米艦艇の台湾海峡航行は中国公海主権主張に対抗
ビル・ガーツ 2018/10/24 コラム|写真|ワシントン発 ビル・ガーツの眼|北米・中南米 [会員向け]
米海軍の艦艇2隻が22日、台湾海峡を航行、台湾周辺、南シナ海での主権の主張を強める中国を牽制(けんせい)することが狙いとみられるが、南シナ海で米艦艇に中国艦艇が異常接近するなど、このところ中国周辺で米中両国軍間の緊張が高まっている。
米海軍のローガン報道官によると、航行したのは、駆逐艦「カーチス・ウィルバー」と巡洋艦「アンティータム」。ローガン氏は、「国際法に則(のっと)った」航行であり、「自由で開かれたインド太平洋への米国の決意を示すものであり、今後も国際法が認めるあらゆる場所で、飛行、航行、作戦行動を実施する」と、作戦の継続を強調した。
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