特集
子宮頸がんワクチン接種中止要請 国政での政治決断求める
一般質問60人、陳情・請願9件 地方議会で広がり見せる 茅ケ崎市議会で一般質問する岩田はるみ市議=神奈川県茅ケ崎市議会、10日 地方議会で、子宮頸がんワクチンの接種中止を求める一般質問、請願、陳情が相次いでいる。すで…
子宮頸がんワクチン 文科省が副反応の調査開始
接種と欠席との関連把握 文部科学省は、子宮頸がんワクチンを接種した生徒の副反応の状況を把握するため、都道府県教育委員会に実態調査を依頼する通達文を7日付で送付した。この通達文は、同ワクチンの影響で学校生活に支障を来して…
子宮頸がんワクチン 国に接種中止求める請願書
全国初、大和市議会で可決 神奈川県大和市の市議会は6日、大和市が国に子宮頸がんワクチン接種事業の一時中止を求める意見書を出すよう要望する「請願書」を厚生常任委員会で可決した。 地方議会で接種中止の意見書を求める請願書…
法治国家の社会正義実現を問う
“拉致監禁”の連鎖(248)パート10被害者の体験と目撃現場(34) 12年余の監禁被害者である後藤徹氏が、脱会屋や牧師、家族らを訴えた裁判では、舞さんの目撃証言や舞さんを拉致する側にいた弟の陳述書のほかに、重要な証言…
犯罪行為の現場を見たまま証言
“拉致監禁”の連鎖(247)パート10被害者の体験と目撃現場(33) 舞さんは今年4月8日に、東京地裁803号法廷の証言台に立った。 12年5カ月にわたって監禁された後藤徹氏が、脱会屋の宮村峻氏や新津福音キリスト教会…
“拉致監禁”の連鎖(246)パート10被害者の体験と目撃現場(32) 「過去数十年にわたり、統一教会やエホバの証人など新宗教運動に属する数千人の人々が、信仰を強制的に棄てさせる目的で彼らの家族によって拉致されてきた。統…
人権の国 米国から日本の世論に影響を
“拉致監禁”の連鎖(245)パート10被害者の体験と目撃現場(31) 舞さんは、アメリカの拉致監禁被害者の会(SAFE)から招かれ、昨年7月から8月にかけて再び訪米した。現地の被害者たちとともに、米連邦議会議員や人権団…
子宮頸がんワクチン副反応調査-杉並区
「文科省から通達なし」 政府は、子宮頸(けい)がんワクチン接種後に休みがちになっている児童・生徒の例など、潜在的な副反応被害者を割り出す方針を固めているが、東京・杉並区議会は31日、同ワクチンの副反応全国調査について「…
米国の人権専門家らに被害訴え
“拉致監禁”の連鎖(244)パート10被害者の体験と目撃現場(30) 舞さんは2012(平成24)年から、拉致監禁根絶のための活動に力を入れ、海外の政府関係者や人権専門家らに自身の体験を明かし、被害を訴えるようになった…
子宮頸がんワクチン接種 副反応情報も周知徹底-杉並区
東京・杉並区は30日、子宮頸がんワクチンの接種に当たり、副反応情報を周知し「十分理解していただいた方に接種を受けてもらう」との見解を示した。同日の区議会で松浦芳子区議の質問に対し保健所長が答弁したもの。 杉並区は3月…
脱会強要の牧師、弁明に終始
“拉致監禁”の連鎖(243)パート10被害者の体験と目撃現場(29) 「国境なき人権」の取材を受けた2011(平成23)年秋、舞さんは、日本キリスト教団・青梅教会に所属する有馬歳弘牧師を何度か訪問した。 有馬牧師は、…
「拉致企ての正当化は不可」
“拉致監禁”の連鎖(242)パート10被害者の体験と目撃現場(28) 「国境なき人権」の調査で、舞さんを取材したノート氏は「監禁先に連れて行かれるとき、それは強制だったのか」「親が脱会屋にお金を渡していたと聞いているか…
「国境なき人権」に被害を証言
“拉致監禁”の連鎖(241)パート10被害者の体験と目撃現場(27) 後藤徹氏が12年以上も監禁されていたことを知った後、舞さんはなぜ拉致監禁が起こるのかを考えた。 「詳しく知らない宗教に子供が入るのを親が心配すると…
監禁現場を知る自分が証言を
“拉致監禁”の連鎖(240)パート10被害者の体験と目撃現場(26) 再び韓国に戻った舞さんは、語学を活かしてIT関連会社やフリーランスで翻訳の仕事をした。 しかし、自身を含め、周囲の人々の生き方を見ながら、正しい生…
人生に悩み他宗教に興味も
“拉致監禁”の連鎖(239)パート10被害者の体験と目撃現場(25) 東京・新宿区のハローワークに通った舞さんは1999(平成11)年1月から、医大受験生のために添削などをする教材会社で働き始めた。半年後には、関連会社…
不眠と、うつ状態に悩む
“拉致監禁”の連鎖(238)パート10被害者の体験と目撃現場(24) 「自分が思っている価値観が崩されるので、(心が)非常に不安定な状態になります。何が正しくて、何が間違っているのかということが一切分からなくなります」…
友人との電話にも恐怖心
“拉致監禁”の連鎖(237)パート10被害者の体験と目撃現場(23) 舞さんは、東京・歌舞伎町の新宿西教会が入るマンションの一室を借りて、監禁から解放された後の生活を始めた。 水茎会や元信者らの集まりにはほとんど出席…
親元や脱会屋の周辺に住まず
“拉致監禁”の連鎖(236)パート10被害者の体験と目撃現場(22) 脱会の意思を表明して、それが脱会屋に「完全に落ちた」(信仰を棄てた)と判断されると、ようやく四六時中監視付きだった監禁生活から解放される。 だが、…
強いられた婚姻無効裁判
“拉致監禁”の連鎖(235)パート10被害者の体験と目撃現場(21) 「リハビリ」中、宮村氏が舞さんの部屋に来て「祝福どうする?」と聞いてきた。入籍した韓国人の夫との関係をどうするのか、ということだった。離婚と婚姻無効…
大勢が囲んでいじめの構図
“拉致監禁”の連鎖(234)パート10被害者の体験と目撃現場(20) 舞さんが信仰を失ってからも、玄関ドアの施錠は解かれず、「リハビリ」と呼ばれる生活が続いた。“信仰で異常になった頭を正常に戻す”という名目で、別の被害…
米国務省が日本での強制改宗を問題視
宗教自由報告書-大学が「敵対的環境」 【ワシントン早川俊行】米国務省は20日、信教の自由に関する世界各国の状況をまとめた2012年版「国際宗教自由報告書」を発表した。報告書は日本について、世界基督教統一神霊協会の信者ら…
悪口、醜聞で心がズタズタに
“拉致監禁”の連鎖(233)パート10被害者の体験と目撃現場(19) 舞さんが、言葉をつなぎ話し出せるようになるまでに3日かかった。それから対話ができるようになった。 すると、宮村氏は元信者数人を引き連れて、部屋にや…
口の筋肉が動かせない
“拉致監禁”の連鎖(232)パート10被害者の体験と目撃現場(18) 舞さんは1996(平成8)年2月に監禁されて6カ月以上も、無言を通した。話し始めたのは8月か9月からのこと。その間、監禁場所が1度変わり、季節も移っ…