Date archive for 10月, 2017

米国社会の分裂 LGBT運動の激化と反発

日本における法整備への警鐘  米国で起きることは将来、日本でも起きると言われる。かつてその時間差は20年とも10年とも言われたが、今はもっと短いだろう。  1960年代に、性の解放運動が起きた米国。90年代半ばになると、…

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TBSのイヤホン事件、ネットで偏向報道の検証可能に

ネットで偏向報道の検証可能に  論壇に期待される役割の一つに、新聞・テレビの偏向報道に対する監視がある。選挙報道については、特にそれが重要だ。  月刊誌11月号で偏向報道をテーマした論考で目立ったのは、元時事通信社特別解…

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両陛下、福岡・大分で豪雨被災者お見舞い

家族犠牲「本当に残念」  九州北部豪雨の被災地見舞いと第37回全国豊かな海づくり大会出席などのため福岡県入りした天皇、皇后両陛下は27日午後、豪雨で甚大な被害を受けた福岡県朝倉市と大分県日田市を訪れ、被災者らと懇談された…

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「憎しみでなく希望を」 パレスチナ人医師が会見

娘3人失う悲しみを越え、中東で女子教育  イスラエル軍の攻撃で娘3人とめいを失いながらも、中東地域で女性教育の振興に努めるパレスチナ人医師イゼルディン・アブエライシュ氏(62)が来日し、27日に東京・内幸町の日本プレスセ…

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共産党の衆院選敗北 葛藤生む立憲民主との共闘

共闘叫び独自の運動  今回の総選挙で、日本共産党は議席を21議席から12議席へと後退させた。注目すべきは、共産党の獲得した約440万票というのは、共産党の強固な組織票である、革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会…

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習体制強化、国内外の安定を損なうな

 中国共産党は最高指導部である政治局常務委員らを選出し、習近平総書記(国家主席)の2期目の指導部が発足した。 党規約に名前を記す  新たな党規約には「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」が盛り込まれた。これまで党…

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メキシコの麻薬カルテルがドローン爆弾 Terror from skies as Mexican cartel attaches bomb to drone

 メキシコ警察は先週、手製爆弾(IED)と遠隔起爆装置を搭載した自爆ドローンを運んでいた男4人を発見した。アナリストらは、麻薬カルテルがドローン兵器化の方法を把握していることが明らかになったとみている。  これは憂慮すべ…

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秋も深まり、昨日から読書週間。東京名物の…

 秋も深まり、昨日から読書週間。東京名物の神田古本まつりも始まった。今年の読書界の最大の話題はと言えば、中公新書の呉座勇一著「応仁の乱」だろう。  発売は昨年の10月だが、じわじわと売れ続け、この秋にはとうとう40万部を…

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健康長寿の元は社会貢献にあり

高齢社会を生きる 全日本プロバス協議会会長 中村實氏に聞く  人生100歳時代を迎え、健康長寿の維持が重要な課題になっている。それには日常的な健康管理とともに、趣味やボランティアなどで社会とのつながりを維持することが大切…

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中国人実業家・郭文貴氏巡り トランプ米政権内で対立も

送還求め親中派が圧力  情報筋によるとセッションズ氏は、この春の会合で政府高官らに対し、郭氏が送還されることになれば辞任すると語ったという。政権内で郭氏をめぐって激しい対立が生じていることは明らかだ。  中国は、ホワイト…

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【音声読み上げ】「クジラの争いに巻き込まれたエビ」になる韓国

 いま、朝鮮半島情勢に地殻変動が起きている。周辺強大国の半島政策に変化が予想される。当分、北東アジア情勢は揺れ動くことになろう。… (朴完奎(パクウォンギュ)首席論説委員、10月24日付) (10月26日 韓…

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椰子の木の上で3年間

地球だより  フィリピンの片田舎で、椰子(ヤシ)の木の上で生活している男を地元メディアが紹介していた。驚くべきことに男は一度も地上に下りることなく3年間も、椰子の木で生活を続けていたのだという。  母親によると男は47歳…

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公文書で確認された動乱当時の韓国人の日本避難

韓国紙セゲイルボ  米極東軍司令部が1950年11月28日に作成した公文書には日本へ入国しようとしていた韓国人避難民881人の処遇問題が出てくる。  公文書によれば長崎県の針尾収容所(現大村入国管理センター)に韓国人避難…

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皇太子殿下御夫妻、環境国際会議に

 皇太子殿下御夫妻は26日午前、東京都千代田区のホテルで開かれた「地球環境行動会議(GEA)国際会議2017」の開会式に出席された。  環境問題の解決と持続可能な開発の実現を目的にした国際会議で、開会式には安倍晋三首相も…

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無人機が「対北SDI」に

どう見る北の脅威 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏 北朝鮮の脅威にどう対処すべきか。  北朝鮮に核・ミサイル開発を断念させるには、圧力と対話だけでは不十分だ。北朝鮮が発射したミサイルをすべて叩(たた)き落とす能力…

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日米韓共同訓練、対北安保は連携が重要だ

 日米韓3カ国は、日韓の周辺海域で北朝鮮による各種弾道ミサイル発射を念頭にミサイル探知・追跡訓練を実施した。同様の訓練は昨年6月に初めて行われ、今回で5回目。訓練を通じて近年高まる北朝鮮のミサイル脅威に万全な迎撃・防衛体…

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大学での授業を学生が評価する制度は今では…

 大学での授業を学生が評価する制度は今では普通に行われているが、20年近く前、制度が始まった当初は、教員側には不満も多かったようだ。ある一流国立大学の老教授が「私の講義を学生に評価させるとは不遜極まりない」と大声を上げた…

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広がる和太鼓の絆

地球だより  ブラジルに住んでいると、各種イベントで日本の伝統芸能やお祭りなどに縁のある出し物に触れる機会が多い。中でも日系人やブラジル人に人気の高いのが和太鼓だ。  記者は多くの太鼓演奏をブラジルで見てきたが、最も強く…

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UAE、サイバー空間で過激派組織監視

非公開のテロ対策センター  中東のアラブ首長国連邦(UAE)に設置されているテロ対策組織「サワブセンター」ではこの2年間、穏健派イスラム教徒らが過激派組織「イスラム国」(IS)との容赦のないサイバー情報戦を繰り広げている…

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在キューバ米外交官の相次ぐ健康被害、トランプ政権は大使館閉鎖も検討

国交回復後では最悪の関係に  キューバに駐在する米国の外交官やその家族らが相次いで聴覚障害や頭痛、めまいなどの健康被害を訴えている問題で、トランプ政権はキューバが外交官の保護を定めたウィーン条約に違反しているとして批判を…

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若者の生活習慣に潜むわな

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 セロトニン欠乏症の危機 よく噛んで偏らぬ食生活を  昨今の欲望氾濫(はんらん)の世相にあって若者世代の生活習慣の様相は、危機的状況に置かれているのではなかろうか。  1980年代(…

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中国腐敗の根源は一党支配体制

遠藤誉氏が世日クラブで講演 一帯一路への協力は危険  中国問題に詳しい遠藤誉氏(東京福祉大学国際交流センター長)は25日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「習近平新体制と…

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「クジラの争い」に巻き込まれるな

韓国紙セゲイルボ 対北朝鮮安保態勢を強力に  いま韓半島周辺情勢に地殻変動が起きている。習近平中国国家主席と安倍晋三日本首相がほとんど同時に権力基盤を強化した。来月初め、ドナルド・トランプ米大統領の初のアジア歴訪が控えて…

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