アジア・オセアニア rss

きょう米朝再会談、非核化の具体的進展が焦点

リスクはらむ終戦宣言  トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は26日、ベトナムの首都ハノイに到着し、27、28両日開かれる2回目の米朝首脳会談に臨む。会談は、北朝鮮が非核化に向けてどこまで具体的な措置を約束し…

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米朝首脳、あすから2回目の会談

「スモールディール」で合意か トランプ政権 小出し戦術にはまる危険  ベトナム・ハノイで27、28両日開催されるトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による2回目の米朝首脳会談は、非核化に向けて具体的に前進でき…

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中国がタジクに基地

「一帯一路」軍事化の一環か  中国が隣国タジキスタン東部の山岳地帯に軍事基地を設置していることが明らかになった。中国はアフリカのジブチに初の軍事基地を設置しており、タジクの基地は海外基地としては二つ目。アフガニスタン、パ…

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警官に豆腐投げ強制送還の危機

地球だより  フィリピンでは中国人が急増しており、彼らが起こすトラブルや事件も目立つようになってきた。  このほどマニラ首都圏を走る高架鉄道の駅で、現地で「タホ」と呼ばれる豆腐プリンを警官に投げ付けた中国人女性が逮捕され…

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比南部の教会で爆弾テロ

 フィリピン南部のカトリック教会で自爆テロが発生し、120人以上が死傷する惨事となった。過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓うイスラム過激派のアブサヤフが犯行に関与していると考えられているが、自爆テロ容疑者はインド…

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復活したマニラ湾砂浜

水質汚染で遊泳は禁止  世界有数の夕日が美しい場所として有名なフィリピンのマニラ湾だが、ロマンチックな景観とは裏腹に悪化する汚染で悪臭や大量のゴミに長年悩まされてきた。国内有数のリゾート地であるボラカイ島を、6カ月かけて…

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中国、来年中に衛星破壊レーザー配備

 中国軍は2020年、低軌道上の人工衛星を破壊可能なレーザー兵器を配備する可能性がある。米国防総省の国防情報局(DIA)が明らかにした。米情報機関が、中国のレーザー衛星破壊兵器(ASAT)の配備計画の詳細を明らかにするの…

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中国が選ぶ18年十大ニュース

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 習主席の権威付け前面に 成長鈍化や格差拡大に触れず  2018年は習近平2期政権の初年であったが厳しい年であった。前年秋の19回共産党大会(19大)で中国は21世紀中葉に向けて「世界最大の国…

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バンコク新中央駅誕生へ

地球だより  バンコク北部のバンスーに、巨大なアーチの形をした東南アジア最大の駅舎「バンスー・グランド・ステーション」が建設中だ。  ラオスのビエンチャンやマレーシアのバターワースなどから来る国際列車のターミナル駅として…

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「一帯一路と中央アジア」でシンポ

 「『一帯一路』構想の現状と中央アジア」をテーマにしたシンポジウムがこのほど、都内で行われ中国の「一帯一路」構想を軸に、ユーラシア大陸の政治・経済情勢を論じた。主催したのは、2000年にスタートしたIIST(一般財団法人…

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英空母極東派遣、南シナ海で重要な対中抑止力

 英国は最新鋭の主力空母「クイーン・エリザベス」を太平洋に派遣すると発表した。  欧州連合(EU)からの離脱期限が来月に迫る同国が新たな国際戦略を打ち出す中、インド太平洋への海洋進出が著しい中国の、特に南シナ海「領有」化…

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米中国交「40周年」中国の本音

平成国際大学教授 浅野 和生 台湾統合に武力行使も 米国はアジアの安定を保証  40年前の1月1日、米中の国交が正常化された。これに伴い、その1月1日にアメリカと台湾は断交となった。しかしそのアメリカは、国内法で「台湾関…

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ビル・ガーツ氏

戦争へのAI導入目指す中国

 中国人民解放軍(PLA)国防大学の軍事専門家が、将来のハイテク戦争は従来の破壊から、人工知能(AI)を使った高速で大規模な破壊作戦へと移行するとPLAは、考えていると強調、コンピューターで問題を解決するための方法や手順…

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中国は「無神論者の独裁」

関係深めるバチカンも批判 香港の枢機卿に「トルーマン・レーガン自由賞」  米非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」はこのほど、首都ワシントンの連邦議会で、自由と民主主義の促進に貢献し、共産主義に反対してきた個人や団体に贈ら…

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科学強国・中国は人類の悪夢

米中新冷戦 第3部 識者インタビュー (24) 評論家 黄文雄氏 米中関係は、これから新冷戦時代を迎えることになるのか。  冷戦という言葉は、的確ではない。米中は互角のパワーを所持しているわけではないからだ。米国の力は圧…

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重要性増すインドの役割

米中新冷戦 第3部 識者インタビュー (23) 米ハドソン研究所研究員 長尾賢氏 米中対立の中でインドの役割をどう見る。  インドの存在は、日米にとって中国との軍事バランスを維持する上で有益な側面が三つある。一つは、日米…

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習氏自ら潰した「中国幻想」

米中新冷戦 第3部 識者インタビュー (21) 評論家 石平氏(下) 米国から「城下の盟」を強いられた習近平中国国家主席の政治的求心力が揺らぐ懸念はないのか。  米国はどちらでもいい。習氏が潰(つぶ)れたら、別の話の分か…

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ゲノム編集双子、生命軽んじる暴走を防げ

 中国・南方科技大の賀建奎副教授が昨年11月に「ゲノム編集」技術を使い、エイズウイルス(HIV)に感染しないよう受精卵を操作して双子を誕生させたと主張した問題に関し、地元広東省の調査チームは、賀氏が「個人の名誉と利益のた…

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貿易戦争で追い込まれる習氏

米中新冷戦 第3部 識者インタビュー (20) 評論家 石平氏(上) 米国にこれまでの対中関与政策を放棄させた背景は何か。  習近平国家主席の独裁化だ。胡錦濤政権時代は、ある程度、国内の批判も容認した。しかし、習近平政権…

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中国軍が衛星破壊ミサイルを配備

 中国軍が衛星攻撃兵器(ASAT)を複数の部隊に配備、訓練を行っていることが、国防総省・国家航空宇宙情報センター(NASIC)の報告書「宇宙での競争」から明らかになった。米国の人工衛星を破壊できる兵器であり、宇宙での米国…

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選挙中、ニセの検問に注意

地球だより  フィリピンでは5月の中間選挙に向け、徐々に緊張を帯びてきた。日本でも選挙に演説合戦などは付き物だが、フィリピンでは銃弾や手榴弾(りゅうだん)が飛び交う選挙戦が繰り広げられるため、地域によっては治安が著しく悪…

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ポル・ポト政権崩壊40年 カンボジア、民主主義の危機

 カンボジアは昨年、国連カンボジア暫定機構(UNTAC)による総選挙が行われてから25周年を迎えた。その四半世紀を経て、カンボジアの民主主義は危機を迎えている。(池永達夫) フン・セン首相、開発独裁へ総仕上げ  シハモニ…

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経済減速リスク、求心力維持へ台湾侵攻も

米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (12)  新外交フォーラム理事長の野口東秀氏は、中国経済を「2019年は厳冬期で、雪の上に霜が降る状態だ」と語る。  米国との貿易摩擦で減速を余儀なくされている中国経済は現在、…

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