編集局 2014/3/24 Viewpoint|ロシア [会員向け]
東洋学園大学教授 櫻田 淳
「ロシアは常に、びくびくしている」。ロシアは、建国以来、幾度となく外敵の侵入を受けてきた事情を反映し、こうした安全保障上の切迫意識を持っている。これは、第2次世界大戦後、東欧地域に「衛星国家」群を形成したヨシフ・スターリンの執政においても当てはまるものであり、ロシア認識の基本と呼べるものであろう。
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