Date archive for 12月, 2020

眞子殿下と小室圭さんの結婚問題で最後の抵抗を試みる新潮・文春

◆疑念の払拭を求める  今年の締めくくりは週刊新潮(12月31日・1月7日号)と週刊文春(同)が揃(そろ)って取り上げた「国民的関心事」(新潮)である秋篠宮家の長女・眞子殿下と小室圭さんの結婚問題だ。共にトップ記事である…

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政府は「グリーン成長戦略」の再生可能エネ…

大規模な洋上風力発電普及を目指す政府だが…  政府は「グリーン成長戦略」の再生可能エネルギー分野で、洋上風力発電普及の推進を明確にした。国土が狭く山間地が多いわが国では、陸上での風力発電や太陽光発電は、思ったように進まな…

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回復力を促進する「信念体系」

メンタルヘルス・カウンセラー 根本 和雄  近年、新しい生物学として「エビジェネティクス」という分野が注目されている。それは「信念の生物学」と呼ばれている新しい分野で、米スタンフォード大学医学部教授(細胞生物学)のブルー…

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イスラエル 首相続投が争点、来年3月総選挙

リクード 右派新党と対決へ  イスラエルの国会(定数120)が23日に解散した。政局が混乱する中、来年3月23日に2年間で4度目の総選挙が行われる。最大の争点は、汚職や不正の疑惑で起訴されたネタニヤフ首相の続投か否かだ。…

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英EU合意 脱グローバルへの影響注視を

 英国とEU(欧州連合)が自由貿易協定(FTA)締結で合意し、「合意なき離脱」という最悪の事態は回避された。英国のEU離脱が今後、英国経済、EU統合、さらには脱グローバル化の流れにどう影響するかを注視していく必要がある。…

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警官がBLMのデモ隊に訴訟で反撃 Police sue racial justice groups over summer violence

 デトロイト市警の警官たちが「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切、BLM)」のデモ隊に対し、法廷で反撃している。デモ隊は路上での行動に責任を負っていない、との主張だ。  デトロイト市警と市当局は、人種的平等を主張…

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増える新型コロナ感染者と生活困窮者の解決を模索する「日曜討論」

◆有事となる医療現場  年末を迎え、今年1年を振り返って最大の話題は新型コロナウイルス感染であり、感染者は寒さの中でまた増加の一途をたどっている。欧米でワクチン接種が始まり、明るさを取り戻すかに見えたが、今度は英国で感染…

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冬といえば鍋物である。体が熱を求めている…

 冬といえば鍋物である。体が熱を求めているせいもあり、グツグツと煮える鍋を前にすると食欲がわく。特に、野菜の中では白菜が食感もいい。  角川書店編『今はじめる人のための俳句歳時記』には、白菜について「中国原産で、わが国に…

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「天安門」外交文書 対中融和外交の蹉跌鮮明に

 外務省がこのほど公開した外交文書で、天安門事件に関するわが国の融和外交の蹉跌(さてつ)が明らかになった。 サミットで制裁に反対  天安門事件は1989年6月4日、北京で民主化を求める多くの学生や市民を人民解放軍が虐殺し…

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豪州における親中工作 標的の社会的エリート

学界で仕掛ける思想戦  世界がコロナ禍に翻弄(ほんろう)され続けた一年だった。170万人以上の命が失われるなど、多大な犠牲を強いられた。一部の国ではワクチン接種が始まったが、コロナの猛威の中で新年を迎えようとしている。 …

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コロナに明け暮れた学校 禍転じて福となせる来年に

《 記 者 の 視 点 》  学校・教育現場においても、新型コロナの影響は大きく、まさに「新型コロナに明け暮れした1年」となった。地域・学校の事情によって差異はあるものの、3月2日から4月5日まで全国で臨時休校、通常40…

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コロナ禍で不法移民の国外退去が大幅減 DHS deportations plunge amid pandemic; Trump falls far short of Obama record

