海外メディア
北朝鮮の脅威がトランプ氏の重要なアジア歴訪に影を落とす North Korea threat looms over Trump’s high-stakes Asia tour
◆割れる衝突の可能性 トランプ米大統領のアジア歴訪を控え、先週10月29日の報道番組は、衆院選後の与野党動向とともに、同大統領歴訪の際に重要テーマとなる北朝鮮の核ミサイル開発問題に焦点を当てた。 北朝鮮は9月まで各種…
白人民族主義者、学内での講演めぐりミシガン大に警告 White nationalist threatens University of Michigan with lawsuit over venue request
ミシガン大学が、物議を醸している白人民族主義者リチャード・スペンサー氏の講演を認めるかどうかを検討している一方で、スペンサー氏の代理人は講演を拒否しているミシガン州立大学など全米の公立大学に対する法的措置を進めている。…
「習近平新時代」突入で新たな韓中関係樹立を
韓国紙セゲイルボ 中国共産党大会で指導理念として「習近平新時代」「中国特色社会主義思想」が党規約に入られた。習政権2期の本格的なスタートが韓国に与えるメッセージは少なくない。文化大革命と大躍進運動で混乱を経験した中国が…
北朝鮮で「民衆蜂起」の可能性高まる
亡命公使が米議会で証言 北朝鮮の元駐英公使で昨夏、韓国に亡命した太永浩氏は1日、米下院外交委員会の公聴会で証言し、北朝鮮でこのところ経済や文化に対する政府の監督が弱まり、「民衆蜂起」の可能性が高まっていると指摘、米国は…
青瓦台の緩み
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 2008年、李明博(MB)政府の初期に“アーリーバード”旋風が吹き荒れた。青瓦台(大統領官邸)の首席秘書官や秘書官が主宰する各種会議が午前6~7時に開かれた。青瓦台のプレスセンター…
交渉カードとしての戦術核再配備
韓国紙セゲイルボ 北核解決に中露を動かせるか ソウルとワシントンで北朝鮮の核・ミサイルへの対応案として、韓国への“戦術核再配備”が議論され始めた。韓国内でも野党政治家や専門家が、米国でも与党関係者が戦術核再配備の必要性…
オバマ任命判事には「平和の十字架」の大きさが問題 Size matters, to these judges
国の歴史を消去するキャンペーンが続いている。単なるばかげた連中に代わって、間抜けらが登場して、暴虐が相次いでいる。フィラデルフィアにある米国第4巡回控訴裁判所の3人制の判事団は、知恵を尽くして、第2次世界大戦の戦死者の…
帰国した数千人の「イスラム国」戦闘員が各国に危険をもたらす Thousands of Islamic State fighters returning home pose global risk
過激派組織「イスラム国」(IS)の支配地域が縮小する中、ISと共に戦うためにシリアとイラクの拠点に集まった数千人の外国人戦闘員が本国に戻ったことが、民間治安情報会社の広範な調査で明らかになった。調査では、外国人戦闘員を…
メキシコの麻薬カルテルがドローン爆弾 Terror from skies as Mexican cartel attaches bomb to drone
メキシコ警察は先週、手製爆弾(IED)と遠隔起爆装置を搭載した自爆ドローンを運んでいた男4人を発見した。アナリストらは、麻薬カルテルがドローン兵器化の方法を把握していることが明らかになったとみている。 これは憂慮すべ…
公文書で確認された動乱当時の韓国人の日本避難
韓国紙セゲイルボ 米極東軍司令部が1950年11月28日に作成した公文書には日本へ入国しようとしていた韓国人避難民881人の処遇問題が出てくる。 公文書によれば長崎県の針尾収容所(現大村入国管理センター)に韓国人避難…
UAE、サイバー空間で過激派組織監視
非公開のテロ対策センター 中東のアラブ首長国連邦(UAE)に設置されているテロ対策組織「サワブセンター」ではこの2年間、穏健派イスラム教徒らが過激派組織「イスラム国」(IS)との容赦のないサイバー情報戦を繰り広げている…
「クジラの争い」に巻き込まれるな
