「プレ民」の安保論議 国の自衛権縛る倒錯状態


「プレ民」の安保論議

御都合主義な「立憲主義」

 立憲とは「憲法を制定すること」(広辞苑)。安全保障関連法案をめぐり野党は「立憲主義」を言い安倍政権を追及する。が、肝心の「立憲」に役割ある国会議員がこれを妨害してきた野党の歴史がある。

 民主党の機関紙「プレス民主」6月5日号は「安全保障法案の審議始まる」「立憲主義を破壊する法案だ」の見出しで枝野幸男幹事長の衆院本会議での質問を取り上げ、「いっときの多数が大きく道を誤ることがあるというのは、わが国がわずか75年前に経験したことだ。だからこそ民主的に選ばれた多数派といえども、憲法に拘束されるという立憲主義が重要だ」と述べたことを紹介している。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