海外メディア
大学卒業式のスピーチ、今年は政治バランスが取れる Graduation speakers more politically balanced this year
トランプ米大統領と政権の閣僚たちは、今年の大学卒業式のスピーチにほとんど呼ばれていない。ただ、卒業式の講演者は例年、リベラル派と保守派のバランスが一方的に偏っていたが、今年はいつもよりバランスが取れているようだ。 ト…
復活の第2艦隊、軍事演習でロシア牽制へ U.S. Navy sends message to Russia with 2nd Fleet’s Baltic Operations
伝統と歴史を持つ米海軍第2艦隊は、着実に強まるロシアの攻勢に対抗するために、復活してから半年足らずで、北大西洋で最初の本格的任務に就く。 海軍指揮官らによると、この任務は欧州同盟国との大規模演習であり、同盟国間の「イ…
「インド太平洋戦略」対「一帯一路」
韓国紙セゲイルボ 米中関係悪化は南北対話に影響 中国と米国が尖鋭に対立し暗雲が晴れない。中米間の貿易戦争をはじめ、南シナ海、台湾などをめぐる対立が戦争を呼ぶのか、相互緩衝として働くのかの岐路に立っている。 “浮上する…
バス準公営制
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 50、60代の壮年層にとって、田舎のバスは遠い昔のかすかな思い出だ。1970年代になっても、田舎の村には土煙が舞う非舗装道路を走るバスが唯一の交通手段だった。田舎の通学バスはいつも…
米投資家 日韓トンネルの推進訴え
日欧輸送路展開も 韓国ソウルで開催された朝鮮半島情勢、日韓関係に関する会合に参加した世界的な米投資家ジム・ロジャーズ氏は、北朝鮮の核問題が解決し、日韓トンネルが建設されれば、地域への経済的恩恵は計り知れないと述べ、日韓…
米とタリバンの直接交渉に懸念 アフガン駐米大使、政府参加を求める
アフガニスタンのラマニ駐米大使は、ワシントンでの一部メディアとの会合で、米政府が反政府組織タリバンと進めている直接交渉について、アフガン政府が情報提供を受けておらず、正統政府が参加しないどのような和平合意も国民の支持は…
ロー対ウェイド判決の破棄を目指し、最高裁向けの中絶禁止法で競い合う共和党州 Red states compete to topple Roe with pro-life bills aimed at Supreme Court
もし米連邦最高裁が1973年の(女性の中絶権を認めた)ロー対ウェイド判決に対する異議申し立てを審理する時は、アラバマ州の訴訟であってほしい。テリー・コリンズ同州下院議員はそう望んでいる。 コリンズ氏が提出した、事実上…
武器管理条約めぐり民主が追及 U.S., Russia arms treaty scrutinized
米議会は15日、懸案となっているロシアとの核兵器条約をめぐって政府の武器管理当局者らに詰め寄った。トランプ政権の大量破壊兵器削減と核拡散抑制に関する交渉で不透明感が強まっているためだ。 上院外交委員らは、新戦略兵器削…
対話できない大統領
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 米国のジョージWブッシュ元大統領は在任中、ホワイトハウス近くの個人邸宅を訪ねて民間人たちと会った。面談要請を全て消化できない場合、夜の時間を使ったわけだ。 ビールを前に置いて対話…
「ツキディデスの罠」理論の誤り
韓国紙セゲイルボ 「米中戦争」は西洋学者の偏見 米国と中国は韓国外交の2本の軸だ。韓米同盟と韓中協力を両方とも守らなければならない。重要なのは米中間の相互関係だ。戦争と進化、2種類の理論がある。米中が戦争に向かうなら韓…
自動運転車がやって来る Here come the driverless cars
米国と自動車との長年の熱愛が、試験台に乗せられようとしている。自動運転車、技術オタクの言葉を借りれば「高度自動走行車」が、急速に道路を席巻しようとしているからである。しかし、車のキーを精巧なコンピューターに渡してしまう…
中絶問題をめぐり人種で割れる米民主党 Democrats divided by race on abortion
