Date archive for 2021
《Sunday》日米同盟 台湾有事で結束へ
2021年5月2日・9日(日) 特集:日米同盟 台湾有事で結束へ 「もう他人事ではない」 日本の菅義偉首相とバイデン米大統領が初の首脳会談を4月16日午後(日本時間17日未明)、ホワイトハウスで行った。 ≫ 日米、声明に…
【Podcast】コロナで露呈した日本の脆弱性 緊急事態条項を
新型コロナウイルス事態で日本国家の脆弱性が露呈した。平時には問題ないとしても、有事に対する体制が憲法に明記されていないことが、対応のまずさを招いている。「加憲」による自衛隊明記と共に緊急事態条項を加えることが緊要の課題…
「メディアは信頼取り戻せ」朝鮮半島和平で役割重要に
国際平和言論人協会ウェブセミナー 世界各国の報道機関や言論人が恒久平和の構築に向けて協力する「国際平和言論人協会」(IMAP)は4月30日、「朝鮮半島平和構築へのメディアの役割:日欧の視点」をテーマとするウェブセミナー…
外交青書 強い危機感で対中政策進めよ
2021年版外交青書が茂木敏充外相によって閣議で報告された。東・南シナ海での中国による膨張政策に対して「安全保障上の強い懸念」と明記。強い危機感を背景に踏み込んだ表現となった。 海警法に「深刻な懸念」 沖縄県・尖閣諸…
新型コロナウイルスの感染拡大で、今年も…
新型コロナウイルスの感染拡大で、今年も緊急事態宣言下の大型連休となった。予定した国内旅行をキャンセルした人も少なくないだろう。ただ昨年と比べると、宣言後に東京から都外に出掛けた人は45%ほど増加しており、「行楽、帰省は…
初代教会の雰囲気残すコプト地区ーエジプトから
地球だより カイロ中心部とマーディ地区の中間にあるコプト地区に行くと、キリスト教初代教会の一つ、コプト教の教会や博物館などがある。 コプト教会は、キリストの弟子マルコがエジプトのアレクサンドリアで伝道したのが始まりと…
石器に見る縄文の暮らし
縄文時代の「石器」研究 秋田県埋蔵文化財センター副主幹 吉川 耕太郎氏に聞く 縄文時代と言えば「土器」を連想しますが、秋田県埋蔵文化財センター副主幹の吉川耕太郎氏は「石器」の研究を続けています。「ほとんどの石器は何に使…
アフガン米軍撤収、9月に延期
バイデン米政権は13日、アフガニスタン駐留米軍の撤収期限を5月1日から9月11日に延ばすと発表した。反政府武装勢力タリバンは、全ての外国軍が完全撤収するまで、いかなる協議にも参加しないとしており、トルコがイスタンブール…
中国チベット弾圧にも関心を 亡命政府首相
50万人が徴用施設に チベット亡命政府のロブサン・センゲ首相はワシントン・タイムズとのインタビューで、中国は新疆ウイグル自治区のイスラム教徒を弾圧するのと似た手法で、チベットとチベット仏教徒を抑圧し、同化政策を推進して…
バイデン氏 初の議会演説、「米国の再始動」を宣言
中国 習氏は「専制主義者」 バイデン米大統領は28日、議会上下両院の合同会議で就任後初の議会演説を行った。この中で、新型コロナウイルスなどによる危機から米国が脱しつつあるとして、「米国は再び動きだした」と強調。外交政策…
運転40年超原発 再稼働同意を機に活用拡大を
運転開始から40年を超える関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)と高浜原発1、2号機(同県高浜町)について、同県の杉本達治知事が再稼働への同意を表明した。原発の新増設が停滞する中、今回の再稼働同意を機に運転40年超の原…
新型コロナウイルスの感染拡大は1年を過ぎ…
新型コロナウイルスの感染拡大は1年を過ぎても収束のめどが立たない。非常時特有の混乱状態はなかなか収まらない。これを批判するのは楽だ。何かを制限する場合には線引きが必要だが、バタバタやるしかない中、例えば「Aは××なのに…
