北米・中南米
米、北朝鮮をテロ国家再指定
「最大限の圧力」で孤立化狙う トランプ米大統領は20日、ホワイトハウスで開かれた閣議の冒頭で北朝鮮をテロ支援国に再指定すると発表した。2008年に指定解除して以来9年ぶり。今後、経済援助や金融取引などを禁止する大規模な…
母国に戻るイスラム聖戦士 Homeward-bound jihadis
戦争は地獄である。特に、敗残兵にとっては。第2次世界大戦の時のような強制収容所に入れられるのではなく、(イスラム過激派組織)ISIS (イラク・シリアのイスラム国=「イスラム国」=IS)の敗北したテロリストらはただ、傷…
中露の台頭前に後退する米国
トランプ氏がアジア歴訪 いまだ定まらない戦略 米コラムニスト デービッド・イグナチウス トランプ大統領は12日間のアジア歴訪を終えた。歴訪をまとめるとすれば、ユリウス・カエサルの言葉をもじって「来た、見た、媚びた」とな…
スマートフォンの使用で10代の自殺が増加 Teen suicides rise with smartphone use
ティーンエージャーの自殺率が、スマートフォンの所有とソーシャルメディアの使用とともに上昇していることが研究結果で明らかになった。テクノロジーと10代の自傷行為の間に憂慮すべき関連があることを示すものだ。 研究者たちは…
イラクとの和解に米の支援求めるクルド Kurds seek U.S. help for peace with Iraq
トランプ政権は、イラク政府と同国の少数派クルド人との間の、クルド独立への動きをめぐる対立の交渉による解決にもっと尽力すべきだ――ワシントンのイラク・クルド人代表はインタビューでこう語るとともに、現在の停戦は続かない可能…
トランプ大統領アジア歴訪、米の具体的戦略見えず
トランプ米大統領はアジア歴訪を総括した声明で、北朝鮮に対する包囲網を強化したことや、貿易不均衡の是正を中国に訴えたことなどを挙げ、成果を強調した。アジア歴訪の最大の目的は北朝鮮に対する圧力強化を各国に訴えることだったた…
軍事行動に自信持つ米国
今回、トランプ大統領は韓国国会での演説で「(朝鮮戦争で)3万6000人の米国人が戦死し、15万人が負傷」してまで守った韓国を命掛けて守ると述べ、韓国国民に心強いメッセージを与えた。さらに、残酷な悪党の体制は絶対容認しな…
北非核化へ日本と結束
トランプ米大統領、アジア歴訪成果を強調 初のアジア歴訪を終えたトランプ米大統領は15日、ホワイトハウスで声明を発表し、核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮への対応などで「米国のリーダーシップを示し、歴史的な進歩を遂げた」と…
アンカラ(トルコの首都)で鳴り響く轟音 Rumbling in Ankara
ノスタルジアはいろいろな感情を強く駆り立てるものだ。新しい夢を数々見る中で現れる昔の恋人のこと、あるいは、かつての姿を記憶にとどめている帝国の名残を持つ新しい支配者のこと、そのような支配者の想像の世界では、再びそれにな…
ブラジルの大手アパレルに奴隷労働の疑い
ブラジル・サンパウロ州の公共労働検察局は、10日までにブラジル大手のアパレル会社M5 Textilに対して、「奴隷労働」に相当する基準で下請け企業の従業員らを働かせていた疑いがあるとして、最高10年間の販売権停止(サン…
テキサス銃乱射事件をめぐる空軍の失態が銃規制論議に再び火を付ける Air Force blunder on Texas shooting reignites gun-control debate
米空軍はデビン・パトリック・ケリー容疑者の犯罪歴をFBIの身元調査システムに提出するのを怠るという失態を犯したことを認め、6日に調査を開始したが、これは銃規制論議の両陣営に攻撃材料を与える結果となっている。 テキサス…
深刻な女性への暴力を告発、 ミス・ペルーのファイナリストたち
国内外で大きな反響呼ぶ ラテンアメリカは、世界でも女性に対する暴力が最も頻繁に行われている地域の一つとなっている。そうした中、ペルーでミスコンテストの出場者たちが「女性への暴力に反対する」との声を上げ、国内で大きな反響…
