韓国・北朝鮮 rss

“2人勝ち”経済

地球だより  もう何年も前だが、韓国大手企業のサムスン電子に入社した新入社員が早朝から深夜まで続く勤務に耐え切れず、いつ会社を辞めようかとばかり考えていたが、自分の口座に振り込まれる給与の多さにそれまでの疲れが一瞬にして…

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張氏の自信過剰が仇に 韓国治安政策研究所上級研究官 柳東烈氏(上)

2014世界はどう動く識者に聞く(10) 北ナンバー2粛清  ――昨年12月、北朝鮮ナンバー2の張成沢・朝鮮労働党行政部長が粛清された。いろいろ指摘されているが、理由は何だったと見るか。  最高指導者の金正恩第1書記は、…

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日本海学シンポジウムで 研究者悩ませる「東海」呼称

韓国側は「東海」の並記を主張  昨年12月、富山市で開かれた日本海学シンポジウム「海がつなぐ文化と環境」で、パネリストの間から「日本海の呼称」が課題になった。「日本海」の表記について、韓国側が「東海(トンへ)」と併記すべ…

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和合の精神で統一時代開こう

韓国紙セゲイルボ 政治の正常化と経済防衛を  新年を迎えて自問するのは、「大韓民国共同体はどこへ向かっているのか」ということだ。不信の壁、政争の壁、不条理の壁、不況の壁に遮られて、韓国社会の危機はますます大きくなっている…

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14年韓国経済「上期高下期底」への対応必要

 2014年世界経済は景気低迷から抜け出し、緩やかな回復傾向を見せると展望される。韓国経済も前年よりは良くなるとみられるが、これが14年も持続するとみるのは難しい。今の上昇局面が14年下半期末には終わる可能性が大きいため…

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哀れな、余りにも哀れな北の女たち

 故金正日総書記の実妹であり、処刑された張成沢国防副委員長の夫人、金敬姫(朝鮮労働党政治局員)が死去したというニュースが流れている。金敬姫の死亡説は過去にも何度か報じられたことがある。夫人はアルコール中毒であり、満身創痍…

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整形と素顔

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  整形はいつからあったのか。さまざまな説があるが、紀元前3000年ごろ、エジプトで道具を利用した手術で鼻骨やあごの骨折を治療したというから、整形の歴史は非常に長い。貴族階層を中心に整…

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韓国で漢字の非識字に警鐘

根強いハングル重視論  15世紀に李氏朝鮮の国王・世宗大王が制定した固有文字ハングル(訓民正音)。韓国ではこの文字のおかげで植民地解放後に短期間で非識字率を低下させることに成功したといわれ、現在は漢字を知らないことで日常…

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金正恩「一人支配」に懐疑的見方も

韓国情報機関系シンク 張氏処刑後の北朝鮮展望 手腕発揮できねば体制不安  韓国情報機関系シンクタンクの国家安保戦略研究所はこのほど新年の北朝鮮情勢を展望する報告書を発表した。ナンバー2だった張成沢・朝鮮労働党行政部長の衝…

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韓国の左翼の“駆け込み寺”

地球だより  北朝鮮ナンバー2の処刑や安倍首相の靖国神社参拝に蜂の巣をつついたような騒ぎとなった韓国で、もう一つ年末の大きなニュースだったのが鉄道労組のストだ。大赤字の会社で高給取りたちがやりだしたストに世論の反応はいま…

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張成沢氏処刑に沈黙した韓国

韓国紙セゲイルボ 政府・左派、「非人道的」非難せず  筆者は「送年の辞」を兼ねた反省文を書きながら、この1年、何を大きく間違え、許しを乞うべきかを考えた。長く考える必要はなかった。北の「張成沢(チャンソンテク)の死を悲し…

