米国の価値観を激しく嫌悪


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ハワイの「赤い師匠」(下)

 オバマ氏は驚いて「大学に行くべきではない、そう言っているのですか」と尋ねると、デービス氏はこう返答する。

 「そうは言っていない。大学に行くべきだ。私が言いたいのは、目を覚ましていろ、ということだ」

 デービス氏の発言からはっきり伝わってくるのは、米国の価値観に対する激しい嫌悪だ。「目を覚ましていろ」とは、米国の伝統や価値観に染まらず、反体制的な思考を失うなと言っているのだろう。


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