韓国紙セゲイルボ 対北朝鮮安保態勢を強力に いま韓半島周辺情勢に地殻変動が起きている。習近平中国国家主席と安倍晋三日本首相がほとんど同時に権力基盤を強化した。来月初め、ドナルド・トランプ米大統領の初のアジア歴訪が控えて…
国の存亡の危機に良心の呵責か Guilty conscience, mortal peril
第2次世界大戦後の長い年月、ドイツは欧州の安定と抑制にとって力ある存在であったが、今や、ドイツは、新たな「欧州の病人」かもしれない。 最近行われたドイツの選挙は、アンゲラ・メルケル率いる多数党、キリスト教民主同盟(C…
核搭載爆撃機の警戒態勢復活へ
米軍が冷戦終結後初 米空軍は、1991年の冷戦終結後初めて核搭載爆撃機の24時間警戒態勢を復活させる準備に取り掛かった。米軍事情報誌ディフェンス・ワンが22日、報じた。 同誌によると「命令が出されれば、(戦略爆撃機)…
メディアへのリークからツイートの嵐へ―トランプ氏がホワイトハウス情報の流れを変える From press leaks to tweetstorms: Trump changes flow of White House information
ホワイトハウスが組織的に情報をリークして政策の観測気球を打ち上げる古い慣習は、大統領がツイッターで直接アイデアを飛ばす形に取って代わられた。このやり方は、北朝鮮戦略から国歌斉唱時に膝をつく選手に対するナショナル・フット…
AT&T買収で言論の自由の制限に懸念 AT&T buy raises fears of limiting free speech
AT&Tとタイム・ワーナーとの合併案に、一部の保守派は言論の自由に影響が及ぶのではないかと警戒している。 トランプ氏と敵対するCNNばかりか、通信手段とコンテンツを運用する巨大で左寄りのコングロマリットが誕生する見通…
翻訳に対する認識と出版体系が遅れている現状
韓国紙セゲイルボ 2017年ノーベル文学賞受賞者に日系英国作家カズオ・イシグロが選ばれた。筆者が注目するのは彼が英語で作品活動をしたという点だ。英語という国際公用語の普遍性のために、作品が正しく理解される良い環境で読ま…
冬季五輪の救世主
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 韓国のマスコミが激賞している2002年、米国のソルトレーク冬季五輪は散々だった。招致の時から贈収賄の不正まみれとなった。収賄疑惑を受けた国際オリンピック委員会(IOC)委員9人が追…
政府は亡国の道を進むのか
韓国紙セゲイルボ 清の侵攻後も国力醸成怠る 仁祖(インジョ)は「三田渡の屈辱」(1637年、清への降伏)以後も13年間王座にあった。朝廷内の主戦派と融和派は清への降伏後も権力の地位を保った。王と重臣は国を守るのに失敗し…
チュニジア開発相、民主化推進には経済成長が鍵
中東の民主化運動「アラブの春」の発端となったチュニジアは、議会選を成功させるなど、一定の政治的安定性を実現させた。訪米中のラドハリ開発・投資・国際協力相は、民主化をさらに推進するには経済成長が欠かせないと国際社会へ支援…
カナダ国境の惨状 Hell on the (Canadian) border
カナダは不法移民の急増に見舞われている。そして、不法移民の中でも、少なからざる人数を占めるのが、大統領選挙戦でヒラリーに投票した怒れる有権者だ。トランプが選挙に勝つようなことがあったら、北(カナダ)に移ってやる、と大口…
「イスラム国」との戦闘、リビアで再び激化 Battle with Islamic State heats up again in Libya
米軍がリビアで過激派組織「イスラム国」(IS)に対する作戦、爆撃を強化している。ISの支配拠点がシリアとイラクで縮小する中、リビアに逃げ込むIS戦闘員が増えているためだ。 米軍が支援する民兵組織がリビアにおけるISの…
マンダレイ・ベイ・ホテル銃乱射事件に乗じる Exploiting murder at Mandalay Bay
悲劇を利用するとなると長くはかからない。長くかかったためしはない。ラスベガスのマンダレイ・ベル・ホテルの舗装道路の血が洗い流される前に、さらなる銃規制に対する予想された要求がメディアに火を付けた。無辜(むこ)の民の命を…