子宮頸がんワクチン「副反応」被害に懸念の声


昨年12月23日に開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(竹澤安李紗撮影)

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 子宮頸(けい)がんの主な原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を予防するワクチンをめぐり、昨年末、大きな動きがあった。今年4月1日から、HPVワクチン接種を個別に呼び掛ける「積極的勧奨」の再開が決まった。昨年10月から厚生労働省の審議会で議題に上げられ、厚労省は勧奨中止を約8年半ぶりに終了すると11月26日自治体へ通知した。積極的勧奨の再開に向けた課題を探った。(竹澤安李紗)

 「ワクチンの中身が同じまま再開したら被害が増えるだろう。再開するなら被害者をすべて健康に戻してから」


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