Date archive for 9月, 2017

拠点が崩壊する中でも宣伝を強化する「イスラム国」 Islamic State ups PR as base crumbles

 過激派組織「イスラム国」(IS)は、イラクとシリアの本拠地「カリフェイト(カリフの統治領)」が崩壊する中、世界中で殺戮(さつりく)を繰り広げていることを熱烈に報道することで、テロリストの支持者たちを元気づけようとしてい…

続き

児童虐待で“連鎖”煽る戦後の価値観に迫れなかった「深層ニュース」

◆リスクを「過小評価」  昨年度に児童相談所が対応した子供に対する虐待件数が12万件を超え、過去最悪となった。記録の残る1990年度以降、26回連続して記録を更新しているのだから、この社会の病理現象の深刻度は誰でも分かり…

続き

「山は暮れて野は黄昏の芒(すすき)かな」…

 「山は暮れて野は黄昏の芒(すすき)かな」(蕪村)。かつてはどこでも見られたススキだが、今では街中ではほとんど生えていない。秋の空、特に夜の月明かりの中で見る光景は幻想的で、かつ物寂しい風情を感じさせる。  ススキは、稲…

続き

沖縄自民県議ら米政府当局者と会談、日米同盟の重要性を確認

 訪米中の沖縄県議会自民会派の県議らは13~14日にかけて米国務省や国防総省の当局者と相次いで会談し、日米同盟の重要性や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の早期返還などを訴えた。同会派がワシントンを訪問し、米政府関係者ら…

続き

地下核実験と平壌人口縮小計画

白頭山噴火より核戦争を警戒  9月3日、北朝鮮の6回目の核実験によって世界に激震が走った。国際社会の強い反発と非難にもかかわらず、北朝鮮は「核保有国」に向かって着々と歩を進めている。だが、この地下核爆発実験には思わぬ“副…

続き

中国の北朝鮮急変事態対応 平壌以北を占領、核施設制圧へ

人民解放軍、国境線で戦力強化  朝鮮半島の緊張が高まっている。ミサイル発射や核実験を強行する北朝鮮に対して、国連安保理は全会一致で強度を高めた対北制裁案を採択した。いつもは棄権ないし反対する中国、ロシアも北朝鮮の度重なる…

続き

秋篠宮殿下御夫妻、シルバーセンター御訪問

 秋篠宮殿下御夫妻は15日午前、東京都新宿区のシルバー人材センターを訪れ、高齢者らが働く様子を視察された。敬老の日にちなんだ訪問で、天皇、皇后両陛下から2015年に引き継ぎ、皇太子殿下御夫妻と隔年で受け持たれている。  …

続き

生徒自殺に賠償訴訟 義務を怠る教師・学校側

公教育が異常な世界に  世界日報の「オピニオン」記事(8月19日付「暴力教師と生徒の自殺」)を読んだとのことで、長崎県在住の医師で全国教育問題協議会(全教協)顧問の梶山茂氏から便りをいただいた。その中で、「“いじめ”は人…

続き

北ミサイル、日本上空通過の常態化警戒を

 北朝鮮が再び日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。米国を威嚇する狙いだろうが、日本上空通過の常態化を警戒する必要がある。 グアムを射程に収める  今回のミサイルは北海道上空を通過し、襟裳岬東方沖約2200㌔付近に落…

続き

比でイスラム国系過激派組織が激しい抵抗 Islamic State faction puts up tough U.S. fight in Pacific

 東南アジアの「イスラム国」(IS)系過激派組織が、米国の支援を受けたフィリピンのテロ対策部隊から容赦のない激しい軍事的攻勢に対して予想以上に激しく抵抗している。過激派組織が、フィリピン南部の主要都市マラウィを支配下に置…

続き

北朝鮮がまた、日本上空を通過する弾道ミサイル…

 北朝鮮がまた、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。襟裳岬の東約2200㌔の太平洋上に落下し、飛行距離はグアムを射程に収める約3700㌔。  グアムの米軍基地への攻撃能力を誇示して米国を交渉に引き込もうという狙いだ…

