国際
トランプ大統領、移民対策や経済を強調
与党の過半数維持が焦点 トランプ米政権の2年間に審判を下す中間選挙が6日、投開票が行われる。歴史的に1期目の大統領側の与党は中間選挙で議席を失う傾向が見られる中、不法移民対策や経済実績を訴える与党・共和党が議会の上下院…
新しい立憲君主国ブータン
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 領土領海侵犯続ける中国 北のミサイルより深刻な問題 アジアの頭痛の種は北朝鮮であり、中国もそれに勝る問題である。北朝鮮のミサイル開発および実験に関しても中国の直接的間接的…
オハイオ州でアーミッシュとメノナイトの動員に取り組む共和党 Republicans reach out to Amish, Mennonites in Ohio
マイク・ペンス米副大統領が参加した10月31日のオハイオ州中央部での選挙集会には、意外な2人の有権者が出席した。農家のレヴィ・ミラーさんとベン・ホステトラーさんだ。2人は、保守的なアーミッシュとメノナイトの人々を投票所…
米中間選挙、民主が下院過半数へ優勢
上院は共和が多数派維持か トランプ米大統領の約2年間の政権運営に対する初の審判となる中間選挙は6日、投開票が行われる。下院では、終盤にきて与党共和党が追い上げを見せつつも、野党民主党が依然、過半数奪還に向け優勢とみられ…
タイ、来春にも8年ぶり総選挙
タイが民政復帰に向けて動き出した。暫定政権はクーデター直後から、民政復帰を進めるとしてきたが、それが延び延びとなってきただけに一歩前進したとは言える。ただ、8年ぶりとなる総選挙が実施される可能性こそ高まっているものの、…
雇用奪う中国人労働者の急増
地球だより 最近、行きつけのスーパーで中国人を多く見掛けるようになった。ほとんどが若い男女で、食材をまとめ買いしていることから、長期滞在で出稼ぎに来ているのだろう。 驚いたのは大きなマンションの1階部分に、中国人向け…
移民の“姓創設”支援好評だが過剰は禁物
韓国紙セゲイルボ 移民者は大部分、自分の名前を現地人が聞き取れなかったり、うまく発音できない時に当惑する。名前のために自分が現地人と明確に区分されるのが負担になる移民者も一部いるが、その場合は別称を使う。 相当数の在…
健康心配症
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 ナイチンゲールは1856年、クリミア戦争から戻ってきた時、心臓病にかかって突然死するのではないかと心配して一晩中眠れなかった。しかし、実にそれから54年も生きて90歳の長寿を全うし…
中国のウイグル強制収容所、実数は500万人から700万人
「世界ウイグル会議」元議長 ラビア・カーディル氏に聞く ペンス米副大統領は10月4日の演説で「新疆ウイグル自治区では、共産党が100万人ほどのイスラム教ウイグル人を収容所に入れ、昼夜を問わず洗脳している」と批判した。「…
原因不明の食品高騰
地球だより エジプトの国民が最近どういうことを話題にしているかをエジプト人の友人に聞いたところ、待ってましたとばかりにしゃべり始めた。 最近ジャガイモの値段が急騰し、市場から消えてなくなりそうだとのうわさが飛び交って…
中東和平、オマーンが仲介か
イスラエル首相が異例の訪問 近隣アラブ諸国との関係改善を目指しているイスラエルのネタニヤフ首相が先月25日、オマーンを訪問し、カブース国王と会談した。カブース国王の招待によるもの。数日前には、パレスチナ自治政府のアッバ…
“ろうそくデモ”後の民主主義、大統領府への権力集中は不変
韓国紙セゲイルボ 現職大統領の弾劾まで導き出した“ろうそくデモ”が始まった日が2年前のこの時期だ。大統領府と与党のろうそくデモ賛嘆は相変わらず続いている。文在寅大統領は特別のメッセージこそ出していないが、最近フランスを…
人権に無関心なトランプ氏
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 独裁者の強硬策“容認” 誘発される非人道的な政策 サウジアラビアの反体制派ジャーナリストでワシントン・ポスト紙のコラムニスト、ジャマル・カショギ氏は10月2…
韓国徴用工判決、国際社会の常識と懸け離れる
韓国の大法院(最高裁)は、戦時中に強制動員されたという朝鮮半島出身者の元徴用工4人が日本企業を相手取って起こした賠償請求訴訟の差し戻し上告審で、ソウル高裁が新日鉄住金(旧新日本製鉄)に対し計4億ウォン(約4000万円)…
ウイグル弾圧問題、対中国のリトマス試験紙だ
マクロン仏大統領が、旧仏植民地アルジェリアの独立戦争(1954~62年)時に、仏軍が組織的な拷問など人道に反する罪を犯し、国に責任があると認めたのは先月中旬。特に57年に独立運動家で25歳のアルジェ大教授、モーリス・オ…
韓国の棚上げに懸念、北朝鮮人権問題で米アナリスト
「最大限の圧力」が後退 韓国政府が北朝鮮の人権問題を棚上げし、融和策を進める中、米国の保守系人権グループは、韓国政府の融和策に追随することで、核廃棄へ「最大限の圧力」をかけるとしたトランプ米大統領の政策に陰りが見え始め…
イスラム教徒の正念場 The Muslim moment
ジャマル・カショギの殺人は、世界人口の22%を占める15億人のイスラム教徒、彼らの宗教、そして、方々に散り、広まった彼らの文明を突然襲った危機のすべてを包含している。 イスラム教徒は、彼らの古代社会から近代化への歩み…
コーヒー全盛時代
地球だより 韓国でコーヒー専門店の創業ラッシュが止まらないというニュースが、先日報じられた。フランチャイズ加盟店、個人店舗ともに開業増加勢が続いていて、それよりは安価な、コンビニに置いてあるマシーンによるいわゆる「コン…
韓国・文政権 基盤に脆さ
滞る北非核化、経済失政 保守再起のチャンスも 韓国の文在寅政権を支える政策的柱が揺らいでいる。高支持率を牽引(けんいん)してきた南北融和は肝心の北朝鮮非核化で進展が見えず、景気対策も失政が指摘され民心離反が起こりかねな…
宇宙軍Tシャツが人気沸騰
トランプ氏が創設命令 トランプ米大統領が6月18日に指示した第6軍「宇宙軍」の創設は、まだ本格始動していないが、一足先に宇宙軍のロゴ「USSF」やグラフィックをプリントしたTシャツや帽子、マグカップなどのグッズが党派を…
右派ボルソナロ氏が当選、ブラジル大統領選決選投票
南米の経済大国ブラジルで28日、現職テメル大統領の任期満了に伴う大統領選決選投票が実施され、即日開票の結果、右派で社会自由党のジャイル・ボルソナロ下院議員(63)が当選した。ボルソナロ氏は、「自由を祝う祝日だ。憲法と自…
INF破棄、北非核化にも圧力
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 日本、グアムに中距離弾配備へ 対中抑止力も向上 トランプ大統領は、1987年の中距離核戦力(INF)全廃条約の破棄発表に際して、ロシアが再三にわたって条約に違反し、弾道ミサイルの開発を…
茶人で事業家・山田寅次郎 トルコとの友好の礎築く
トルコきょう95回目の建国記念日 遭難事故で義援金募る 日本とトルコとの友情の基礎を築いたとされる人物が、快男児・山田寅次郎だ。現在でも彼を慕うトルコ国民は数多い。 寅次郎は慶応2年(1866年)に沼田藩(現在の群馬…