ノースカロライナ州では先月、6人の民主党議員が党に逆らい、共和党議員と共に「嬰児(えいじ)殺し」を禁止する法案を可決させたが、6人には共通点がある。全員、白人ではないことだ。 6人のうち5人が黒人で、1人はネイティブ…
アルシャバーブ根絶目指さない/米軍 No ‘death blow’ for al-Shabab in Somalia
トランプ大統領は、イラクとシリアの過激派組織「イスラム国」(IS)は「100パーセント」撲滅したと宣言した。 ソマリアのイスラム過激派アルシャバーブについては今後も同じことを宣言することはなさそうだ。 オバマ前政権…
騒音トラブル
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 今年2月初め、忠清北道清州市清原区のあるアパート(マンション)に住むA氏は午前6時頃、下の階の部屋から赤ちゃんが泣く声が絶えないと、112番(警察申告センター)に電話した。出動した…
令和時代到来と安倍首相の思惑
韓国紙セゲイルボ 日本の右傾化・軍事大国化を警戒 徳仁新日王(天皇)即位とともに日本で令和時代が始まった。年号は東アジアの君主制において臣民の空間だけでなく時間まで支配しようとする制度的装置で、現代の民主共和国の国民と…
徒労に終わりつつあるアフガン戦争 Losing the war in Afghanistan
アフガニスタン(以後アフガン)における戦争、これは、ロシア人にとって高くついた負け戦(いくさ)だったが、米国にとっても同様に、結局、高価な負け戦になろうとしている。米国人の血が流され、カネがつぎ込まれながら、アフガンで…
米司法長官、ロシアとクリントン陣営のつながりを調査していることを認める Barr confirms probe of Russia-Clinton links
ウィリアム・バー米司法長官は1日、ロシアの工作員が2016年大統領選の期間中、ヒラリー・クリントン候補の陣営に偽情報を流した可能性について、司法省が調査していることを明らかにした。 バー氏は上院司法委員会の公聴会で、…
移民「偽家族」発見へDNA検査 DNA tests at border to help ID ‘fake families’
国境警備当局はこの7カ月間で、1000以上の「偽家族」を見つけ出した。米国に侵入するために他人の子供を利用しようとする大人が増えているからだ。 国土安全保障省当局者らは1日、この数字を発表、DNA検査を行って米メキシ…
宅配ドライバーの年俸
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 昨年4月、首都圏の一部新築アパート(マンション)を中心に宅配車両の団地進入を禁止して、パワハラ論争が起こった。住民たちは団地内で遊ぶ子供たちの安全問題を理由に掲げた。このため、宅配…
韓半島情勢めぐり活発な首脳外交
韓国紙セゲイルボ 激変の時期に姿見えぬ韓国政府 韓半島周辺情勢は複雑に絡み合っている。外交現場の予測不可能性はますます濃くなっている。朝米ハノイ会談決裂以後、状況はさらに複雑になった。南北米3カ国の思惑も複雑だが、いつ…
情報過多か Too much information?
米国では来年、国勢調査が行われる予定である。そこで、米国の最高裁は今週、米国国勢調査局に、その人が米国市民であるか、非市民であるかを問う単純で論理的な質問をするよう命じる権限を、トランプ政権が有するかについて審理を行っ…
ロシアとドイツのガスパイプラインを止める機会を逃した米国 U.S. misses opportunities to stop Russian-German gas pipeline
米国の二つの政権による数年間に及ぶ水面下の説得やあからさまな経済制裁の脅しにもかかわらず、ドイツがガスパイプライン「ノード・ストリーム2」を進めるのを断念させることはできなかった。ロシア政府は今、ロシアと欧州を結ぶこの…
INF破棄よりロシアの弱点を突くべし/最新報告 Trump should exploit Russian ‘weaknesses’ but keep nuclear treaty intact: Report
国家安全保障に関する最新報告によると、トランプ政権は、冷戦時代の主要核兵器条約の一つの破棄を発表したが、世界中で行われるロシア軍の挑発や情報戦に対抗するにはそれほど効果はない。報告は、賢明なホワイトハウスなら、ロシアの…