編集局
桜が咲いてそろそろ見頃という時に雪が降った…
桜が咲いてそろそろ見頃という時に雪が降ったり、不順な天候が続いている。「花冷え」という乙な言葉があるが、それも度を超すと、いったい地球はどうなっているのかと思う。 そう思うのは人間だけではないはずだ。野生動物は気温の…
桜田五輪相更迭、驕り・緩み猛省し国政に臨め
桜田義孝五輪担当相が「復興より大事なのは(自民党議員)」との発言の責任を取って辞任した。塚田一郎国土交通副大臣が“忖度(そんたく)”発言で辞任に追い込まれてからわずか5日後だ。いずれも「身内」の集会ではあったが、国民の…
アニメで若者向け選挙広報
地球だより フィンランド議会の総選挙が14日に行われる。公共放送YLEがSNSで若者向けに選挙広報動画を配信しており、日本人にとってちょっと興味深い。 政治に関心が薄い若者たちの投票率アップを促すためにアニメを作成し…
北海道・北東北の縄文遺跡群
縄文精神 体系的に具現化 考古学者 大島 直行氏に聞く 近年、縄文時代に注目と関心が集まっている。とりわけ、北海道と青森、秋田、岩手の東北3県は、この地方に点在する縄文遺跡群をユネスコの世界文化遺産に再来年登録されるべ…
カザフスタンのナザルバエフ大統領電撃辞任
カザフスタンの初代大統領であり、ソ連時代末期から約30年間にわたり同国のトップの座にあったヌルスルタン・ナザルバエフ大統領(78)が電撃辞任し、大統領代行に盟友で中国専門家でもあるカシムジョマルト・トカエフ上院議長、後…
スーダン大統領が辞任
軍事クーデターか 強権30年に幕 スーダン政府筋は11日、バシル大統領が辞任したことを明らかにした。エジプト紙「アルアハラムオンライン」が同日、報じた。スーダン軍は同日、スーダンの国営放送を通じ、「まもなく重大声明を発…
天皇陛下が種もみまき
天皇陛下は11日午後、皇居内にある生物学研究所脇の苗代で、恒例の稲の種もみまきをされた。陛下の在位中の稲作は、今回の作業が最後。 曇天の中、薄茶色のジャンパー姿の陛下は、ざるに入ったうるち米のニホンマサリともち米のマ…
紙幣一新、偽造防止と経済活性化を
2024年から紙幣が一新されることになった。令和へと改元され、続いて新しい紙幣が登場するのは、新時代の到来にふさわしい。偽造防止が第一の目的だが、景気浮揚も期待される。 世界最先端の技術を搭載 偽造を防ぐため、海外で…
失言による大臣や副大臣の辞任が珍しいこと…
失言による大臣や副大臣の辞任が珍しいことではなくなってしまっている。最近は政治家の発言に対するチェックが厳しい。失言者への追及は厳しいが、密告者が言及された話は聞かない。その理由は分からない。 告発者は、初めから失言…
深刻化するベネズエラの人道危機
反米左派マドゥロ大統領と野党指導者グアイド国会議長の対立で政情不安が続くベネズエラ。国際人権団体は「想像を超える」人道危機だとして国連に支援を訴えている。(サンパウロ・綾村悟) 食料・医薬品不足が顕著 政治対立は膠着状…
デコボコ道を埋める少年の美談
地球だより もともと米国にはデコボコした道が多いが、それに加え春先から道の路面のあちこちに「ポットホール」という大きな穴が目立つようになる。車のパンクや事故の原因になることもあり、運転により神経を使うようになる。 行…
DMZ地雷と袋ネズミ
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 地雷が初めて登場したのは1277年、中国の宋の時代だった。モンゴルの騎馬兵を防ぐために地雷を使った。地雷はシルクロードを通ってヨーロッパに伝わり、籠城戦に使われた。現代になって対人…
知識人・詩人に見られる“悲しい”現実
韓国紙セゲイルボ 韓国の知性と感性の浅薄さ表す 西欧近代史を見れば自由民主主義の中でも多数の市民が主人意識を持つのに多くの時間がかかったし、数多くの試行錯誤を経なければならなかった。 韓国の知識エリートはいまだに多数…
イスラエル総選挙、右派が過半数
ネタニヤフ首相再選へ 9日実施されたイスラエル総選挙(定数120、全国1区の比例代表制)は、同日夜から開票が進められ、開票率97%の段階で、ネタニヤフ首相率いる現与党の「リクード」を中心とする右派勢力が、ガンツ元軍参謀…
両陛下の御結婚60年で祝賀行事
皇族方や首相ら三権の長が出席 天皇、皇后両陛下の結婚から60年に当たる10日、皇居・宮殿などで祝賀行事が行われた。 両陛下は午前中、お住まいの御所や宮殿で、宮内庁の幹部らからお祝いを受けられた。宮殿の松の間では皇太子…
縄文文化に興味を持つ人は多い。歌人で世日…
縄文文化に興味を持つ人は多い。歌人で世日歌壇選者・水城春房さんもその一人。昨年7月、東京国立博物館で縄文展が開催された際、奥さんと見に行ったが長い行列を見て、諦めて帰宅。 2度目に行った時は一人で、入場できたのはいい…
中国の宇宙軍事化に警鐘 米国防長官代行
米の優位性維持へ宇宙軍の必要性訴え シャナハン米国防長官代行は9日、コロラド州コロラドスプリングズでのシンポジウムで、宇宙の「軍事化」を進める中国とロシアに対抗するために十分な対応ができていないと警鐘を鳴らした。 シ…
米・台湾法40年、連携して中国の脅威に対処を
米国が台湾関係法を制定して40年が経(た)った。中国の海洋進出は国際法に違反する領土問題を起こしており、中国共産党の覇権主義を警戒するトランプ米政権は、台湾をアジア地域において自由と民主主義を守る安全保障の要衝として重…
サウジとの付き合い方
サウジアラビア(以後、サウジ)人のコラムニストで、ブロガーのジャマル・カショギが行方不明になってから、半年が過ぎた。彼は、リヤド政権や王族を彼が批判していたことに我慢し切れなくなっていたサウジ政府内のいずれかの高官の部…
2024年から紙幣(日本銀行券)が一新され…
2024年から紙幣(日本銀行券)が一新され、表の図柄は1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎になる。紙幣の刷新で平成から令和への改元機運を盛り上げたい。 渋沢は「日本資本主義の父」とも言われる実業…
観光税は「迎える心」でカバーを
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 観光目的税制度の導入を考える沖縄県の検討委員会は、税率を1人1泊2万円未満は200円、2万円以上は500円の二段階方式でまとめ、このほど県に提言した。税の名称は「宿泊税」または「観…
両陛下、御結婚60年
皇居で祝賀行事 天皇、皇后両陛下は10日、結婚から60年を迎えられた。結婚60年は「ダイヤモンド婚」と呼ばれる慶事。テニスコートで出会い、即位後もお二人で支え合い、国民と共に歩む皇室を築かれた。退位後の5月1日以降は上…
モルディブ、日米は関係強化に努めよ
インド洋の島国モルディブで総選挙(一院制、定数87)の投開票が行われ、ソリ大統領の与党モルディブ人民主党(MDP)が単独過半数の議席を獲得して圧勝し、親中国派のヤミーン前大統領が率いるモルディブ進歩党(PPM)は大敗し…