国際 rss

合理的な交通ルール

地球だより  米国の交通ルールは、「左ハンドル右側通行」というだけでなく、日本とは異なる決まりがいろいろとある。中でも、一番面白いと思うのは、赤信号でも車や歩行者が来ていなければ右折できる「ターン・オン・レッド」があるこ…

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ウイグル族迫害と米中「冷戦」

東洋学園大学教授 櫻田 淳 対中懸念を強める米国 政府と議会の「共通認識」に  米中両国を軸とした「第2次冷戦」への流れは、止まらないようである。  「日本経済新聞」(電子版、11月10日配信)記事に拠(よ)れば、ワシン…

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“世界の法廷”で存在感のない韓国

韓国紙セゲイルボ 日本は事実上「固定席」確保  韓国大法院(最高裁)が日帝強制徴用と関連し、日本企業の賠償責任を認めた判決を下すと、日本列島が熱くなった。しばらく静かだった独島(竹島)領有権の主張まで登場した。共通分母は…

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ベネズエラ難民が大量発生、対応に苦慮する南米周辺国

コロンビアは100万人滞留  南米ベネズエラは、反米左派のマドゥロ政権下で長年の放漫財政や原油インフラに対する投資不足などが重なり、経済崩壊に近い状況に陥っている。国連は10月8日、同国から隣接する周辺の国々に逃れた難民…

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男女嫌悪社会

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  男性を“韓男虫”(韓国男性は虫のようだ)、女性を“テンジャン(味噌)女”(誇示型消費にはまった女性)と皮肉り合っていた男女間の葛藤(対立)は2016年の「江南駅無差別殺人事件」で臨…

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露の東南ア外交、欧米との対立受けての接近か

 ロシア・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議がシンガポールで開かれ、ロシアのプーチン大統領とシンガポールのリー・シェンロン首相らASEAN加盟10カ国首脳が出席した。プーチン氏のシンガポール訪問は初めて。  「戦略…

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ゴーン会長逮捕、仏ルノー経営体制刷刷新へ

混乱回避へ検討  日産自動車と資本提携関係にあるフランスの自動車メーカー大手ルノーは、最高経営責任者(CEO)兼会長のカルロス・ゴーン会長が日本で逮捕されたことを受け、トップ不在による混乱を避けるため、経営体制刷新の検討…

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サウジ皇太子、G20出席へ

記者殺害事件後初の外遊に  サウジアラビアのムハンマド皇太子は、今月末からアルゼンチンで開催予定の20カ国・地域(G20)首脳会議に出席する。同国紙サウジ・ガゼットが19日、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資…

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大切なものを守りながら変化に対応する Managing change, preserving what’s important

 中間選挙で感じられた政治的揺らぎを受けて、私たちは皆、米国の人口動態の進化によって、米国が土台から異なった国になってしまうものかどうか思案投げ首の状態に置かれている。変化のつむじ風が吹き荒れて、風景を作り替えている中で…

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効果見えぬエコカー奨励金

地球だより  燃料価格高騰への不満から抗議運動も起きているフランスで、政府はエコカーへの乗り換え推進している。ところが、消費者の間ではいまだにディーゼル神話が強く、ハイブリッドや電気自動車(EV車)の普及率が伸び悩んでい…

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オーストリア原発中止40年 壮大な浪費、国民投票アレルギー

 アルプスの小国・オーストリアにも原子力発電所があった40年前の話だ。厳密に言えば、原発は建設され、いつでも操業できる状態だった。それが国民投票で操業開始反対派が僅差で操業支持派を破ったため、建設され、操業開始寸前の原発…

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米シンクタンク、テロとの戦いで警鐘

柔軟な戦略必要  米ワシントンの保守系シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ政策研究所(AEI)は、米国はアルカイダや「イスラム国」(IS)などの過激派組織との戦いで勝利しているが、世界各地に深く根を下ろした聖戦運動…

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仏大統領の米非難は間違い

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 強い米国が世界平和守る 問題は偏狭なオルトライト  フランスのマクロン大統領は、ポピュリスト・ナショナリズムを非難し、「世界に共通する善」を守る国連などの機関への支援を世界の指導者らに呼…

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中国のサイバー・宇宙戦略に警鐘

米国の軍事専門家ら講演  米国で毎年開かれる保守派集会「保守政治行動会議(CPAC)」の日本版「J-CPAC」が18日、前日に引き続き都内で開かれた。  講演した中国海軍研究家のトシ・ヨシハラ氏は、中国のミサイル発射台の…

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ビル・ガーツ

米中安保対話で米、南シナ海のミサイル撤去要求

 トランプ米政権はワシントンで今月上旬に行われた米中外交・安全保障対話で、南シナ海に中国が配備したすべての対艦・対空ミサイルを撤去するよう求めていた。このような要求が明らかになるのは初めて。  国務省が公表した米中対話の…

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豪「エルサレムに大使館」検討

獨協大学教授 佐藤 唯行 ユダヤ票獲得狙う与党 総選挙に向け資金源確保も  オーストラリアのモリソン首相は10月16日、エルサレムをイスラエルの首都として公式に認め、商都テルアビブに設置されている豪州大使館のエルサレム移…

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米、INF条約離脱へ同盟国と調整 U.S. military, intel officials preparing allies for American pullout from Cold War missile treaty

 米国防総省、国務省、情報機関などの当局者から成るチームが、欧州の主要同盟国と一連の会合を開き、ロシアとの兵器拡散防止のための条約から離脱した際に備え、同盟国との調整を進めている。  トンプソン国務次官(武器管理・国際安…

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トランプ大統領の中東版NATOは「幻想」と主張する米紙WSJ

◆一枚岩でないGCC  トランプ米大統領が昨年5月のサウジアラビア訪問時に提唱した「中東戦略同盟」(MESA)だが、実現への進展が見えない。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、「トランプ氏のアラブNATOの…

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中国紙が日米印豪の「4カ国同盟」を非難

 中国共産党機関紙・人民日報系の「環球時報」(電子版)は15日付の社説で、米、インド、日本、オーストラリアの4カ国が、アジアでの経済的、軍事的影響力の拡大を狙う中国に対抗するために新たに築こうとしている同盟関係について「…

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例年より早い降雪、気候変動めぐり議論 Early ski season stokes climate change debate

 【デンバー】秋に入って大雪が降り、コロラド州全域のスキー場が過去十数年で最も早くオープン、スキーヤーらに歓迎される一方で、気候変動をめぐる新たな雪合戦が起きている。  ベール・リゾートのダグ・ラベル最高執行責任者(CO…

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「フォーチュン」買収劇

地球だより  タイ人実業家のチャチャワン氏が、米大手経済誌「フォーチュン」を1億5000万ドル(約170億円)で買収することになった。メディア王マードック氏の買収劇から比べると、まだまだ小規模かもしれないが、買収主がタイ…

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サイバー攻撃で北が資金を調達

 中国、ロシア、イランからのサイバー攻撃が米政府・企業にとって脅威となる一方で、元情報高官、民間の専門家らは、北朝鮮は資金力がないため、サイバー攻撃で「最も創造力に富んでいる」と指摘した。  サイバーセキュリティー企業、…

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高まる米の対北非核化圧力

 中間選挙が終わり、米国で北朝鮮への非核化圧力が強まっている。  有力シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は12日、北朝鮮が公表していない推定20カ所の弾道ミサイル基地のうち、少なくとも13カ所を特定したとする報…

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