中東・北アフリカ
米アジアシフトの一方で中国が中東で存在感増すと伝える米サイト
米依存脱却図る湾岸 中国は、巨大経済圏構想「一帯一路」の下、世界への経済進出を進める一方で、軍事的進出のための海軍力強化を進め、原油の供給源であるペルシャ湾岸でも、存在感を増している。米ワシントンを拠点とするニュースサ…
ユダヤ人に寛容だったイスラム世界
獨協大学教授 佐藤 唯行 オスマン帝国が難民厚遇 有能かつ脅威とならない存在 欧米先進国のキリスト教徒の間でユダヤ人への敵意が薄れた今日、反ユダヤ主義の主戦場は中東・北アフリカのイスラム世界へ移ってしまった。ところが中…
就活一番人気はハイテクーイスラエルから
地球だより イスラエルではハイテク産業が発展しているので、友人や知人にはハイテク関連の会社に勤めている人が多い。話を聞くと、どの会社にも社員が仕事の合間にリフレッシュできる機会が必ず用意されている。 日常で言えば、カ…
イエメンで攻勢強めるフーシ派 米大使館職員拘束
内戦が続くイエメンの首都サヌアにある米大使館で、反政府武装組織フーシ派が侵入し、大使館職員が拘束される事件が起きた。バイデン米政権のレンダーキング・イエメン担当特使が8日にイエメンの暫定首都アデンを初めて訪問してから数…
ウズベクが積極関与 ーアフガン情勢
中央アジアから見る アフガン情勢(下) 中央アジアコーカサス研究所長 田中哲二 ウズベキスタンは、2016年ごろからアフガンに影響力のある中国・ロシア・インド・パキスタン、それにアフガンと国境を接するタジキスタン、トル…
中央アジアから見る アフガン情勢 田中哲二
中央アジアから見る アフガン情勢(上) 「友好橋」通し貿易活発化 国境の町・テルメズ アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが政権を掌握して3カ月になる。今後アフガンはどこへ向かうのか。このほど、中央アジアのウズベキ…
【地球だより】故人を偲んでーイスラエルから
つい先日、娘のクラスメートの親であるユダヤ人の友人から、携帯に突然メッセージが来た。9月のイスラエル新年以来だなと思いながら読んでみると、数日前におじいさんが亡くなったという知らせだった。 娘が小学校に入学した日から…
収穫の秋 ーイスラエルから
先日、行きつけの八百屋に行ったら、搾りたてのオリーブオイルがあるぞと誘惑されて1・5リットル買って帰った。早速それにパンを浸して食べてみると、フレッシュで濃厚な味が口の中に広がり、モリモリ食べてしまった。 アラブ人の友…
米、あらゆる選択肢検討も イラン核兵器開発
イスラエル、UAEと3者会談 核合意再建協議再開へ イスラエルとアラブ諸国が関係を正常化するために署名した「アブラハム合意」の1周年を祝い、米首都ワシントンで13日、ブリンケン米国務長官、イスラエルのラピド外相、アラブ首…
「アラブの春」優等生チュニジアにおける独裁の復活を警告する米紙
依然続く国内の混乱 2011年に中東・北アフリカを席巻した民主化運動「アラブの春」のきっかけとなり、唯一の成功例とされたチュニジア。独裁者の退陣につながった革命から10年がたつが、依然、国内の混乱は続いている。チュニジ…
雄大なアスワンのナイル川 ーエジプトから
エジプトにある数多くの眺望に中で、一番心穏やかに楽しめる風景はどこだろうかとの問いがあるとすれば、それはアスワン市内を南北に流れるナイル川の風景だと答えたい。雲一つない快晴の中で、真っ青な川の上を、無数のヨットがゆった…
イラク有力者ら イスラエルとの国交求め会議
当局は「違法」と非難 参加者全員を逮捕へ カギ握る米「把握せず」 イラク北部クルド人自治区の中心都市アルビルで9月24日、イラクとイスラエルとの国交正常化を奨励するための会議が開催され、イスラム教スンニ派やシーア派の部族…
中国との関係強めるタリバン
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 経済再建へ手助け期待 「一帯一路」参加に意欲示す イスラム主義武装勢力タリバンが駐留米軍の撤退に乗じてアフガニスタンの首都カブールを8月15日に再び制圧し、民主的文民政権を崩壊させて、…
【海外】レバノン・ヒズボラの権勢に陰り、若い世代への支援を訴える米紙
点数稼ぎの原油供給 深刻な経済危機に直面しているレバノンにイランからの原油供給が始まった。イスラム教シーア派組織ヒズボラがイランに要請して実現したもの。原油を載せたタンカーは、イラン国旗、シリアのアサド大統領の肖像を掲…
アフガン政府軍崩壊とタリバン新政権
懸念される武器流出 国際関係アナリスト 松本 利秋氏に聞く これまで米国から総額850億ドル(約9兆3000億円)もの武器供与を受け、数で圧倒していたはずのアフガニスタン政府軍が反政府勢力タリバンの軍門に下った。なぜ、…
テクノロジーに感謝ーイスラエルから
地球だより イスラエルでは、9月6日の日没から8日にかけてユダヤ暦新年の祝日だった。これに始まり、7日後のヨム・キプール(贖罪〈しょくざい〉の日)、さらに4日後から1週間にわたる仮庵祭と、祝日が続く。昨年はコロナ禍でこ…
イスラエルとアラブ 「アブラハム合意」1年
クシュナー前米大統領上級顧問 正常化の停滞を警告 米国務長官が記念会議開催 平和協定の拡大支持 イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンのアラブ2カ国が昨年9月、米ホワイトハウスで国交正常化協定に調印してから…
アフガン新政権と日本の対応
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 国際社会の一員に誘導を 警戒要する中国との関係深化 この約1カ月、世間の注目を浴びるのはアフガニスタン問題、特にタリバン政権の成り行きと、菅首相の予想外の総裁選不出馬宣言…
アフガン撤退はバイデン大統領の英断
エルドリッヂ研究所代表 政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 法的根拠なかった「戦争」 出口戦略なき「介入」に終止符 筆者ほどバイデン米大統領を批判する人はいないだろう。ただ、アフガニスタンへの介入を終焉(しゅうえん…
イスラエル首相 エジプト10年ぶり訪問
関係強化 中東和平など協議 イスラエルのベネット首相は13日、エジプト東部シャルムエルシェイクでシシ大統領と会談し、両国の経済関係強化や中東和平問題などについて協議した。イスラエル首相のエジプト公式訪問は2011年1月…
「帝国の墓場」アフガニスタン
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 中国が収拾に汗を流す番 報復阻止と国際テロの抑制を 新冷戦といわれる時代の米中角逐は、バイデン米大統領により、同盟国を巻き込んだ対立の構造となってきた。現に中国もワクチン外交を展開しながら…
アフガンのレアアース 中国食指、獲得優位に
ワシントンタイムズ 米国苦境から対中依存懸念 米国がアフガニスタンから撤収し、タリバンが支配を固める一方で、中国は、アフガンのレアアース(希土類)獲得で有利な立場に立っている。米バイデン政権は経済・気候変動対策で、発電…
コロナ禍でも海外へーイスラエルから
イスラエルでは、9月6日の日没から8日にかけてユダヤ暦新年の祝日だった。これに始まり、7日後のヨム・キプール(贖罪〈しょくざい〉の日)、さらに4日後から1週間にわたる仮庵祭と、祝日が続く。昨年はコロナ禍でこの期間を都市…