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台風15号被害に見る停電リスク
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 想定外だった通信障害 地域防災計画の見直し急務 9月8日の夜中から9日の明け方に首都圏を通過した台風15号は、千葉県を中心に甚大な被害をもたらした。本稿執筆(16日…
佳子殿下 記念夕食会に
ハンガリー公式訪問 【ブダペスト時事】ハンガリーを公式訪問中の秋篠宮家の次女佳子殿下は21日、日本との外交関係開設150周年を記念する夕食会に出席された。 夕食会には両国の交流促進に貢献したハンガリー人ら12人が招か…
中国の国防白書の取り扱い方
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 「必ず台湾を統一」と強調 強権政治のプロパガンダ手段 中国は本年7月に4年ぶりに「国防白書」を発行した。その事実は既にメディアで伝えられているが、国営通信社・新華社による解説記事(月刊「中…
中国、新型の超音速無人機を公開
既に実戦配備か米防空網を突破 無人機の開発を急速に進めている中国軍が、最新兵器の一つ、超音速偵察無人機を公開した。 敵国の防空網を突破するための兵器であり、専門家らは、中国の「接近阻止・領域拒否(A2AD)」戦略の一…
米政権 新安保補佐官にオブライエン氏
ポンぺオ氏の影響力拡大 トランプ米大統領は18日、解任したボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の後任として、国務省のロバート・オブライエン人質問題担当特使を任命すると発表した。元弁護士で政治経験が限定的な同氏の就…
米大統領 48時間以内にイラン制裁
軍事作戦には慎重姿勢 トランプ米大統領は18日、サウジアラビアの石油関連施設への攻撃にイランが関与したとみて、新たな制裁措置を「48時間以内に発表する」と表明した。具体的な措置については言及しなかったが「非常に厳しい制…
天皇陛下 即位後初の稲刈り
天皇陛下は19日、皇居内の生物学研究所脇の水田で、即位後初めてとなる稲刈りをされた。皇居での稲作は昭和天皇が始め、上皇陛下から陛下が引き継がれた。 長袖シャツと紺のズボン姿の陛下は長靴を履き、新調した鎌を右手に持ち、…
特別対談 直筆御製に記された昭和天皇の大御心(下)
直筆御製に記された昭和天皇の大御心(上) 直筆御製に記された昭和天皇の大御心(下) 引き継がれた家庭の温かさ 民族と国柄守るため御聖断 櫻井 旧皇族に変わらぬお身内意識 竹田 昭和天皇は終戦に際して<身はいかになるともい…
米中貿易戦争と世界経済
鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫 中国は妥協せず持久戦に 景気後退阻止へ財政政策必要 8月に入り、日米をはじめ、世界の株価が急落したが、その後は反動高の局面もあり、9月に入ってからは米中貿易協議の先行きを…
佳子殿下「友好関係、末永く」
オーストリア 記念レセプションで 【ウィーン時事】オーストリアを公式訪問中の秋篠宮家の次女佳子殿下は17日、首都ウィーンの日本大使公邸で、日本との国交樹立150周年を記念するレセプションに出席された。佳子さまは日本語で…
「香港人権法案」可決求める
民主派リーダー 黄之鋒氏、米議会で証言 香港民主派による2014年の大規模デモ「雨傘運動」の元学生リーダー、黄之鋒氏が17日、米議会の公聴会で証言し、香港で「一国二制度」が崩壊する寸前だと指摘。中国を牽制(けんせい)す…
特別対談 直筆御製に記された昭和天皇の大御心(上)
直筆御製に記された昭和天皇の大御心(上) 直筆御製に記された昭和天皇の大御心(下) 昭和天皇の御製(和歌)が記された原稿と、作歌のためのメモなど直筆資料が発見されたことを、世界日報は今年1月3日付から4回にわたり詳報し…
ボルトン氏解任で米外交に変化も
国際社会に懸念広がる 対外強硬派とされたボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が解任された。理由は、対北朝鮮や対タリバン、対イラン、対ベネズエラなどをめぐるトランプ米大統領との確執とされるものの、ボルトン氏が政権中…
佳子殿下、ウィーン少年合唱団と交流
「天使の歌声」鑑賞 【ウィーン時事】オーストリアの首都ウィーンを公式訪問中の秋篠宮家の次女佳子殿下は16日、世界的にも有名な「ウィーン少年合唱団」の活動拠点を訪問された。 佳子さまは、「天使の歌声」と称される少年たち…
米大統領、早期の訪朝を否定
「まだ道のり長い」 トランプ米大統領は16日、ホワイトハウスで記者団に北朝鮮を訪問する可能性について「われわれは用意ができているとは思わない」と述べ、早期の訪問を否定した。金正恩朝鮮労働党委員長が8月にトランプ氏に書簡…
モノレール浦添市延伸の課題
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 「ゆいレール」として親しまれている沖縄都市モノレールは10月1日、首里駅(那覇市)からてだこ浦西駅(浦添市)までの延伸区間を開業する。これまで那覇市でしか運行していなかったモノレー…
アフガン和平、女子教育禁止の再来を許すな
私は大学での国際問題の講義で、教育に対する暴力の問題をよく取り上げた。その際、アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンにより、通学途中に酸を浴びせられた17歳の女学生の写真を見せた。 1996年に首都を奪取したタ…
軍事支出をめぐる米独の対立
日本大学名誉教授 小林 宏晨 「GDPの2%」拒む独 米は部分的撤退ちらつかす 欧州ではドイツほどに多くのアメリカ軍を受け入れている国は存在しない。しかし現在ではこの実績は高く評価されてはいても、将来の必要性については…
両陛下 国民文化祭に御出席
新潟で新たな定例地方公務 天皇、皇后両陛下は16日、新幹線で新潟県入りし、新潟市の朱鷺メッセで開催された第34回国民文化祭と第19回全国障害者芸術・文化祭の開会式に出席された。皇太子殿下御夫妻時代から担ってきた公務で、…
「日韓 トンネル連結で和解へ」
米投資家ジム・ロジャーズ氏 福岡で講演、唐津の現場も視察 来日中の米国人著名投資家ジム・ロジャーズ氏は16日午後、福岡市内のホテルで「東アジアと日本経済の展望及び九州の方向性」と題して講演した。この中で、ロジャーズ氏は…
自然を愛する心育む「ふるさとのツバメ総調査」
石川県内の全ての公立小学校6年生が毎年参加 石川県では毎年、県内の全公立小学校の6年生が、「ふるさとのツバメ総調査」を続けている。昭和47年(1972)から毎年実施され、今年で48回を数える。年々減少するツバメを観察す…
拉致被害 首相、金氏と「無条件で」
家族会 全員の即時帰国求め集会 安倍晋三首相は16日、東京都内で開かれた、北朝鮮による日本人拉致被害者全員の即時帰国を求める「国民大集会」(主催=拉致被害者家族会など)であいさつし、「拉致問題を解決するには、日本が主体…
恥ずべき米へのタリバン招待
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 同時テロ犠牲者への侮辱 直前に会合キャンセル 2011年にオバマ大統領は、イラクから全米軍を撤収させ、過激派組織「イスラム国(IS)」の台頭を許したが、IS幹部らをキャンプデービッドに…