[朝日新聞虚報問題]
「吉田調書」報道/御用機関と批判もある朝日第三者機関見解の限界
◆実態を知る参考資料 朝日新聞の東京電力福島第一原発事故をめぐる今年5月の「吉田調書」報道について、同社の第三者機関が「内容に重大な誤りがあった」「公正で正確な報道姿勢に欠けた」などと指摘し、記事取り消しを「妥当だった…
朝日「吉田調書」誤報のお粗末な検証結果と木村伊量社長の引責辞任
◆意図中心の検証が筋 朝日が福島第一原発事故の「吉田調書」報道をめぐって、「重大な誤り」とする第三者機関の見解を発表した(12日)。さらに木村伊量(ただかず)社長の引責辞任も明らかにしたが、これをもって幕引きにするのは…
月刊「文藝春秋」12月号が朝日新聞の…
月刊「文藝春秋」12月号が朝日新聞の20代、30代、40代以上の社員に緊急アンケートを行い、18人の肉声を一挙掲載している。「一連の『従軍慰安婦』と『吉田調書』をめぐる(朝日)記事について、どのように考えていますか」な…
公論を成す「篩」としての新聞
東洋学園大学教授 櫻田 淳 朝日騒動で問われる信頼 越え難い懸隔あるネット言説 朝日新聞が、福島第一原発「吉田調書」や従軍慰安婦「吉田証言」に絡んで起こした「虚報」騒動は、各種メディアが標榜(ひょうぼう)する「報道・言…
朝日縮刷版無謬神話の終焉
評論家 大藏 雄之助 消せぬ「吉田証言」記事 誤報を詳細に検証する米紙 ジョージ・オーウェルが1948年に書いた「1984年」は風刺の対象のソヴィエト連邦が崩壊したために読まれなくなったが、20世紀英文学の最高傑作であ…
慰安婦大虚報をめぐる朝日新聞の対応は、…
慰安婦大虚報をめぐる朝日新聞の対応は、8月5日の検証記事で虚偽とした故吉田清治氏証言による16本の記事の取り消しから始まった。その際、虚報を掲載したことと、その取り消しが遅きに失したことへの謝罪がなかったことで猛烈な批…
“朝日応援団”の視点、固執する「国家=悪」論
国民と対立するものとして描く 批判側の新聞は「権力サポーター」? いわゆる「吉田証言」「吉田調書」に関する朝日新聞の誤報問題で、同社の木村伊量社長が謝罪会見を行ってから、もうすぐ2カ月になる。月刊誌の11月号には、10…
「社内刷新すると言っているが、どうぞやって…
「社内刷新すると言っているが、どうぞやってください。我々が関心を持つのは我々日本人に与え続けている被害を取り除く努力をしてくれるかどうかということです」。 東京・平河町の砂防会館で開かれ約2000人が参加した「『朝日…
新聞週間で苦言投稿相次ぐ朝日だが慰安婦虚報に反省ない木村社長
世論誘導を読者批判 新聞週間にあたって各紙が特集を組んでいる。朝日は一連の虚報問題に対する読者の声(投稿)を「読者からの叱咤 耳を澄ます 襟を正す」との見出しで、2ページ見開きで掲載した(15日付)。その中にこんな投稿…
本紙、残る未公表1本特定 朝日・慰安婦報道の取り消し記事
文化人執筆で「吉田証言」独り歩き 朝日新聞社が、韓国・済州島で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽として、証言に依拠した関連記事16本を取り消し、うち12本の掲載日などを明らかにしたが、世界日報社は…
朝日新聞・慰安婦報道の取り消し記事、未公表3本を特定
朝日新聞社は8月5日に、同紙掲載の韓国・済州島で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽として証言に依拠した関連記事16本を取り消した。そのうち12本については今月9日に、掲載日などを明らかにしたが、世…
朝日新聞の慰安婦大虚報、取り消した記事15本の要約
