Date archive for 10月, 2017
通りすがりの人間に危害を加える出会い頭の…
通りすがりの人間に危害を加える出会い頭の事件や通り魔事件では犯人にはっきりした動機がない場合が少なくない。川崎市宮前区梶ケ谷の貨物ターミナル駅下トンネルで2006年9月、帰宅途中のアルバイト黒沼由理さん(当時27)が刺…
「イスラム国」との戦闘、リビアで再び激化 Battle with Islamic State heats up again in Libya
米軍がリビアで過激派組織「イスラム国」(IS)に対する作戦、爆撃を強化している。ISの支配拠点がシリアとイラクで縮小する中、リビアに逃げ込むIS戦闘員が増えているためだ。 米軍が支援する民兵組織がリビアにおけるISの…
衆院選公示、政権選択から安倍政権5年の通信簿付けに性格が変わる
◆希望の失速が顕わに 10日に公示され、22日に投開票される第48回衆院選が始まった。衆院の総定数が前回より10減の戦後最少465(小選挙区選289、比例選176)の議席獲得に、12日間の短期決戦である。 各紙は休刊…
「秋雨の社前の土のよくすべる」(高浜虚子)…
「秋雨の社前の土のよくすべる」(高浜虚子)。このところ朝夕が涼しいのに、日中は30度近くまで気温が上がるという異常気象が続いた。 秋が秋らしくない中、時々雨に見舞われる。こちらは本当に冷たくて体の芯まで冷える気がする…
やり直せる社会の実現を
沖縄大学教授 宮城 能彦 安定志向の価値観に疑問 入試と就活で人生決めるな 学校という、世間から隔離されている温室の世界で仕事していると、世の中の動きを身体で感じることが少なくなっていく。 私の場合は村落や街に出て人…
拉致帰国15年、もう被害者も家族も待てない
北朝鮮による日本人拉致被害者5人が帰国してきょうで15年になる。 帰国した蓮池薫さんと妻の祐木子さん、地村保志さんと妻の富貴恵さん、曽我ひとみさんはその後、それぞれ子供たちや夫の帰国も実現し、日本で平穏な生活を取り戻…
米国の先端技術狙う中国
中国は、先端技術を手に入れるために米企業との協力を強めている。主要技術大国になるための取り組みの一環だ。 米情報当局者は、このところの中国の米企業への接近について「全国的に推進する経済改革の一環として、米国の企業、研…
みちびき4基体制、利用の広がりが楽しみだ
日本版GPS(全地球測位システム)の実現を目指す測位衛星「みちびき」4号機の打ち上げが成功した。これにより、国内ではGPSより誤差の少ないみちびきの電波を常時受信できるようになる。 政府は来年度中に測位データの提供を…
韓国核武装論の迷走
米・中朝での取引を警戒 米朝間の緊張が高まっている。核実験、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対して、軍事的圧力を加え得るという威嚇で米国は対応している。 両者とも譲らず、誰かが止めに入るか、どちらかが折れるかしなければ…
北対話に固執する文大統領
「トランプ癇癪」招く利敵行為 コリアパッシングを憂慮 トランプ米大統領のアジア歴訪が11月に控えている。日本訪問では数少ない世界指導者の中の“親友”の一人である安倍晋三首相が出迎えてくれるのかどうか、総選挙の結果次第で…
中国のサイバー脅威 経済スパイで技術革新達成
進化している攻撃力 2015年に中国当局が示した今後10年における製造業の発展のロードマップ「メイド・イン・チャイナ2025」の主目的は、中国の知的財産権保護にある。当計画は電気自動車、ロボティクス、半導体、人工知能な…
マンダレイ・ベイ・ホテル銃乱射事件に乗じる Exploiting murder at Mandalay Bay
悲劇を利用するとなると長くはかからない。長くかかったためしはない。ラスベガスのマンダレイ・ベル・ホテルの舗装道路の血が洗い流される前に、さらなる銃規制に対する予想された要求がメディアに火を付けた。無辜(むこ)の民の命を…
縫いぐるみというのは、手で持ったり抱いたり…
縫いぐるみというのは、手で持ったり抱いたりできるのがいいのだろう。そうするうちに情が移り、外出する時も連れて行きたくなる。 英スコットランドのグラスゴー空港が先月下旬から、旅の途中で子供たちとはぐれてしまった「テディ…
身元が判明しない被害者
地球だより 最近報道され、話題になったロシア南部のクラスノダール地方で逮捕された夫婦による連続殺人事件。この事件は、犯人の男が落とした携帯電話を拾った人物が、ばらばらにされた女性の遺体の前で自撮りしている画像を発見し、…
中国、国外ウイグル人へ強権
迫害下の新疆ウイグル 日本ウイグル連盟会長 トゥール・ムハメット博士に聞く 中国による新疆ウイグル自治区のウイグル人への弾圧と中国化政策が進められている。宗教の自由や民族のアイデンティティーを奪われ、ウイグル人の人々が…
子宮頸がんワクチン症状で虚偽の報告
被害者連絡会、厚労相に調査要求 子宮頸(けい)がんワクチンの接種後に全身の痛みや運動障害などの重篤な症状が続いている少女やその家族らで作る「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」(松藤美香代表)は12日、夏に厚生労働省で…
皇太子殿下御夫妻、デンマーク主催晩餐会に御出席
皇太子殿下御夫妻は12日、東京都目黒区のホテル雅叙園東京で、日本とデンマークの外交関係樹立150周年を記念したデンマーク側主催の晩さん会に、フレデリック皇太子夫妻と共に出席された。 晩さん会に先立つレセプションで、フ…
北朝鮮を擁護するロシア
「対話」を主張し影響拡大 「原爆保有」聞いたプーチン氏 ロシアのプーチン大統領は4日、モスクワで開かれたエネルギーフォーラムで演説し、北朝鮮が原爆を保有していると、2000年初め頃に当時の金正日総書記から直接伝えられた…
衆院選3極化、新二大政党に作り直す選挙に
第48回衆院選の序盤戦が進行している。 自民・公明両党の連立政権に対抗してきた民進党が公認候補を立てず、小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党、共産党と協力する枝野幸男氏らが結党した立憲民主党それぞれから立候補し…
米シンクタンク、中国の圧力でシンポ中止
汚職暴露の郭文貴氏が講演予定 懸念される言論の自由への介入 中国共産党幹部の汚職や不正を次々と暴露している中国人実業家、郭文貴氏が4日に講演する予定だった米シンクタンク、ハドソン研究所主催のシンポジウムが中国の圧力によ…
食習慣が典型的だが、特定の地域では全く…
食習慣が典型的だが、特定の地域では全く普通に行われている習慣が、実は日本のその他の地域にはない独特のものだったという話はよく聞く。 そういう驚きを日本各地に取材して紹介するテレビ番組が「秘密のケンミンSHOW」(木曜…
IS掃討航空作戦の「中枢神経」、 カタールのウデイド基地
かつてはその場所も非公開だった中東カタールのウデイド米空軍基地は現在、シリア、イラク、アフガニスタンなどでの過激派組織掃討作戦で中心的役割を果たす戦略的要衝となっている。 シリア、イラクでロシア、シリア、イラン各軍と…
増える児童虐待の背景に家族・地域社会の変化
児童虐待が年々増加している。それも実母による虐待が最も多い。 若い母親が社会で孤立し、相談相手もなく、子育てに悩み疲れ、追い詰められて手を上げるケースが多いという。虐待の実態と福祉行政や地域社会の取組みなど、長年、こ…