国際
独次期首相候補、トランプ氏を評価
軍事費増加は当然、東欧への連帯表示 極右から保守支持層奪回を図る メルケル独首相は先月30日、トランプ米大統領の政治を、国際連携を無視した一方的な政策であり、自由貿易を否定する保護貿易主義的な傾向が強いと厳しく批判、学…
英語コンプレックス
地球だより 仏日刊紙ルモンドが最近、「英語ができなくて職場で苦しむフランス人」という記事を掲載、英語に苦労する昨今のフランス人事情を紹介し、話題となった。「フランス人はプライドが高いので英語は喋ろうとしない」などという…
トルコの与党敗北、政権に打撃
イスタンブールやり直し市長選 トルコ最大の商業都市イスタンブールで23日に投票が行われたやり直し市長選は即日開票され、野党・共和人民党(CHP)のイマモール候補(49)が、政権与党・公正発展党(AKP)のユルドゥルム元…
バイデン氏に党内から批判
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 「礼節と譲り合い」擁護 ライバル候補が反発 一つ整理しておきたいことがある。バイデン前米副大統領は民主党の大統領候補指名争いで支持率トップに立っている。それは、「選挙で勝つ見込みのある…
警備手薄の太永浩元公使、文政権に守る意思なし
韓国・文政権 北へ過度な刺激なしと許可 2016年夏に韓国に亡命した元駐英北朝鮮公使の太永浩氏がこのほど手記『三階書記室の暗号』の日本語訳本出版に合わせ初来日した。太氏の北朝鮮分析には定評があり、報道各社のインタビュー…
中朝首脳会談、今度は習氏に仲介させるのか
中国の習近平国家主席が就任後初めて北朝鮮を訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長と会談した。正恩氏は2月に行われた2回目の米朝首脳会談が決裂した後、米国から制裁緩和を引き出すための交渉再開にメドをつけられずにいた。後ろ盾となる…
結党100周年の米国共産党、理想の方向にシフトした民主党を称賛 Communist Party to celebrate 100 years in U.S., hail Democrats’shift toward ideals
米国共産党が今週末、シカゴで開く会議で結党100周年を祝う。共産党が最も待ち望んできた幾つかの目標を民主党が既に取り入れる中で、共産党の未来はどうなるか、疑問が山積している。 会議に向けた準備の話し合いの中で出てきた…
中国政府による「信教の自由」抑圧が悪化
新疆の項目を新設 国務省年次報告書 米、中国批判強める 米国務省は21日、各国の信教の自由に関する2018年度版の報告書を発表した。中国政府による信教の自由抑圧が特に悪化しているとして、少数民族ウイグル族らが居住する「…
米大統領、イラン攻撃を直前に中止
無人機撃墜の報復「相応でない」 米軍の無人偵察機がイランに撃墜された問題で、トランプ米大統領は21日朝、ツイッターで、米軍が前日夜にイランへの軍事攻撃の準備を進めていたが、開始10分前に中止させたと発表した。軍事攻撃によ…
新米国務次官補、中朝への対処で政権支えよ
米政府の重要ポストである東アジア・太平洋担当の国務次官補に、デービッド・スティルウェル退役空軍准将の起用が決まった。 中国の海洋進出強化、北朝鮮の核・ミサイル開発の継続などで緊張が高まる中、東アジア政策に関する事務レ…
国際空港職員が窃盗
地球だより フィリピンの空の玄関口となっているニノイ・アキノ国際空港で、職員が窃盗で逮捕された。英語が苦手な観光客を狙うという悪質な手口だ。 被害者は観光ツアーに参加していた男性で、香港に帰国する飛行機に乗るためにエ…
台湾有事に備え国際シンポ
台湾有事に備えた日米台安保協力の強化を訴える国際シンポジウムが、このほど都内のホテルで開催され、「日米共催の人道的海洋安全訓練に台湾の参加を認め、日台交流基本法の制定を望む」との共同声明が採択された。 (池永達夫、写真…
「建設的なメッセージを」 習主席訪朝で米特別代表
米国のビーガン特別代表は19日、中国の習近平国家主席の北朝鮮訪問について、「建設的で適切なメッセージを送ることを期待している」と述べ、北朝鮮の非核化に向け積極的な役割を果たすよう求めた。米シンクタンク、大西洋評議会での…
米国の9州で相次ぎ中絶制限法、 国家二分する対立が再燃
米国の保守色の強い州で、人工妊娠中絶を厳しく制限する法律の制定が続いている。背景には、昨年秋に連邦最高裁判事の構成が保守派優位となり、中絶反対派が勢いづいていることがある。来年に大統領選を控える中、国論を二分する中絶を…
動物保護に「幸せ」感じる獣医夫婦
地球だより 先日、子供を小学校に送り届けた妻が、小さな動物を胸に抱えて帰ってきた。まだ生後1カ月ぐらいの子猫だった。雨が降る道端でずぶ濡れになりながら鳴いていたという。 野良猫の群れからはぐれたのか、飼い猫が迷子にな…
米中貿易摩擦で揺れる韓国外交
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮重視を見直し長期戦略を 大阪G20(20カ国・地域)首脳会議が迫っている。文在寅大統領が米中首脳と会談する可能性が高い。文大統領としては世界を巻き込む米中貿易摩擦から北核問題まで、侮れない懸案に…
「イランの攻撃は続く」ボルトン補佐官警告
代理組織使い関与隠蔽 ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は記者(ビル・ガーツ)とのインタビューで、イランが、精鋭部隊「革命防衛隊」や影響下にある武装勢力を使って、ペルシャ湾岸での緊張を高めていると主張、米国は緊…
“政治1番地”鍾路
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 青瓦台(大統領府)や政府ソウル庁舎がある鍾路は首都ソウルの中心だ。大物の政治家が多く輩出された。大統領3人(尹潽善、李明博、盧武鉉)、総理2人(李允栄、張勉)、主要政党の最高指導者…
トランプ氏、20年大統領選に再選出馬表明
「米国を偉大なままに」訴え トランプ米大統領は18日、フロリダ州オーランドの集会で演説し、2020年米大統領選挙への立候補を正式に表明した。野党・民主党から20人以上が予備選に名乗りを上げる中、今後、再選に向けた活動を…
モルシ前エジプト大統領が死去
出廷中に倒れて搬送 エジプトのムハンマド・モルシ前大統領が17日、首都カイロの法廷で出廷中に倒れ、緊急搬送され先の病院で死亡が確認された。67歳だった。地元メディアが検察の発表として報じたところによると、死因は突然の心…
以前とは違う“革命”韓国
日韓打開 私はこう考える 麗澤大学客員教授 西岡 力氏(上) 国交正常化以降最悪となった日韓関係の出口が見えない。悪化の原因と解決の見通しを現代朝鮮問題研究の第一人者・西岡力麗澤大学客員教授に聞いた。(聞き手=編集委員…
何の発言力もないゴーストを引っ張り出す A ghost with nothing to say
下院の民主党員は、ウォーターゲートの内部告発者であったジョン・ディーンという人物を久しぶりに、ほこりを払って引っ張り出してきて、彼を米国民に披露した。彼らは、ドナルド・トランプ氏とその大統領職を破壊しようとする飽くなき…
韓国・文政権、米中の狭間で「反中色」自制
米国と中国の覇権争いの狭間で韓国の文在寅政権が「反中国」と映ることに神経を尖らせている。米国の次世代通信規格「5G」のネットワーク建設や北朝鮮のミサイル攻撃を想定した迎撃ミサイル配備などをめぐり韓国は米中双方から圧力を…