Date archive for 11月, 2015

「こころの教育」テーマに札幌市内でシンポ

北海道人格協議会が主催、「道徳の教科化」教諭ら討論  生徒のいじめによる自殺が後を絶たない。一方、政府は平成30(2018)年度から道徳を特別教科とし、他の教科と同じように国の検定教科書を用い、数値では表さないものの評価…

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民主化強制は失敗、アラブ世界に必要な「発展」

ロシアのシリア内戦介入アルアハラム財団事務局長 モハメド・F・ファラハト氏に聞く(4)  ――ムスリム同胞団のエジプトにおける現状はどうか。政府からの強い圧力の下に彼らは「イスラム国(IS)」や過激派により近づいているの…

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国連事務局の日本人職員 「望ましい数」の半分以下

 ユネスコ(国連教育科学文化機関)が「南京大虐殺の記録」を世界記憶遺産に登録したり、国連人権理事会が任命した特別報告者が、日本の女子学生の13%が援助交際を経験していると発言して後に撤回するなど、国連の公信力を貶める事態…

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人類は麺類

地球だより  ベトナムのインスタントラーメン消費量が世界2位を記録したという。1位は韓国、3位はインドネシア、4位はタイがランクインした。  これは韓国の農林水産省が11月11日、世界各国のインスタントラーメン消費量を発…

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パリ同時テロ、自前の防諜機関創設が不可欠

吉原恒雄・元拓殖大教授(安全保障論)に聞く  ――今回のテロでIS(「イスラム国」)が犯行声明を出し、オランド仏大統領もISの犯行と断定した。ISの狙いをどう見るか。  狙いは、欧米諸国のISへの軍事的反撃や資金・要員獲…

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自民党60年、改憲へ新たな出発の決意を

 自民党が結党から60年を迎えた。原点に立ち返り、党是に掲げる憲法改正に向けて新たな出発の決意をすべきだ。 参院選後の発議目指す  自民党は1955年11月15日、当時の自由党と日本民主党の「保守合同」によって誕生した。…

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フリースクール法制化

 いじめや発達障害など何らかの理由で学校に行けない不登校児童生徒は約12万人に上る。カウンセラーを配置したり、クラスの少人数化を進めてきたが、改善の兆しは見えてこない。  先日、不登校の受け皿となっている公的な教育支援セ…

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ビジネス界から日韓関係の本音で誤解を指摘したダイヤモンドの特集

◆日本は全体的に嫌韓  3年半ぶりに日韓首脳会談が行われたが、冷え込んだ関係を改善に向かわせる契機にはなっていない。首脳会談前に週刊ダイヤモンド(10月31日号)が「嫌韓報道では絶対見えない本音の日韓経済」を特集した。 …

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国産初の小型ジェット旅客機MRJの初飛行が…

 国産初の小型ジェット旅客機MRJの初飛行が成功した。一部マスコミの論評では、MRJ本体の部品の約7割がコストベースで外国製だということで、「国産」への疑問を投げ掛けていたが、立派な国産機だ。  何万点もある航空機部品で…

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紅葉の下で報道陣向けに試験クルーズ

「琵琶湖疏水」で本格実施を目指す  大津市の琵琶湖から京都市の鴨川合流地点までをつなぐ人工運河「琵琶湖疏水(そすい)」での試験クルーズが14日から始まった。紅葉が見頃となる今月下旬まで運航し、抽選に当たった約500人が参…

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早くも申年準備、えと・申の人形作りがピーク

東京・墨田区の塚田工房で、手作りの「江戸木目込人形」  師走を前にした14日、東京都墨田区の塚田工房では2016年のえと・申(さる)の人形制作がピークを迎えている。  同工房のえと人形は、桐塑(とうそ)でできた型の溝にヘ…

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「言葉の壁を越えるトルコ語の指導が急務」

ユニセフ職員の近藤智春さん、トルコのシリア難民支援  国連児童基金(ユニセフ)トルコ事務所でシリア難民の子供たちの教育支援に携わる近藤智春さん(43)は12日、東京都内で時事通信のインタビューに応じ、「アラビア語を母国語…