続き

タマリンドを生業に

地球だより  インドシナ半島には日本にはない豆の木がある。鞘(さや)が80センチ近くにもなるズールーラブビーン(モダマ)やタマリンドがその一つだ。ホーチミン市には街路樹として植えられたタマリンドの木の実を集めて生計を立て…

続き

ふるさとに愛着を抱く子供に

小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業 北海道教育庁学校教育局長 北村善春氏に聞く  人口減と過疎化に苦しむ地方自治体にとって、地方創生は地域の生き残りを賭けた不可欠のテーマになっている。そうした中で北海道教育庁は、地域…

続き

ウルグアイの副大統領にトボランスキ氏

「世界一貧しい大統領」夫人  南米ウルグアイで13日、公金の私的利用の疑惑で9日に辞任したセンディック前副大統領の後任として、ルシア・トボランスキ上院議員(72)が就任した。同氏は、ウルグアイ初の女性副大統領。  トボラ…

続き

北の地下核実験と白頭山噴火の危険性

韓国紙セゲイルボ  高句麗遺民の大祚榮(テジョヨン)が建てた渤海は926年に滅亡した。国土が高句麗全盛期時の2倍になるほど繁盛した大国がある日突然、跡形もなく消えたのは白頭山の大噴火が原因だったという説もある。  白頭山…

続き

比、泥沼化する麻薬戦争

 ドゥテルテ大統領が主導する麻薬戦争が激化するフィリピンで、警官による未成年者の殺害が相次ぎ、人権団体などから強い非難が向けらている。殺害されたのはいずれも10代の少年たち。麻薬取引や強盗などの容疑で警官に逮捕され、無抵…

続き

眞子殿下、陶磁器展を御視察

婚約内定後初の御公務  秋篠宮家の長女眞子殿下(25)は14日、「国際陶磁器フェスティバル美濃’17」の開会式出席のため岐阜県多治見市を訪問し、陶磁器展の出展作品を鑑賞された。3日の婚約内定後、公務は初めて。…

続き

北の対日恫喝、核保有を何としても阻止せよ

 北朝鮮は国連安全保障理事会の対北制裁決議に関し、日本が米国に便乗したとして「日本列島4島を核爆弾で海に沈めなければならない」と威嚇した。  あまりにも乱暴で身勝手な発言だ。日米をはじめとする国際社会は北朝鮮への圧力強化…

続き

文芸雑誌「すばる」(10月号)の作家リービ…

 文芸雑誌「すばる」(10月号)の作家リービ英雄氏へのインタビュー(聞き手は文芸評論家の富岡幸一郎氏)の中に「緊張感」という言葉があった。リービ氏は1950年、米カリフォルニア州で生まれた。  87年に日本語で小説を発表…

続き

露カスペルスキー、ワシントン支社閉鎖へ

米政府機関が調達を停止  ロシア情報機関との関係が疑われている情報セキュリティー大手カスペルスキーが、ワシントン支社の閉鎖を検討していることが12日、明らかになった。米政府機関での調達停止を受けた措置とみられている。  …

続き

運用近づく中国の衛星攻撃兵器

危機感強める米軍  ロシアや中国が全地球測位システム(GPS)の通信妨害を行う技術や衛星攻撃兵器(ASAT)の開発を急速に進めている。中国は数年以内にASATの運用を始めるとの見方もあり、遠隔地での軍事作戦を衛星システム…

続き

読書の季節

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  朝夕にもの寂しい秋風が吹いている。暑くもなく寒くもない今時分を“読書の季節”と呼ぶ。「秋は読書にいい」という言葉は昔からあった。よく知られた「燈火可親」(灯火親しむべし)という故事…

続き

復活したサッカー王国

地球だより  世界を熱狂の渦に巻き込むサッカー・ワールドカップ(W杯)。その2018年ロシア大会の予選が佳境を迎えようとしている。そうした中、世界の激戦区として注目を集める地域の一つが南米枠だ。ブラジルを除く7カ国が7ポ…

続き