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国家競争力の向上へ衰退都市の再生必要

韓国紙セゲイルボ  ロンドン、ニューヨーク、東京など有名な世界的都市は一国家を導いていく核心エンジンとしてその国家の顔だ。優秀な人材と観光客を引き込む魅力ある都市を持つ国が競争力のある国家だ。  20世紀が国家の時代だと…

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“カンニング”社会

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  いくら模範生でも学生時代に1回ぐらいは試験の不正行為であるカンニングの記憶を持っているようだ。実力は足らないのに順位を上げて合格証をもらいたい時の選択肢は明らかだ。大学生の45%が…

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韓国鉄道ストで政府と労組の対立激化

左派系野党・団体が“便乗”  韓国で旅客・貨物列車や高速鉄道(KTX)の運行などを行う韓国鉄道公社(KORAIL)がKTX新路線の子会社化に反発して始めたストをめぐり、公社の赤字体質にメスを入れたい政府と既得権にしがみつ…

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危機にある韓半島信頼プロセス

韓国紙セゲイルボ まず韓日関係を改善せよ  朴槿恵大統領は1年前の大統領選挙で外交安保分野の核心公約として「韓半島信頼プロセス」と「北東アジア平和協力構想」を提示した。朴大統領は約1年、この二つの政策を韓半島と北東アジア…

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インターネット倫理意識の定着に努力を

韓国紙セゲイルボを読む  外国人に「韓国に来て、最も便利な点は何か」と尋ねれば、相当数が何でも速く配達することだと言う。チキン、ピザ、ジャージャー麺のような食べ物はもちろん、多様な物品が顧客の所まで便利に届けられる。世界…

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顔のない寄付天使

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  全州市老松洞(ノソンドン)には『顔のない天使の通り』がある。厳寒に見舞われた2000年冬の50万ウォンを手始めに今まで毎年、数千万ウォンを置いていった「名を知らぬ天使」の善行を称(…

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張成沢氏処刑後、北朝鮮は日本に接近か

ウィーン発 『コンフィデンシャル』  叔父の張成沢国防委員会副委員長を処刑した金正恩氏はその権力基盤を再調整する一方、経済強国の建設に向けて全力を導入する考えだ。張氏粛清直後の北朝鮮の立場は今月2日から開催された国連工業…

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脱北者のテレビ荒らし

地球だより  北朝鮮ナンバー2の張成沢氏が粛清された事件で、例によってこちらのマスコミは連日大騒ぎだ。地上波はそれほどでもないが、ニュース専門や時事番組の多いケーブルテレビは朝から晩までこれでもかと言わんばかり関連特番を…

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張成沢氏粛清で北朝鮮体制動揺論

 北朝鮮ナンバー2だった張成沢・朝鮮労働党行政部長に対する電撃的な粛清で、韓国では最高指導者・金正恩第1書記による恐怖政治が続くという観測が広がった一方、今後、体制が動揺する可能性があるとの見方も出始めている。政府は内部…

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張成沢氏死刑執行、北朝鮮の不測の事態に備えよ

 北朝鮮は、公職を追放された張成沢氏の死刑を執行した。張氏は金正恩第1書記の義理の叔父で「後見人」とされてきた実力者だ。今後の北朝鮮の権力構造の変化と対外政策への影響を注視する必要がある。 強硬策に傾く恐れも  張氏は国…

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北朝鮮、張成沢氏の死刑執行で「粛清続く」の見方も

 北朝鮮の最高指導者・金正恩第1書記の義理の叔父で事実上ナンバー2とされながら、先の朝鮮労働党中央委員会政治局拡大会議の場で逮捕された張成沢・党行政部長が12日、国家安全保衛部の特別軍事裁判で死刑を宣告され、その直後、執…

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韓国の国宝文化財第1号の「崇礼門」に交代論議

韓国紙セゲイルボを読む  崇礼門(スレムン)は315件ある国宝文化財の第1号である。1962年に登録されて以後、長期にわたりその地位を保っている。だが、最近になって交代議論が起きている。放火で半分以上焼失した上に、復旧工…

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