【Podcast】読書に没頭した少年時代 下村博文自民党政調会長の体験
下村博文自民党政調会長の本好きは父親を幼くして亡くし貧しい生活を送っていた小学生の頃、本に親しんだのが切っ掛けだった。図書館の本を片っ端から読み漁って、その膨大な読書量が政治家下村博文を形作ったと言ってもいい。読書の有…
鬱憤の国
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 文在寅大統領は実に幸福への関心が強い。潜龍時代には“幸福の国”ブータンを訪問してきた後に「国民を幸福にできなければ政府の存在価値がない」と断言した。自叙伝にはこう書いている。「幸福…
尖閣防衛とフォークランド紛争の教訓
東洋大学現代社会総合研究所研究員 西川 佳秀 最悪の事態想定し対策を 同盟国への過度の期待は禁物 尖閣諸島周辺海域には連日、中国の公船が押し寄せ緊張が高まっているが、今から約40年前のこの時期、南大西洋では英国とアルゼ…
構造的不道徳に失望した韓国の20代、 現実認識せぬ政界は自省を
韓国紙セゲイルボ 4月7日のソウル・釜山市長選挙の結果は共に民主党の惨敗だった。民主党出身市長の不祥事に伴う選挙で、野党側に有利な戦いになることは明らかだった。 だが票差があまりにも大きい。呉世勲(オセフン)ソウル市…
「雑草という草はない」 生物学者・昭和天皇の姿
国立科博が生誕120年展 昭和天皇(1901~89年)の生誕から、昭和の日の29日で120年。国立科学博物館(東京都台東区)の企画展「昭和天皇の生物学ご研究」では、一人の生物学者としての昭和天皇の姿が見て取れる。新型コ…
温暖化社説で説得力ある論調の日経、原発訴えぬ政府を叱咤する産経
◆早急な計画策定要望 米国主催の気候変動サミット(首脳会議)で、菅義偉首相は2030年度の温室効果ガス削減目標を、現行の「13年度比26%減」から「同46%減」と大幅に引き上げる方針を表明した。 各紙は東京を除き6紙…
昭和の日 リーダーは激動の時代に学べ
きょうは昭和天皇の誕生日、昭和の日である。激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日であるが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)という国難に直面する「国の今」を考えざるを得な…
「朝の用なかれと思ひ新茶汲む」(水原秋櫻子)…
「朝の用なかれと思ひ新茶汲む」(水原秋櫻子)。新茶が話題となる季節だ。「売り出される頃は茶舗の表に『新茶あり』と言う紙が貼り出されるが、誰もその文字を見て初夏を感じ、香ぐわしい茶の香りを思わずにはゐられない」。 『新…
【Podcast】GDW興国論「幸福度世界一の国」を目指す 下村博文自民党政調会長に聞く
コロナ後の世界を見据えて、国民総生産(GDP)に代る指標として幸福度を重視する社会「幸福度世界一の国」を目指そうと、自民党の政務調査会長である下村博文氏が「GDW興国論」を世に問うた。その取り組みを聞く。 (音声を収録…
中国 米との生物兵器会合を中止
高まる開発への疑惑 中国が昨年、生物兵器開発の懸念をめぐる米当局者との会合を中止していたことが、兵器開発に関する合意順守をめぐる米国務省の年次報告で明らかになった。 会合は、新型コロナウイルスの流行を受けてオンライン…
日本が今また問われる、アジア難民受け入れの覚悟
日米首脳会談の共同声明が台湾海峡に言及、米インド太平洋軍司令官は、今後6年以内に中国軍の台湾侵攻が起こり得ると予測した。もし侵攻が起きたら、日本はどう米軍後方支援をするかに加え、最前線で備えるべき重要課題もある。台湾か…