特集
後藤徹氏監禁のマンションに
“拉致監禁”の連鎖(231)パート10被害者の体験と目撃現場(17) 脱会屋の宮村峻氏は週2、3回、監禁部屋に姿を見せ、毎回1、2時間、腰を据えて舞さんに話をした。しかし、舞さんは口を開かないし、調子を合わせる振りなど…
「おれは甘っちょろくない」と脱会屋
“拉致監禁”の連鎖(230)パート10被害者の体験と目撃現場(16) 監禁から2、3週間が経ったが、何のらちもあかない。舞さんは両親に「会わせたい人がいるなら連れて来たらいい」と言った。すると早速、翌日、脱会屋の宮村峻…
家族の監視で神経限界に
“拉致監禁”の連鎖(229)パート10被害者の体験と目撃現場(15) 連れて行かれたアパートは、今も特定できないが、全体的に最初に監禁されたマンションより少し狭く感じられた。押し込まれた部屋から他の部屋の様子などを探る…
子宮頸がんワクチン 連絡会「迅速な調査を」-副反応検討部会
専門医による情報必要 子宮頸がんワクチン接種で生じている副反応に対処する厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(座長、桃井眞里子・国際医療福祉大学副学長)は16日、今年度に入り初めての会合を開いた。 会…
親戚3人が加わり連れ出す
“拉致監禁”の連鎖(228)パート10被害者の体験と目撃現場(14) 父親の平手打ちは「ひっぱたいても連れて来い」という脱会屋・宮村峻氏の指示通りの行動だった。成人女性1人を、自宅から強制的に連れ出すのでも決して容易な…
子宮頸がんワクチンが議題 厚労省、きょう副反応検討会
子宮頸(けい)がんワクチンの接種による副反応状況などを検討する第1回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会がきょう16日、厚生労働省で開かれる。 同副反応検討会について、厚生労働省は「子宮頸がんワクチン…
2度目の拉致監禁に遭う
“拉致監禁”の連鎖(227)パート10被害者の体験と目撃現場(13) 舞さんが韓国にいる間に、母親は娘に会いに2度も出向き、協会関係のイベントにも参加していたし、父親も来て舞さんの夫に会っていた。 しかも最初の監禁か…
宮村流は徹底した事前準備
“拉致監禁”の連鎖(226)パート10被害者の体験と目撃現場(12) 宮村流は徹底した事前準備 毎週、新宿西教会で開かれた水茎会の会合では、家庭の内情を吐き出さなければならなかった。会員全てがそうするわけだが、参加者全…
「私は愚かもののばか」と母
“拉致監禁”の連鎖(225)パート10被害者の体験と目撃現場(11) 舞さんの母親は水茎会の“勉強会”に参加するようになった。 毎週1回、土曜日に開かれた会合は、脱会した子女たちの父母が中心となって進められる。が、彼…
母親が“黒幕”の脱会屋と
“拉致監禁”の連鎖(224)パート10被害者の体験と目撃現場(10) 舞さんが2回目の拉致監禁の被害を受けたのは1996(平成8)年2月。91年に最初の監禁を解かれてから5年ほどの間がある。 舞さんの母親は、いったん…
子宮頸がんワクチン副反応問題 文科相が実態調査を約束
中高大で被害者の実数把握へ 子宮頸(けい)がんワクチンの副反応被害が広がり、就学中の児童・生徒が休学や退学を余儀なくされるなどの問題が起きていることから、「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」(松藤美香会長)は10日、…
社会復帰にまず歩行訓練
“拉致監禁”の連鎖(223)パート10被害者の体験と目撃現場(9) 監禁された6カ月の間、入浴やトイレ以外はずっと一室にいて、横になったり本を読んだりしていただけだった舞さん。外界の光を浴び、大地の感触を得て一歩前に踏…
子宮頸がんワクチン接種 副反応被害、全国調査を
連絡会、きょう文科相に要請 子宮頸がんワクチンの副反応被害の広がりが懸念されるなか、「全国子宮頸癌ワクチン被害者連絡会」(松藤美香会長)は10日、下村博文文部科学相と面会し、ワクチン接種副反応で義務教育を受けられなくな…
監禁6ヵ月で解放される
“拉致監禁”の連鎖(222)パート10被害者の体験と目撃現場(8) 舞さんは家族や牧師、元信者らに口を開くのをかたくなに拒み、本を読んだり、それに飽きると布団に入り虚空を見詰めたりした。何の展望もなく毎日が過ぎていく虚…
布団かぶり、「説得」に抵抗
“拉致監禁”の連鎖(221)パート10被害者の体験と目撃現場(7) 履物を引っ掛けて出る余裕もなく靴下のまま表に飛び出したその日は小雨模様で、外の階段は湿っていた。部屋に連れ戻された時は、靴下はもとより身に着けていたス…
子宮頸がんワクチン 重篤副反応は自己免疫疾患の可能性
犠牲者に多数の関節痛、SLE 子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウイルス=HPV=ワクチン)の重篤副反応の報告が集まる中、英文医学雑誌『ループス』(2012年2月号)が、同ワクチンに含まれている免疫増強剤(アジュバント…
すき突いて脱出するも失敗
“拉致監禁”の連鎖(220)パート10被害者の体験と目撃現場(6) 南京錠を開け、がちゃがちゃとチェーンをゆるめる音が耳に入った。母親が毎朝、決まった時間に階下へごみ袋を捨てに行っている。ところが、出て行ってドアを閉め…
牧師らが昼夜の監禁説得
“拉致監禁”の連鎖(219)パート10被害者の体験と目撃現場(5) 山田舞さんが監禁された東京・JR西荻窪駅近くのマンションに、早速、脱会強要のための組織「ナルド会」を中心的に担う小岩裕一牧師と元信者の黛藤夫氏が姿を見…
マニュアル通り中継地点に
“拉致監禁”の連鎖(218)パート10被害者の体験と目撃現場(4) 1990(平成2)年3月に日本大学を卒業した山田舞さんは、学生時代から手伝っていた「ミスターミスユニバーシティビューティペイジェント」という、世界の学…
生き方として原理を学ぶ
“拉致監禁”の連鎖(217)パート10被害者の体験と目撃現場(3) 1986(昭和61)年4月に日本大学文理学部(東京・世田谷区)に入学し、西洋史を専攻した舞さん。その年の秋、世界基督教統一神霊協会(以下、協会)の友好…
娘に頼りきる母親
“拉致監禁”の連鎖(216)パート10被害者の体験と目撃現場(2) 「米国拉致監禁被害者の会」の要請で昨年5月に訪米した山田舞さんは、同会のメンバーらとともにワシントンの下院議員事務所を訪れた。国務省国際宗教自由事務局…
約20分間の現場見たまま
“拉致監禁”の連鎖(215)パート10 被害者の体験と目撃現場(1) これまで拉致監禁され改宗・棄教を強要された世界基督教統一神霊協会の被害者は全国で4300人に上る。その一人、山田舞(仮名)さんは二度にわたり、思い出…
米同性婚賛成派への反論ヘリテージ財団研究員 ライアン・アンダーソン氏に聞く
米国で同性婚を支持する世論が急速に拡大している。「結婚の平等」を訴える同性婚賛成派の主張を、反対派は押し返すことができるのか。伝統的な結婚の定義がなぜ重要かを論理的に説明した書籍として注目を集める『結婚とは何か』の著者…