上昇気流 rss

プロスキーヤーの三浦雄一郎さんが来年1月…

 プロスキーヤーの三浦雄一郎さんが来年1月、アルゼンチンにある南米大陸の最高峰アコンカグア(6962㍍)に挑戦する。登頂に成功すれば山頂付近から滑降をするという。  息子の豪太さんはじめサポート隊が支援してくれるとはいえ…

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今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代…

 今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が発表され、「そだねー」が年間大賞に選ばれた。一方、お隣の中国でも文芸誌「咬文嚼字」が選ぶ今年の十大流行語が発表された。1位は「運命共同体」。  習近平国…

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3694人は昨年の全国の交通事故による死者数…

 3694人は昨年の全国の交通事故による死者数。この数字は前年との比較では210人減っただけだが、実は画期的な数字なのである。今年1月5日付の毎日新聞には「交通事故死 戦後最少/68年ぶり 17年3694人」のトップ見出…

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自動車は世界最大の産業だが、IT(情報…

 自動車は世界最大の産業だが、IT(情報技術)やAI(人工知能)の革命と相まって業界の動きが急だ。米ゼネラル・モーターズ(GM)が、全世界で15%の人員を削減すると発表した。  米国の関税引き上げによる原材料高の影響もあ…

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「山門をつき抜けてゐる冬日かな」(高浜年尾)…

 「山門をつき抜けてゐる冬日かな」(高浜年尾)。この俳句の季語は「冬日」。味も素っ気もない言葉なのに、これだけで冬の寒々しい景色の中でやわらかな日差しが射し込んでいるイメージが浮かぶ。紅葉の時期が過ぎ、大地には枯れ葉が敷…

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歌舞伎は一般に、猛々しい侍が主役の「荒事」…

 歌舞伎は一般に、猛々しい侍が主役の「荒事」と近松の心中物など男女の機微を描いた「和事」の2種類に分けられる。江戸歌舞伎は荒事が中心で、その代表的役者が市川団十郎、上方は和事を得意とし、坂田藤十郎がその代表だ。  江戸が…

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最近、大きな封筒に入った郵便物が多くなった…

 最近、大きな封筒に入った郵便物が多くなった。個人からのものであれ団体からのものであれ、このような印象がある。内容物を折り畳めば小さな封筒で済むし、料金も安くなるのにと思う。送り手の年齢と関係があるとも考えられる。若い人…

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ブータンのパロ盆地は山々に囲まれた風光の…

 ブータンのパロ盆地は山々に囲まれた風光の美しい集落。盆地の真ん中をパロ川が流れている。川といっても深くはなく、流れも緩やかで、川の北側にはパロ・ゾンと呼ばれる行政府と僧院がある。  集落とゾンを結んでいるのが木造の橋だ…

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「私の次の夢は、日本の有人ロケットで種子島…

 「私の次の夢は、日本の有人ロケットで種子島から宇宙に行くこと。お世話になった種子島の方々を乗せて、宇宙から地球を眺めてもらいたい」――種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)で初のロケット打ち上げが行われてから50年を迎…

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一年納めの場所である大相撲九州場所は3横綱…

 一年納めの場所である大相撲九州場所は3横綱不在となっても土俵は連日、満員御礼の垂れ幕の下で熱戦を繰り広げた。賜杯争いは千秋楽(25日)までもつれ込み、2敗で並んだ大関高安が敗れたため、小結貴景勝(本名・佐藤貴信、千賀ノ…

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紅葉が盛りの京都を訪ね、東山の清水寺に…

 紅葉が盛りの京都を訪ね、東山の清水寺に足を運んだ。JR京都駅から市バスに乗って五条の停留所で降り、茶わん坂を上って行くと、鮮やかに染まったモミジが一面に。荘厳な国宝・本堂との調和が美しく見事だった。  ところが、にぎわ…