アマゾン誘致への期待
地球だより 米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが「第2本社」をつくる計画に注目が集まっている。先月19日まで募集した候補地にはカナダやメキシコを含む238地域が名乗りを上げるなど誘致合戦は過熱。中には市の…
ロシア革命から100年 米大統領、共産主義犠牲者を追悼
トランプ米大統領は7日、1917年のロシア革命から100年を受け、「全米共産主義犠牲者の日」を宣布し、1億人を超えると推定される共産主義の犠牲者を追悼した。トランプ氏は声明で、共産主義を「自由、繁栄、生命の尊厳と相いれ…
女性と徴兵制 Conscripting Women for war
女性は、国家のすべての戦争で、男性と共に、そして、大変優秀な成績で、志願して米軍の兵士や下士官として服務してきている。今、国防政策作成者の前に置かれている問いは、女性が徴兵名簿に署名して、彼女らが望むと望まざるとにかか…
トランプ大統領の選対議長ら起訴は氷山の一角
米コラムニスト キャサリン・パーカー 鍵はパパドポロス被告か 前大統領補佐官の名前も浮上 低いランクのボランティアに気をつけろ。 連邦捜査局(FBI)がトランプ大統領の選挙スタッフ2人を起訴した10月30日、これまで…
クリントン夫妻に露から資金
新START交渉に影響か カナダのウラン採掘企業ウラニウム・ワンをめぐる疑惑が深まる中、米国の安全保障当局者らは、ロシアとの新戦略兵器削減条約(新START)が、ロシア政府の機嫌を損ねたくなかったオバマ前政権だけでなく…
元ゲリラ指導者大統領選出馬へ
コロンビア、合法政党化で 南米コロンビアの左翼ゲリラ組織から合法政党化した「コロンビア人民革命代替勢力(FARC)」の党首であるロドリゴ・ロンドニョ氏(58)はこのほど、来年5月のコロンビア大統領選挙に出馬することを発…
北朝鮮の脅威がトランプ氏の重要なアジア歴訪に影を落とす North Korea threat looms over Trump’s high-stakes Asia tour
◆割れる衝突の可能性 トランプ米大統領のアジア歴訪を控え、先週10月29日の報道番組は、衆院選後の与野党動向とともに、同大統領歴訪の際に重要テーマとなる北朝鮮の核ミサイル開発問題に焦点を当てた。 北朝鮮は9月まで各種…
トランプ米大統領、アジア歴訪へ 北問題で圧力強化呼び掛け
アジア歴訪へ トランプ米大統領は5日、日中韓、ベトナム、フィリピン5カ国歴訪を開始する。昨年の大統領選でトランプ陣営の選対本部議長だったマナフォート氏が起訴されるなど国内で苦しい立場が続く中、初のアジア訪問で成果を挙げ…
白人民族主義者、学内での講演めぐりミシガン大に警告 White nationalist threatens University of Michigan with lawsuit over venue request
ミシガン大学が、物議を醸している白人民族主義者リチャード・スペンサー氏の講演を認めるかどうかを検討している一方で、スペンサー氏の代理人は講演を拒否しているミシガン州立大学など全米の公立大学に対する法的措置を進めている。…
トランプ米大統領アジア歴訪、対中戦略の試金石に
北朝鮮問題は包囲網強化へ トランプ米大統領は5~14日に就任後初めてアジア5カ国を訪問する。核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮に対しては日米を中心とした包囲網を強化する方針で、各国に協力を求める考えだ。 トランプ氏は最…
オバマ任命判事には「平和の十字架」の大きさが問題 Size matters, to these judges
国の歴史を消去するキャンペーンが続いている。単なるばかげた連中に代わって、間抜けらが登場して、暴虐が相次いでいる。フィラデルフィアにある米国第4巡回控訴裁判所の3人制の判事団は、知恵を尽くして、第2次世界大戦の戦死者の…