やり直せる社会の実現を


宮城 能彦

沖縄大学教授 宮城 能彦

 学校という、世間から隔離されている温室の世界で仕事していると、世の中の動きを身体で感じることが少なくなっていく。

 私の場合は村落や街に出て人々から話を聞かせてもらうフィールドワークを仕事にしているので、まだ世間との接点はある。しかし、それも結局「観察者」としての接点であり、そこで生きて生活している人の感覚とは程遠いのだと思う。


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