Date archive for 6月, 2014

沖縄・竹富町の教科書使用問題、地区離脱で収拾もしこり残る

 沖縄県の石垣市、竹富町、与那国町からなる八重山採択地区協議会の答申と異なる中学公民の教科書を竹富町が使用している問題で、県教育委員会は5月21日、地区から竹富町教委を分離することを決めた。6月6日にも離脱が正式に承認さ…

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コミュニティサイトの被害 児童6割が保護者注意なし

 5年前からコミュニティサイト利用による被害児童が出会い系サイトを上回り、平成25年中コミュニティサイト利用の被害児童は出会い系サイトの約8倍に上る。  警察庁の調査によると、コミュニティサイト事犯被疑者の犯行動機は「児…

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ものづくりの心

 先月15日、テレビ東京のトーク番組「カンブリア宮殿」に英電機メーカー「ダイソン」の創設者でチーフエンジニアのジェームズ・ダイソン氏が出演した。  ダイソンと言えば、世界で初めてサイクロン式の掃除機を開発・製造した会社と…

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両陛下、全国植樹祭に御出席

中越地震から10年の新潟  天皇、皇后両陛下は1日午前、新潟県長岡市の多機能型ホール「ハイブ長岡」で開かれた第65回全国植樹祭の式典に出席された。  今年は新潟県中越地震から10年目に当たり、震災からの復興アピールがテー…

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皇太子殿下、日本ダービー御観戦

 皇太子殿下は1日、東京都府中市の東京競馬場で、第81回日本ダービーを観戦された。競馬を観戦されるのは2007年5月の日本ダービー以来7年ぶり。  皇太子殿下は、日本騎手クラブ会長の武豊騎手らの出迎えを受けられ、8階貴賓…

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日本の民主主義 官僚の智恵も借り改革を

 永田町の与野党関係は時の流れとともに千変万化する。しかし永田町の与野党対立の基本的な構図は万古不易だ。保革の政党の睨み合いは、終戦以来今日まで延々と続き尽きるところを知らない。日本の経済は世界トップクラスだ。これは皆が…

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セウォル号事件に韓国の世代間衝突を予言するニューズウィーク誌

◆安全軽視した「大人」  韓国の旅客船セウォル号沈没事故は韓国社会を大きく変える契機となるのだろうか。ニューズウィーク日本版(6月3日号)が特集「韓国を覆う自信喪失と自虐」で分析している。  事故以降、「経済力世界10位…

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北に対処する上で日米韓連携が不可欠

 小野寺五典防衛相はシンガポールで、米国のヘーゲル国防長官、韓国の金寛鎮国防相と会談した。  3カ国は、核・ミサイル開発の放棄に応じようとしない北朝鮮に対して緊密に連携し、アジア太平洋の安定のために協力を進めることをうた…

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福島第1原子力発電所で増え続ける放射能…

 福島第1原子力発電所で増え続ける放射能汚染水対策として、原子炉周辺への地下水流入を防ぐ「凍土壁」の設置が行われる。凍土壁とは文字通り、原子炉建屋周囲の土を凍らせて造る「壁」。  今回、1㍍間隔で地中に入れた管にマイナス…

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インド、空母3隻体制へ

海洋大国へ動く中国に対抗 国防費は10年で3倍に  今春、中国人が大勢乗っていたマレーシア機が墜落した際、中国はインドに対しアンダマン海のアンダマン・ニコバル諸島周辺の捜索許可を求めたがインドはこれを拒否した。アンダマン…

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「さよなら国立競技場」、熱戦の記憶を刻み

各種イベントで、半世紀にわたり熱戦行われた舞台に別れ  2020年東京五輪に向けた建て替えのため7月に解体が始まる東京・国立競技場で31日、最後のイベントとなる「SAYONARA国立競技場FINAL」が行われ、半世紀にわ…

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三重・松阪で千両箱から大判小判

江戸時代の豪商「長谷川家」旧邸宅の蔵で発見  三重県松阪市にある江戸時代の豪商「長谷川家」旧邸宅の蔵から千両箱が発見され、中に享保大判金や慶長小判など計54点の希少な古銭が入っていることが判明した。建物などを管理する同市…

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四国の名産品トッピング、「海賊うどん」考案

「村上水軍」題材の映画「瀬戸内海賊物語」の公開記念に  戦国時代に瀬戸内海で活躍した「村上水軍」を題材にした映画「瀬戸内海賊物語」の公開を記念し、四国4県の観光協会などは、四国の名産品をトッピングした「海賊うどん」を考案…

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使い心地が快適な日焼け止め人気

最高レベルの紫外線カットも  日焼けが気になる季節となった。今年は、しっかり紫外線を防ぎ、使い心地も快適な日焼け止めが人気だ。「べたつく」「白く浮く」といった難点を解消した商品が増え、レジャーに出掛けるとき以外でも使われ…

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レースに飛び立つハト

インドネシアのボゴールで  インドネシア中部のボゴールで、競争に参加するハトを放つ愛鳩家たち。  インドネシアでは、同じ地点からハトを放ち、どれだけ早く元の場所に返ってこられるかを競うハトのレースが大人気だ。(EPA=時…

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ベトナムの「赤ひげ」に密着し日越の絆を証した「未来世紀ジパング」

◆無償で12年医療活動  チャイナリスク回避のために日本企業が東南アジアに続々と進出するようになってから久しい。当初はリスクを分散させる「チャイナ・プラスワン」と言われたが、いまでは中国から引き揚げて、タイやベトナムなど…

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「六月や禰宜(ねぎ)の袴のうす浅葱…

 「六月や禰宜(ねぎ)の袴のうす浅葱(あさぎ)」(佐野ヽ石)。きょうから6月に入る。稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』(三省堂)では「野山は緑におおわれ、風物はことごとく夏の姿となる。早苗が植えられ、梅雨が来る」とある。 …

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「不透明」だったアラブの春

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 革命と捉え分析を誤る 反政府勢力に正義論が先行  春の嵐のようにアラブの春は通り過ぎた。今や春雷の音も聞こえない。アラブ、中東はおろか世界を興奮させた革命という言葉は色あせ、犠牲になった…

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両陛下、馬高縄文館を御視察

 新潟県を御訪問中の天皇、皇后両陛下は31日午後、同県長岡市の馬高縄文館を視察された。  同館では代表的な縄文土器とされる「火焔(かえん)土器」をはじめ、周辺の馬高・三十稲場遺跡から出土した約1000点の土器や石器が展示…

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公判積み重ね裁判員制度の検証を尽くせ

 裁判員制度がスタートして5年がたった。今世紀初頭から進めている政府の司法改革の目玉の一つでもある。法律に素人の裁判員が裁判官たちと評議しながら判断することができるか――という当初からあった疑問への明確な回答はいまだない…

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