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「蒲公英は大地の花よ返り咲き」(永倉しな)…

 「蒲公英は大地の花よ返り咲き」(永倉しな)。「蒲公英」とはタンポポのこと。タンポポは春の花だが、この句は歳時記の11月の例句となっている。実はこの句の季語はタンポポではなく「返り咲き」である。  稲畑汀子編『ホトトギス…

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いまでこそトルコ人はアナトリア半島を国の…

 いまでこそトルコ人はアナトリア半島を国の領土とするが、元はモンゴル高原にいた遊牧民。長い歴史をかけ、シルクロードを移動してきた。中国の新疆ウイグル自治区や中央アジア諸国、さらにアゼルバイジャンなどは、みなテュルク系民族…

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歌人の俵万智さんが「平和や安全が当たり前…

 歌人の俵万智さんが「平和や安全が当たり前になってはじめて、寛容、多様などの価値観が必要という発想が出てくる」と新聞に書いているのを見て驚いた。「平和は当たり前」という言葉に衝撃を受けたのだ。  「平和が続く」時代は確か…

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露の東南ア外交、欧米との対立受けての接近か

 ロシア・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議がシンガポールで開かれ、ロシアのプーチン大統領とシンガポールのリー・シェンロン首相らASEAN加盟10カ国首脳が出席した。プーチン氏のシンガポール訪問は初めて。  「戦略…

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「一体今新派の歌と称してゐるものは誰が…

 「一体今新派の歌と称してゐるものは誰が興して誰が育てたものであるか。此問に己だと答へることの出来る人は与謝野君を除けて外にはない」。森鴎外が与謝野鉄幹の歌集『相聞』に寄せた言葉だ。  近代文学史の中の鉄幹の重要性を指摘…

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街角にクリスマスツリーが飾られる季節となり…

 街角にクリスマスツリーが飾られる季節となり、そのうちおせち料理の広告も目に付くようになるだろう。おせちも、最近は出来上がったものを購入する人が増えてきた。  通販サイト「楽天市場」のアンケートによると、来年の正月におせ…

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住んでいる東京・武蔵野の私鉄駅前ロータリー…

 住んでいる東京・武蔵野の私鉄駅前ロータリーの夜を、ツリーや蝶(ちょう)ネクタイをデザインしたクリスマスイルミネーションが彩り始めた。知り合いの店からは今年も、四角の書き込み用空欄が大きくて重宝している昔ながらのカレンダ…

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日本航空の副操縦士が10月、英ヒースロー空港…

 日本航空の副操縦士(42)が10月、英ヒースロー空港で乗務前に規定値の9倍以上のアルコールが検出されたとして逮捕され、旅客便に遅れが発生した。  どの業界にも恥さらしはいるものだと思ったが、不心得者はこの副操縦士だけで…

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「冬ぬくし老の心も華やぎて」(高浜虚子)…

 「冬ぬくし老の心も華やぎて」(高浜虚子)。このところ朝夕が一段と冷え込むようになってきた。そろそろ暖房器具が欲しいところだが、日中は暖かい日が多く、じっとしていると自然に汗ばんだりする。これが、季語の「冬暖(ふゆあたた…

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小津安二郎監督のカラー作品『秋日和』は…

 小津安二郎監督のカラー作品『秋日和』は、タイトル通り昭和35年のちょうど今頃封切られた。戦争で夫を亡くした母(原節子)と娘(司葉子)の親子関係が中心であるのは他作品と同様だが、夫の大学時代の友人たちが娘の縁談に一肌脱ぐ…

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「まだ、こんなことをやっていたんだ!?」…

 「まだ、こんなことをやっていたんだ!?」と思わされたのが、今月週刊誌で報道された日本テレビのバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」の問題だ。  取り上げられたのは5月に放送されたもので、ラオスの祭りに日本の人気芸…

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茨城県つくば市の産業技術総合研究所で、…

 茨城県つくば市の産業技術総合研究所で、日本で「1㌔㌘」の基準となっている合金製の分銅「日本国キログラム原器」が公開された。「キログラムの定義」が約130年ぶりに見直されることになったためだ。  18世紀末には水1㍑の質…

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