戦いとなった場所だ。…

続き

続くオリンパスの醜聞 粉飾訴訟損失補う肩叩き

優秀な開発者の不遇  「訴訟引当金を特別損失として170億円計上――」  昨年秋、オリンパスについてこんな記事が掲載されたことがある。  当時、同社は発覚した粉飾決算を巡り、機関投資家など3件から訴えられ、訴訟損失引当金…

続き

拉致問題解決へ国際的圧力を

 国連人権理事会が設置した北朝鮮の人権問題に関する国際調査委員会が、最終報告書を発表した。報告書は日本人ら外国人の拉致など北朝鮮の数々の人権侵害行為について、独裁体制による「人道に対する罪」と断定し、「これほどの人権侵害…

続き

「末は博士か大臣か」という言葉がある。…

 「末は博士か大臣か」という言葉がある。かつては、博士が大臣並みに希少価値を持っていた。今や、博士号を持っていても就職先がなかなか見つからない時代になってしまった。  明治44年2月20日夜10時ごろ、「文学博士号を与え…

続き

ジャンプ男子は大満足、4人全員が実力発揮

16年の空白を埋める、平昌は金、ジャンプ陣帰国  史上最強の日の丸飛行隊と称されて、金メダルを獲得した長野五輪から16年。17日に行われたジャンプ団体で、日本が長い空白を埋め、ようやく銅メダルを獲得した。  長野五輪のメ…

続き

ボーン・上田賞に時事通信社の城山英巳氏

「尖閣諸島」に関する戦後日中外交史でスクープ  優れた国際報道を通じて国際理解に貢献したジャーナリストに贈られる「ボーン・上田記念国際記者賞」の2013年度受賞者に20日、時事通信社中国総局(北京)の城山英巳記者(44)…

続き

映像とアートの「第6回恵比寿映像祭」開催

「トゥルー・カラーズ」、世界を見つめる興味深い視点  第6回恵比寿映像祭が東京都写真美術館その他を会場に今月23日まで開かれている。これは映像とアートの国際フェスティバルで、展示、上映、ライヴ・パフォーマンスなどで構成さ…

続き

大名家・侯爵家にふさわしい豪華さと品格

佐賀市の徴古館で「梨本伊都子妃のおひなさま」展示  佐賀県佐賀市の城下町でひなまつりが開かれている。中心会場となる徴古館で3月31日(月)まで展示されているのは、「梨本伊都子妃のおひなさま」。  往時の雛(ひな)祭りを再…

続き

名古屋で演奏会の聴衆800人が参加して避難訓練

コンサート中の「南海トラフ巨大地震」を想定  演奏会の最中に南海トラフ巨大地震が発生したとの想定で、観客を安全な場所に誘導する「避難訓練コンサート」が名古屋市の愛知芸術文化センターで20日午後、行われた。「ゴー」という効…

続き

「おごりが最大のアキレス腱」 …政治評論家・長野すけなり氏

「米韓関係強化努力の継続を」 …世界日報社社長兼主筆・木下義昭 世日クラブ新春対談「安倍政権2年目のハードル」  世界日報の愛読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)は19日夕、都内で今年最…

続き

日本が過去の歴史を清算できない理由

韓国紙セゲイルボ  ジョン・ケリー米国務長官とエド・ロイス米下院外交委員長の韓国はじめ、中国、日本の東アジア各国訪問は、歴史問題で悪化の一途をたどっている北東アジアの国際関係に対する真相を直接検分することがその重要な目的…

続き

ウクライナで反政権デモ隊、治安部隊と再び衝突

EU接近へ憲法改正を要求 ロシア誤算、さらなる圧力も  ウクライナの親露派ヤヌコビッチ政権が昨年11月、欧州連合(EU)との関係強化を目指す「連合協定」の締結を中止したことに反発する野党勢力が約3カ月にわたり続けてきた反…

続き

朴大統領の食膳論

韓国紙セゲイルボ  王の食膳には12種類のおかずが載る。ご飯と汁、醤油(しょうゆ)を除いた数だ。陰陽五行説によると陽は伸びて突出する性質があり1、3、5、7、9が陽数だ。王の健康のためにおかずの数はこの数に合わせる。9が…

続き

明治海軍のユダヤ製殊勲艦

獨協大学教授 佐藤 唯行 日清・日露戦争で戦果 勝利を助けた英ヤーロー社  未曽有の国難、日露戦争に際し、米英独のユダヤ系金融資本が戦費調達に苦しむ日本政府に援助の手を差し伸べてくれた逸話は良く知られている。しかし、戦場…

続き

天皇陛下、サウジ皇太子と御会見

 天皇陛下は19日、サウジアラビアのサルマン皇太子と皇居・宮殿で会見し、昼食を共にされた。  宮内庁によると、天皇陛下が1981年に同国を訪問したことを「懐かしく思い出します」と話されると、皇太子は両国の友好関係に触れ、…

続き

中印回廊 ミッシングリンク接続へ

新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(6)  中国雲南省の瑞麗市と国境を接するムセからミッチーナに向かった。直線距離にして200㌔㍍でしかないが、かかった時間は40時間。ムセからミッチーナまでは反政府武装少…

続き

GDP1%成長でも楽観的な日経、不安げの読売、本紙は大きな懸念

◆日経は「堅調」を強調  17日に発表された2013年10~12月期の国内総生産(GDP)は、大方の予想を大きく下回る数値だった。時事通信が伝えた民間シンクタンク11社の平均予想成長率(年率)は、実質2・5%成長だったが…

続き

米は中国の横暴許さぬ方針示せ

 ラッセル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は今月初め、下院外交委員会アジア太平洋小委員会の公聴会で「南沙諸島に対する中国の領有権主張は国際法違反である」と明言した。領有権争いへの直接関与を避けている米政府の高官が、南…

続き

水墨画家の傅益瑤さんは1980年に中国から…

 水墨画家の傅益瑤(ふいやお)さんは1980年に中国から来日して以来、日本で絵画の研究と制作を続けてきた。当初から深い関心を持って全国各地で取材してきたのが、日本の祭礼文化である。  中国にももちろん祭りはあるのだが、ほ…

続き

スノーボードの竹内智香選手、実力通り銀メダル

父「夢がかなった」母「長かったねえ」、両親が観戦  19日に行われたソチ五輪スノーボード女子パラレル大回転で、銀メダルを獲得した竹内智香選手(広島ガス)の父隆治さん(62)と母の裕子さん(59)は、そろって会場に駆けつけ…

続き

フィギュア女子の村上佳菜子、初の大舞台

厳しい「母」、山田満知子コーチに応えた「孫」  フィギュアスケート女子の村上佳菜子(中京大)に口癖があった。「先生を五輪に連れて行きたい」  先生とは、山田満知子コーチ。1992年アルベールビル五輪銀メダルの伊藤みどりや…

続き