 国土安全保障省による移民の強制退去がこの1年間にほぼ30%減少したことが23日、明らかになった。新型コロナウイルスの感染拡大によって、不法に入国する移民を発見、退去させることが難しくなっていることが原因だ。  2020…

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年末は寄席も賑(にぎ)わう季節である。…

 年末は寄席も賑(にぎ)わう季節である。大晦日(みそか)が近づくと、人情噺「芝浜」が聞きたくなる落語ファンは多い。ほんとにいやな新型コロナウイルス禍だが、寄席に行けばそれも笑い飛ばしてくれるのではと期待して、東京・新宿末…

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観光鎖国でサバイバルータイから

地球だより  タイは新型コロナウイルス封印に成功したかに見えていた。だが最近、感染者急増の趨勢(すうせい)にある。年間4000万人近くが訪問し、7兆円ほどの観光収入をはじき出すタイの観光産業の苦しみは、まだまだ先が見えな…

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四国遍路と人生を考える

神仏はそばにいる 前総本山善通寺管長 樫原 禅澄氏に聞く  空海の生誕地とされる総本山善通寺の前管長・樫原禅澄さんは、四国八十八カ所霊場の第86番札所志度寺の隣にある自性院常楽寺の住職。管長時代には四国遍路世界遺産登録推…

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中国製ワクチン 有効性50%以上を確認

ブラジル 偽物も出回る  ブラジル・サンパウロ州政府は23日、中国の製薬会社シノバク・バイオテック社が、ブラジル国内で実施している新型コロナウイルス対応ワクチン「コロナバック」の最終治験結果に関して、有効性50%以上を確…

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フィリピン 警官の親子射殺に猛批判

 フィリピンのルソン島で現役の警官が、隣人の親子を射殺する残忍な事件が発生し人々の怒りを呼んでいる。被害者の家族が事件の一部始終を記録したビデオはネット上でまたたく間に拡散され、警官への迅速な処罰を求める声も強まっている…

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拉致問題 一日も早く被害者帰国実現を

 北朝鮮による日本人拉致問題は、今年も大きな進展は見られなかった。9月に就任した菅義偉首相は、安倍晋三前首相に引き続き、拉致問題を「最重要課題」と位置付けている。一日も早く全ての拉致被害者の帰国を実現してほしい。  菅首…

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「振り返れば、新型コロナウイルスの一年…

 「振り返れば、新型コロナウイルスの一年だった」の感が強い。だが「だった」と過去形で言うことはできない。現実は今後しばらく続くだろうから。当惑しながらも、例えば「都合よく未来を見通すことは困難」ということも含め、世界がい…

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佐野常民と日本赤十字社の創設

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 西南戦争時、敵方も救護 人道精神を植え付ける契機に  日本赤十字社(以下、日赤)は、明治10(1877)年に起きた西南戦争に際し、佐賀藩出身の佐野常民が敵味方の区別な…

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成果なき“北東アジア+責任共同体構想”

韓国紙セゲイルボ 政府の実質的推進意思が必要  “北東アジア+責任共同体構想”は文在寅政府の国政課題の98番目として、域内諸国との協力を通じて平和と繁栄の北東アジア秩序を実現しようとする韓国政府の取り組みだ。  同構想は…

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コロナ第2波に苦しむブラジル

感染者700万人以上 失業率は14%超  新型コロナウイルスの感染「第2波」が南米ブラジルを襲っている。一時は感染ピークが過ぎたと思われたが、ここに来て1日当たりの新規感染者が過去最多を記録しており、政府と各自治体が対応…

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中露機共同飛行 日米韓の再結束で極東を守れ

 中国とロシアの戦略爆撃機が共同して日本海と東シナ海上空を飛行し、航空自衛隊、韓国空軍のそれぞれが戦闘機を緊急発進させた。極東で中露の軍事的な結び付きが強まっており、日本、韓国はそれぞれの米国との同盟関係を要に再結束を図…

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