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小田原市が風魔忍者をPRする「忍者の集い」

伊賀市・甲賀市と「日本忍者協議会」を設立  戦国大名の北条氏を陰で支えたといわれる風魔忍者をPRする「忍者の集い」が、神奈川県小田原市で開かれた。伊賀、甲賀忍者に比べて知られていない風魔忍者をアピールし、観光客を増やした…

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縄文人は「胴長短足」、南方起源ではない?

渡来系弥生人と変わらず、国立科博ら専門誌に発表  北海道から九州の20遺跡で出土した縄文人の人骨を分析したところ、北東アジアから朝鮮半島経由で日本に渡来した弥生人と同様に「胴長短足」だったとみられることが分かった。国立科…

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中国南京で日本文化を紹介するイベントを開く

日本総領事館が主催、かわいいメークや巻きずしの試食  中国上海の日本総領事館などが主催する「日本文化交流会」が14日、江蘇省南京市で行われ、地元の若者らが日本のメークや日本食を楽しんだ。南京で日本文化をまとめて紹介するイ…

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養母マドゥとケジュ、血はつながってなくても

米ジョージア州アトランタの動物園で 11日、米ジョージア州アトランタの動物園で、雌のオランウータン「マドゥ」の頭に乗ってくつろぐ「ケジュ」。  生後7カ月のこの赤ちゃんは、生みの親が育児放棄したため、子供を持たないマドゥ…

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憲法制定経緯と国会の改憲不作為を言うべき「ニッポン人のギモン」

◆解説員がバラエティ  3日にNHKが放送した「ニッポン人のギモン『日本国憲法』」は、あえて疑問を深めない内容だった。番組の触れ込みは「安保法制をめぐる議論などから出てきた日本国憲法に関する様々な“ギモン”。憲法を解釈す…

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伊犁事件調査した明治軍人

歴史家 金子 民雄 日本にない宗教民族闘争 「南京虐殺」の風説生む大陸  世界には日本人によく理解できないものがあるようだ。その一つが民族紛争。狭い島国に単一民族が居住しているから、互いに争ったり殺し合いをする民族闘争と…

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「昔より同じ絵模様千歳飴」(川端紀美子)…

 「昔より同じ絵模様千歳飴」(川端紀美子)。きょうは七五三。稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』には「男子は三歳・五歳、女子は三歳・七歳にあたるものが親に付き添われ、晴着姿で氏神などに参拝して祝う」とある。  気流子も幼い頃…

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米中東政策への不信 アフガン、イラクでテロ拡大

ロシアのシリア内戦介入アルアハラム財団事務局長 モハメド・F・ファラハト氏に聞く(3)  ――エジプトは米国から大量の軍事支援を受けている。もしエジプト政府がロシアとより接近した場合、米国は関係を切る可能性はあるのではな…

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訪日外国人観光客増加の鍵握る情報の発信とサービス

 訪日外国人観光客増加のための政府の「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」(議長・安倍晋三首相)の初会合が開かれた。「2020年までに2000万人」という目標の達成の可能性が高くなったのを受け、新たな目標の設定や、実…

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スー・チーさん これからが正念場

原理主義より柔軟性を  世界的に民主主義国が増えない中、ミャンマー総選挙で、アウン・サン・スー・チーさんの「国民民主連盟」(NLD)が超大勝した。スー・チーさんは通算15年も軟禁、投獄された苦難の末、とうとうここまで来た…

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なぜ「日本の天才」に言及しないのか

 韓国最大手「朝鮮日報」の日本語電子版(11月13日)を読んでいると、面白いコラムを見つけた。曰く「韓国の天才は医学部へ、中国の天才は工学部へ」という見出しが付いた記事だ。  記事の内容を簡単に紹介する。中国の優秀な学生…

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