Date archive for 8月, 2017
地球の裏側の盆踊り
地球だより 日本とは気候や時間帯、文化や人種構成も大きく違う、地球のほぼ裏側に位置するブラジル。日本と行き来しようとすれば、サンパウロなどの主要都市からでも30時間近い旅程を覚悟する必要があり、日本人にとってはなかなか…
パワハラ教授
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 今年6月、延世大で私製の爆発物が爆発して教授が1人負傷した。犯人を捕らえてみると、教授の大学院生の弟子だった。教授から頻繁な叱責を受けて犯行に至ったという。学生たちの間では意外な反…
絶滅危機の太平洋クロマグロ
東京財団上席研究員 小松 正之 3~5年禁漁で資源回復 せめて20%回復案に同意を 日本人になじみの深いマグロ類には、寒冷な海を好む「温帯性マグロ」と暖かい海を好む「熱帯性マグロ」がある。温帯性マグロには、北半球のクロ…
北朝鮮の核問題は米朝間で解決か
韓国紙セゲイルボ 現実味帯びる「韓国疎外」 ジュネーブ北朝鮮代表部のチュ・ヨンチョル参事官が、「韓国は核問題に関して話す資格がない」と述べた。22日、韓国と北朝鮮、米国、中国外交官たちが集まった国連ジュネーブ軍縮会議で…
米で北朝鮮の核容認論が拡大
有効な選択肢限られ手詰まり状態 米国内で北朝鮮の核保有容認論が徐々に広まっている。大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を止められない手詰まり感もあり、北朝鮮の核保有を条件付きで認め、国際社会で厳しく監視する方が現実的だ…
北への制裁、核・ミサイルの資金源遮断を
北朝鮮が日本上空を通過する中距離弾道ミサイルを発射したことを受け、日本政府は国連安全保障理事会緊急会合で制裁決議の早期採択を要請した。 安保理では7月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射後、制裁を大幅に強化する決議を…
民進代表選、基本政策なければ「受け皿」は他に、と引導渡した日経
◆ピントのズレた両者 「最大の焦点は、党の基本路線を左右する、共産党との衆院選協力のあり方である」(読売・社説22日付) 民進党は明日の臨時党大会で、新しい代表を選出する。この21日から始まった前原誠司・元外相と枝野…
「大鯉の深くあぎとふを見たりけり尾を曲げて…
「大鯉の深くあぎとふを見たりけり尾を曲げてゐるその広桶に」。「鯉売」と題した松村英一の歌で、昭和2年の作。桶(おけ)にコイを入れて街にやって来る情景は戦後、昭和30年代まで見られた。 業者はその場でぶつ切りにしてくれ…
「赤旗」購読料を議員報酬から天引きー福島県須賀川市
市議会事務局が代行徴収 福島県須賀川市議会議員の毎月の報酬明細書の中に、日本共産党機関紙「赤旗」の項目があったことがこのほど、明らかになった。同市議会事務局が共産党機関紙の購読料を同紙販売店に代わって天引きして徴収して…
北ミサイル通過、避難と迎撃に万全を期せ
北朝鮮が、首都・平壌に近い順安から弾道ミサイル1発を北東に向け発射し、数分後に北海道の上空を通過した後、襟裳岬東方1180㌔の太平洋上に落下した。航空機や船舶への被害は報告されておらず、幸い日本への落下物もなかったよう…
「中国が沖縄を統治した証拠はない」と強調
山田宏参院議員が浦添市で講演、歴史的な事実を示す 沖縄の地元メディアは、沖縄の歴史的な日本帰属について異議を唱えるという誤った論調を展開している。それに拍車を掛けるように、国連人権理事会では沖縄県民を先住民族とする勧告…
夏休みの那覇空港で危機一髪
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 8月中旬、那覇空港で離陸を待つ機内で、アナウンスが流れた。 「離発着する航空機で混雑しているため、10分ほど待機いたします」 10分後、いよいよかと思った瞬間、次のアナウンスが…
現代版スパイ・ストーリー(注1) A spy story for our times
イムラン・アワンは、パキスタン生まれのコンピューターの達人で、民主党全国委員会の(DNC)元委員長のデビー・ワッサーマン・シュルツ(フロリダ州選出下院議員)や数十人の連邦議会の民主党員の下で働いていた。彼とその妻は、銀…
北朝鮮が日本上空を越える弾道ミサイルを発射…
北朝鮮が日本上空を越える弾道ミサイルを発射し、菅義偉官房長官は「度を超した挑発行動」と非難した。だが、北朝鮮は着々と核搭載の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を進めている。「挑発行動」という表現は弱いのではないか。 …
リゾート地での「差別文書」
地球だより スイス日刊紙ターゲス・アンツアイガー(15日付)によると、同国のグラウビュンデン州のリゾート地、アローザ(人口約3200人)の旅行者用アパートメントハウスでユダヤ人客向けの注意書が反ユダヤ主義だとして激しい…
マクロン仏大統領、支持率36%に
鬼門の労働改革、秋が正念場 就任100日を過ぎたフランスのエマニュエル・マクロン大統領の支持率が、不人気だったオランド前大統領以上の速度で落ち込んでいる。強圧的な政治手法と失業率の増加は、秋から始動する労働改革に暗い影…
IS駆逐後のシリア情勢
ロシア研究家 乾 一宇 内戦終結へ妥協点模索 関係深いロシアがどう協力 ロシアゲート疑惑、人種差別問題、最側近の一人のバノン氏の更迭と、トランプ米大統領の問題噴出に比し、プーチン・ロシア大統領は『ニューズウィーク』誌8…
国の守り歌う「蛍の光」
今年の夏は、例年よりも先の大戦や、戦前の日本社会を自虐史観的にとらえた報道が少なかったような気がする。 一方、8月19日に開催された第37回全教協教育研究大会で、自民党の有村治子参議院議員が「教育は国民性を創る礎」と…
南米ベネズエラ、国内分裂・内乱の危機
強権独裁進める大統領 中南米の主要国の一つ、ベネズエラが国家崩壊の危機にある。経済破綻への道を進む中、政治面でも反米左派マドゥロ政権が強権独裁に舵(かじ)を切り、混乱は増すばかりだ。 (サンパウロ・綾村 悟) 各地で続…
アフガン増派、国際的なテロ抑止につなげよ
トランプ米大統領がアフガニスタンへの米軍増派を承認した。増派は4000人規模とみられ、現在駐留中の8400人に追加される。トランプ氏は「早期撤退」を強調してきた過去があるが、増派は対アフガン戦略の転換を意味する。 攻勢…
葛西臨海水族園で「海の生き物セミナー」
長野県などから教員23人が実体験 海の生物に触れ、観察して、生態の一端を知り、今後の教育活動に生かしたい、という熱意を持った教員が遠くは長野県、伊豆大島から23人が、東京都江戸川区の葛西臨海水族園レクチャールームで、こ…
子供たちに乏しい生死観
核家族化が進み、出産も病院、最期を迎えるのも病院というご時世、子供たちが“生老病死”の場面に出合う機会が少なくなった。先日、「生命の大切さ」を考える講演会に参加したところ、小学生の生命に関する、驚きの調査を耳にした。 …
児童虐待防止を訴えつつ家庭教育支援法に反対する左派紙の二枚舌
◆26年連続で最多更新 子供への虐待や育児放棄(ネグレクト)、いわゆる児童虐待はれっきとした犯罪だ。児童虐待防止法は「何人も、児童に対し、虐待をしてはならない」とうたっている。 児童虐待は昔からあったが、統計が残って…