朝日新聞虚報の“ツケ”(資料集) 朝日新聞は8月5日検証特集で、韓国・済州島で女性を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽と判断し、吉田氏証言に依拠した慰安婦記事16本を取り消した。17日までに特定した15本…
「吉田調書」記事は原発所員「貶めず」と「朝ナマ」で強弁した朝日OB
◆江田氏が見たい現実 朝日新聞社の木村伊量(ただかず)社長が、いわゆる「吉田証言」と「吉田調書」に関する二つの誤報問題で謝罪会見を行ってから1カ月が経過した。テレビの報道・討論番組は過去数カ月間、朝日の報道に関する問題…
「慰安婦報道」謝罪後の朝日、残された国際社会での名誉回復
第三者委員会発足、2ヵ月メドに提言へ 木村社長の国会喚問も 朝日のいわゆる従軍慰安婦問題に関する検証記事への感想について、7日の衆院予算委で次世代の党の山田宏幹事長の質問に、安倍晋三首相は「朝日の従軍慰安婦に関する誤報…
朝日誤報問題を真摯に議論しないマスコミ倫理懇を扱う朝・毎記事
◆「吉田調書」虚報は? 新聞社や放送局などでつくるマスコミ倫理懇談会全国協議会の第58回全国大会が9月下旬、松江市で開かれた。「岐路に立つ社会でメディアに求められるもの」をメーンテーマに、102社286人が参加して議論…
「声」に一つもない国際的影響の指摘 朝日新聞 大虚報の“ツケ”(下)
被害責任を限定したい本音 朝日新聞は9月11日夜に木村伊量(ただかず)社長が謝罪会見してから1週間ほどの間に、二つの虚・誤報問題をテーマとした読者の投稿をオピニオンページ「声」に計22本掲載した。その中には「初めに結論…
“批判”のち“エール”が大半の筋 朝日新聞 大虚報の“ツケ”(中)
社長謝罪後の朝日「声」のページ 朝日新聞は9月11日夜に、「吉田調書」記事への「説明の場を設け」るとして行った緊急記者会見で、木村伊量(ただかず)社長が吉田調書報道の誤りを認めて5月20日の当該記事を取り消し読者と東電…
「慰安婦」「原発」誤報の対処でもイデオロギー優先体質が露呈した朝日
◆機能不全に陥る朝日 9月中旬のことだが、神奈川県在住の知人から、郵便ポストに入っていたという読売新聞社のB5判の小冊子を頂いた。タイトルには「朝日『慰安婦』報道は何が問題なのか」とある。 カラー版19ページで、表紙…
鳴りっぱなしの電話を取らない広報 朝日新聞 大虚報の“ツケ”(上)
さらけ出した社と新聞の劣化 「〇〇さんでしたね。あなたの所属は?」 「電話交換課です」 「それは総務局か部の中にあるのですか」 「それはちょっと……………」 「あなたはそんなことも分からないで電話受けをしている…
朝日新聞社謝罪会見に思う
元統幕議長 杉山 蕃 廃刊・総退陣で出直せ 誤報への反省を感じられず 「慰安婦問題」の根拠として、長く虚偽・捏造(ねつぞう)報道であるとの批判を受けていたにも拘わらず、朝日新聞が事実として報道していた「吉田発言」にかか…
「朝日」問題の核心 日本の威信失墜させた
長く報道姿勢座視した読者 いわゆる「従軍慰安婦」問題に関する「吉田証言」と東京電力福島第1原発事故における「吉田調書」をめぐる報道で新聞、テレビ、週刊誌、月刊誌とあらゆるメディアから批判をあびる朝日新聞。9月11日の木…
慰安婦誤報で初のお詫びも「付け足し」謝罪と批判を浴びる朝日社長
◆追及足りない大問題 小欄が「『慰安婦』誤報で謝罪せず火だるま状態の朝日――」を掲載した今月11日に、朝日新聞の木村伊量(ただかず)社長は謝罪会見を行った。 この日に政府が東京電力福島第1原発での「吉田調書(聴取結果…
「朝日」社長に苦言呈しながら「報ステ」誤報の説明責任果さぬ古舘氏
◆川内原発報道で誤報 「なぜ記者が読み誤ったのか。間違いのプロセスをきちっと説明してほしいというのがありました。そして、主体は吉田調書であり、慰安婦問題に関する謝罪というのは、いわば付け足しのような印象を持った」 こ…