鈴木 淑夫 2015/10/15 経済|Viewpoint [会員向け]
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫
8月の生鮮食品を除く全国消費者物価(コアCPI)は、前年比マイナス0・1%となった。コアCPIが前年を下回るのは、異次元金融緩和が始まった2013年4月の前年比マイナス0・4%以来、実に28カ月ぶりである。このため市場の一部には、追加金融緩和(量的質的金融緩和の第3弾)を期待する声も出始めている。
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