中国拡張主義担う人民解放軍
ビル・ガーツ 2020/9/27 コラム|写真|ワシントン発 ビル・ガーツの眼|北米・中南米 [会員向け]
ポンペオ米国務長官の中国政策補佐官で、国務省の対中政策の立案者として知られるマイルズ・ユ氏は、人民解放軍(PLA)が中国共産党の権力を維持するという従来の役割を越えて、世界への拡張主義の中核を担っていると指摘した。
ユ氏によると、PLAでは従来、国内の治安の維持がその主要任務という考え方が支配的だった。1989年の大規模な民主化要求デモへの武力鎮圧がその一例だ。
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