Date archive for 2020

新型コロナと中国のプロパガンダ

日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子 感染症の流行制御と宣伝 “世界の大国”印象付け狙う  中国は、世界に先駆けて新型コロナウイルスに取り組み、責任を果たす慈悲深い“世界の大国”というイメージを植え付けよう…

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新型コロナで間一髪のニュージーランド脱出劇

 新型コロナウイルスでわが家も被害を受けている。感染者が出たわけではないが、ワーキングホリデーでニュージーランドに滞在していた次女がわずか1カ月で帰国を余儀なくされたのだ。それもロックダウンの最中、間一髪の脱出劇だった。…

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発送電分離 再生エネの利用拡大も期待

 電力会社の送配電部門を別会社に分ける発送電分離が4月から始まり、太陽光や風力発電などを手掛ける新規参入会社が、大手と対等な条件で送配電網を使えるようになった。  これを機に、再生可能エネルギーの活用が広がることも期待し…

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「新型コロナ面」特設も自社社員感染への「適切な対応」の中身書かぬ朝日

◆20年前医師会が警鐘  新型コロナ禍の拡大で「黒死病」を連想した。14世紀の西ヨーロッパで総人口の3分の1を奪った黒死病(ペストとされる)は、史上最大の生物医学的な災厄で、その後の世界史を塗り替えた。21世紀の新型コロ…

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新聞論調から。米領グアムや仏領ポリネシア…

 新聞論調から。米領グアムや仏領ポリネシアの数値はあるのに、台湾の新型肺炎の感染者数値が「中国」の数字に吸収されたWHOリポートに「WHOは中国の呪縛(じゅばく)によって、機能不全に陥っている。……その結果、世界の多数の…

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WHOにおける中国の呪縛を解け

平成国際大学教授 浅野 和生 台湾の常時参加実現を 中国びいきが情勢悪化に拍車  新型コロナウイルス(COVID―19)に対する世界保健機関(WHO)テドロス事務局長の言動は、当初から中国に傾斜しており、不適切であった。…

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本紙指摘に「虚偽事実なし」 慰安婦団体の親北疑惑

韓国司法 判決で言及  韓国の保守系インターネット媒体「メディアウォッチ」が、慰安婦支援団体の「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」(旧、挺身隊問題対策協議会、略称・挺対協)とその理事長で今月の韓国総選…

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滋賀再審無罪、冤罪生んだ捜査は言語道断

 滋賀県東近江市(旧湖東町)の湖東記念病院で2003年に死亡した男性患者に対する殺人罪で懲役12年が確定し、服役した元看護助手西山美香さんの再審判決で、大津地裁が無罪を言い渡した。  大津地検が上訴権を放棄したことで無罪…

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自然の摂理に反する“パパ2人家族”を紹介する「ハートネットTV」

◆コロナ感染は“警告”  新型コロナウイルス禍が深刻化する中、NHKが3月19日に放送したBS1スペシャル「ウイルスVS人類~未知なる敵と闘う」で、昆虫学者(国立環境研究所)の五箇公一の次の言葉が印象に残った。  「要は…

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未解決の数学の超難問「ABC予想」を京都…

 未解決の数学の超難問「ABC予想」を京都大学教授の望月新一さんが証明したというニュースが流れた。新型コロナウイルスの感染拡大の関連ニュースが続く中、明るい話題で喜ばしい。  「証明できれば数多くの有名な予想や定理が直ち…

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大学でタブー視される軍事研究

沖縄大学教授 宮城 能彦 教養科目に「軍事学」を 戦争回避のため必要不可欠  新型コロナウイルスが猛威を振るっている。  私が住む沖縄県では、3日17時現在の県保健医療部による日報によると、感染者数11人で既にうち3人の…

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中国の太平洋進出、関係国は警戒を緩めるな

 防衛省は新型コロナウイルスの感染拡大のため、太平洋島嶼(とうしょ)国の国防相や米国、オーストラリア、英国、フランスなど関係国の参加者を東京に招き、きょう開催する予定だった国際会合を延期した。 防衛省主催の会合が延期  …

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小池都知事は新型コロナを再選に利用していると指摘する新潮・文春

◆都市封鎖言及で注目  今回もまた新型コロナウイルスの話題が続く。今や、2週間前の“花見の緩み”から感染者数が爆発的に増えるかどうか、また、その結果を受けて、緊急事態が宣言されるかどうかが焦点となっている。  日本医師会…

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中国の感染者数横ばいに疑念高まる Doubts mount about China’s flattened curve

 中国は新型コロナウイルスの感染者と死者の数を意図的に実際より少なく数えることで、当局による危機管理が成功したように見せようとしている。米情報機関の分析は、このように結論付けている。  「中国の情報は正確性に疑いがあるの…

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桜の花を詠んだ和歌は少なくない。有名なのは…

 桜の花を詠んだ和歌は少なくない。有名なのは『古今和歌集』にある在原業平の「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」。桜があることで春が落ち着かないので、桜がなければ、どれほど春は静かでいいだろうという意味の…

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五輪日程決定、コロナ禍克服と復興の大会に

 新型コロナウイルスの世界的流行(パンデミック)で延期となった東京五輪の日程が来年の7月23日から8月8日、パラリンピックは8月24日から9月5日までと決まった。前例のない延期決定から、わずか6日で決まったことを良しとし…

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「義」と「愛」を体現した巡査 森川 清治郎

【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(1) 住民のため税の免除請い自決 夢枕でコレラへの対処法指南  日本統治時代に台湾のために尽くした少なからぬ日本人がいた。彼らはゆかりの地で「神」として祀(まつ)られ敬愛されている。知…

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新型コロナ無症状感染者数 現実反映せぬ中国の発表

《 記 者 の 視 点 》  中国の国家衛生健康委員会は3月31日、当局が把握している新型コロナウイルスの無症状感染者が「30日までに1541人を数え、うち205人が外国からの入国者だ」と明らかにした。だが、この数は現実…

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新型コロナ治療で抗マラリア薬に脚光 Trump-touted malaria drug front and center in coronavirus treatment fight

 マラリア治療薬として65年前から使用されている薬が急に、世界で論争の焦点になった。新型コロナウイルス(COVID―19)とトランプ大統領がその原因だ。  米食品医薬品局(FDA)が、クロロキンと、クロロキンを基に作られ…

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新型コロナウイルスの国内での感染者が…

 新型コロナウイルスの国内での感染者がクルーズ船乗船者を除いて3000人を超えた。緊急事態宣言を出すのが時間の問題であれば、早いに越したことはないと思うのだが。  安倍晋三首相は、現状を「ぎりぎり持ちこたえている」と語る…

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世界に発信したい縄文文化

争いない持続可能社会実現 北の縄文道民会議事務局次長 戎谷 侑男氏に聞く  昨年7月、文化庁の文化審議会は北海道と青森、岩手、秋田の1道3県にまたがる縄文遺跡群を「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産の推薦候補…

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割り切らない思いやり

地球だより  先日、ネパールで知人の娘さんの結婚披露宴に初めて招かれた。もちろん、日本とはいろいろな点で風習が違う。  まず、結婚式の開始時間は決まっているものの、各人それぞれの時間に会場に赴き、新郎新婦にあいさつに行く…

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生涯に一度だけ、世界保健機関(WHO)…

 生涯に一度だけ、世界保健機関(WHO)と接点を持ったことがある。「WHO事務局長夫人(夫妻とも日本人)が資金援助してくれる」という情報があって、仲間3人で面接に出向いた。  場所は東京・高輪あたりの高級マンション。事務…

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